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シカゴオートショー開幕、シボレーやクライスラー、ダッジなどがSUVやマッスルカーの電気自動車を出展


TEXT:曽宮岳大
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2024年に登場するマッスルEVを示唆「ダッジ・チャージャー デイトナ SRT EVコンセプト」

アメリカ車のEV化はSUVだけにとどまらない。60-70年代に隆盛を極め、21世紀に再びリバイバルを遂げたマッスルカーについても電動化の動きが見られる。アウトローな雰囲気を漂わす2ドアクーペ、「ダッジ・チャージャー デイトナ SRT EVコンセプト」もそのひとつ。コンセプト段階ながら、ダッジは2024年中にEVのマッスルカーを投入することを明らかにしており、市販化が期待できそうだ。

ダッジは同モデルに「eステージ1」と「eステージ2」と呼ぶ、2種類のチューンを設定し、eステージ1が340kW(455hp)、eステージ2では440kW(590hp)を生み出すとのこと。かなり刺激的な加速力が期待できそうだ。コンセプトカーは305mm幅のドラッグレース用タイヤを装着しており、内に秘めた性能の高さを主張。また、出力だけでなくサウンドでもドライバーを魅了するとしており、サウンドジェネレーターの搭載も想定しているようだ。

クライスラー初のEVとなる高級セダン「エアフロー コンセプト」

「クライスラー・エアフロー コンセプト」は、2025年に登場が予定されているクライスラー初のバッテリーEVのプロトタイプ。4名の乗員に広々した空間を提供する4ドアハッチバックをまとう。大型のパノラミックグラスルーフを備え、心地よい空間を提供する。

パワートレインについて詳細は明らかにされていないが、航続距離は400マイル(約640km)とされる。なおクライスラーは2025年にバッテリーEV第1弾を投入し、2028年にはバッテリーEVのラインナップを完成させる計画だ。今後同ブランドからは続々とEVが登場することになりそうだ。

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