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トヨタの燃料電池を搭載したトラクターヘッドを米老舗のケンワースなどが量産へ……デイリーEVヘッドライン[2023.05.08]


TEXT:福田 雅敏、ABT werke
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トヨタは2023年後半からモジュールの生産を開始し量産化
筆者もトヨタのモジュールを使用した商用FCEVを計画中

【THE 視点】トヨタ・モーター・ノース・アメリカ(トヨタ)とパッカー(米国の商用車メーカー)は5月2日、燃料電池(FC)モジュールの供給に関する提携を発表した。

パッカー傘下の老舗トラック・ブランド「ケンワース」と「ピータービルト」にFCモジュールを供給し、トレーラーを牽引するトラクターヘッド「ケンワース T680」と「ピータービルト 579」に搭載。両車は量産モデルで、2024年から納入開始となる。

トヨタとパッカーは、FCEVトラックの開発で数年にわたり協力関係を築いてきた。今回の発表以前に「ケンワース T680 FCEV」10台をロサンゼルス港にテスト導入していた。今回の発表は、その成功を受けてのもの。もちろんテストのフィードバックにより、量産車の性能は強化されているという。

このトヨタ製の大型車用FCパワートレインは、カリフォルニア州大気資源委員会 (CARB)から、ゼロ・エミッション・パワートレインの認証を取得した。トヨタは2023年後半から、アメリカ国内にてモジュールの生産を開始する。

港湾のゼロ・エミッション化が急務とされるなか、アメリカの老舗のトラックメーカーは、トレーラー・トラックのFCEV化という答えを出した。大型車のFCEV化は、ゼロ・エミッションに大きく貢献できるに違いないだろうし、その中核技術をトヨタが担う意味は大変に大きい。

実は筆者も、トヨタから最新のFCモジュールを購入し、現在それを用いてFCEVバスかトラックの開発を計画している。商用車のFCEV化は、日本のゼロ・エミッション化にとっても重要な役割を担うと確信している。
(福田雅敏-EV開発エンジニア、THE EV TIMES エグゼクティブ・アドバイザー)

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