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キアは3月29日、3列シートフラッグシップSUVであるBEVの「EV9」を世界初公開した。2023年第2四半期に韓国市場向けに予約販売を開始、2023年の後半から一部の国で発売される予定だ。キアはヒョンデ・グループ傘下にあるが、ヒョンデはBEVのアイオニック5とFCEVのネッソで日本に再上陸し、年内にBEVのコナも日本に導入することを発表済みだ。ブランドが違うためキアの日本導入は考えにくいが、BEVで3列シートSUVという特徴のあるEV9が日本に導入されれば希少なモデルとなるだろう。韓国以外の導入国の発表を待ちたい。
車両詳細については以下の通り。仕様情報はワールドプレミア時のもの。
優れたデザインと技術でSUVのユーザーエクスペリエンスを再構築する
EV9は、Electric Global Modular Platform(E-GMP)をベースに、運動性能を確保しつつ、WLTPモードで541km(RWDのロングレンジモデル、19インチホイール装着車の場合)を超える航続距離を実現した。800ボルトの超高速充電機能により、約15分で239km分の充電が可能だ。
将来的にEV9 GT-lineに搭載されるハイウェイ・ドライビング・パイロット(HDP)システムは、特定の市場で条件付きレベル3の自律走行を可能にする。また、デジタル機能やサービスをオンデマンドで購入できる「キアコネクトストア」を導入し、顧客が欲しい機能を柔軟に選択できる。さらにOTA(Over the Air)アップデートでいつでもEV9の能力を継続的にアップグレードすることが可能だ。
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