ニュース
share:

次期MINIクロスオーバーEV版の詳細が公開。航続距離450kmでツアラーとしてのポテンシャルも


TEXT:TET 編集部
TAG:

サイズ拡大で居住性がさらにアップ

MINIでは新型カントリーマンのボディサイズについても一端を公開しており、全長は現行型より130mm延長され4429mmになる模様。延長分は室内空間の拡大に充てられ、乗員のスペースと快適性がさらに向上するようだ。また、全高は60mmほど高められ1613mmとなり、ヘッドルームにこれまで以上の余裕をもたらす。現在の日本仕様は全長4315mm×全幅1820mm×全高1595mmとなるが、数値の差は計測方法の違いによるものだろう。

新型カントリーマンのEV仕様は、走行時のゼロエミッションを達成しているのはもちろん、生産面でもサステイナビリティに最大限配慮されており、アロイホイールは最大70%が再生アルミニウムとなるほか、生産時にグリーン電力を使用することで、従来の製造工程と比較してCO2排出量を大幅に削減するとのこと。インテリアについても、ダッシュボード、ステアリングホイール、ヘッドライナーおよびフロアマット等の表面に、ペットボトルやカーペットの廃材から得られる再生ポリエステルが使用される。

なお、新型カントリーマンはドイツで生産される初めてのMINIとなるが、ライプツィヒ工場は敷地内に高さ190mの風力発電機4基を有するほか、バッテリーファームでは、「BMW i3」から回収された700個の高電圧バッテリーがエネルギー貯蔵に使用されており、製造現場の脱炭素化も急速に進んでいるようだ。

個性的なスタイリングに加え、パワーと実用性も兼ね備えた新型MINIカントリーマン。生産開始は本年11月となるが、ぜひ日本市場への導入も期待したいところだ。

 

TAG:

PHOTO GALLERY

NEWS TOPICS

EVヘッドライン
中国から地球上最強コスパの新星EV現る! IMモーターL6の驚くべきスペックとは
BYDの売り上げ鈍化に注目しても意味なし! むしろ心配すべきはテスラか? BYDは利益率も投資額も驚くべき水準だった
いすゞがピックアップトラック「D-MAX」にBEVを用意! バンコク国際モーターショーでワールドプレミア予定
more
ニュース
EVとしては使えなくなってもまだまだ再利用できる! 日産リーフのバッテリーを再利用したポータブル電源が「JIDAデザインミュージアムセレクションVol.26」に選定
ジープ初の電気自動車「アベンジャー」に限定色「レイク」をまとった100台の特別限定車が登場
ASIMOがOSになって帰ってきた! ついにお披露目された「Honda 0シリーズ」が掲げる壮大な未来とは
more
コラム
「ガソリン旧車価格が爆騰」「クルマを所有しなくなる」 数十年後の自動車社会はどうなるのか現実的に想像してみた
テスラが日本を変える可能性! ヤマダデンキで「パワーウォール」を販売する裏にある壮大な計画
中国市場は「中国国産」BEV強し! テスラが奮闘するも日本もドイツも苦戦
more
インタビュー
電動化でもジーリー傘下でも「ロータスらしさ」は消えない? アジア太平洋地区CEOが語るロータスの現在と未来
「EX30」に組み込まれたBEVの動的性能とは。テクニカルリーダーが語る「ボルボらしさ」
「EX30」には、さまざまな可能性を。ボルボのテクニカルリーダーが話す、初の小型BEVにあるもの
more
試乗
【試乗】CR-Vに中身を乗っけただけのプロトなのにもう凄い! ホンダの次世代BEV「0シリーズ」に期待しかない
【試乗】二度見必至の存在感は普通のコナとはまるで別モノ! イメージを大きく変えたヒョンデ・コナ「N Line」に乗って感じたマルとバツ
ボルボEX30で11時間超えの1000km走行チャレンジ! 課題は90kWまでしか受け入れない充電性能
more
イベント
外からもまる見えな全面ガラスドアも高齢化が進む地域のモビリティとして最適!? タジマの超低床グリーンスローモビリティ「NAO2」が斬新すぎた
EVはレアメタルが詰まった都市鉱山! CEATEC2024でBASC展示が提唱するサーキュラーエコノミーというバッテリーとは
畳めるバイク! 階段を上り下りできるカート! 自由な発想のEV小型モビリティが作る明るい未来を見た!!
more

PIC UP CONTENTS

デイリーランキング

過去記事一覧

月を選択