#THE視点
TEXT:TET編集部
デイリーEVヘッドライン[2022.11.24]

    ・アバルト、「フィアット500e」のスポーツバージョン「Abarth 500e」を本国で発表……出力114kW(155ps)、トルク235Nm、35分で8割充電 【THE 視点】アバルト500eは、フィアット「500e」がベースで、強化されたモーターは、最高出力が87kW(約118ps)から114kW(155ps)へ、最大トルクが220Nmから235Nmへ増加した。  バッテリーは総容量が42kWhとベースとなる500eと同じ。充電は欧州では85kWの急速充電システムに対応する。  日本での販売時期、価格などは未定だ。日本に導入される際には、フィアット500eが急速充電が出来ないとされる原因である、急速充電アダプター(CHAdeMO変換)問題が解決されることを祈る。  また、フィアット500eはリース販売のみとされてるが、現金購入やローン等購入の選択肢も増やして欲しいものである。 (福田雅敏-EV開発エンジニア、THE EV TIMESエグゼクティブ・アドバイザー) ・中国産車載電池のシェアが46%に、日経シェア調査……中国依存度の高さ鮮明に ・ステランティスジャパン、エネオスの新急速充電サービス「ENEOS Charge Plus」を正規ディーラーに導入……59店舗で利用可能 ・ポールスター、セダンモデル「Polestar 2」の生産台数が10万台に……2年半で達成 ・ヤマハ、ジュビロ磐田メモリアルマラソンに電動スクーター「E01」を提供……救護班はじめ警備、広報関係者の移動に ・藤沢市、湘南アイパークで自動運転の実証実験……「医療×移動」をテーマに車内で心電図や血圧などの計測を実施 ・神戸市、小型EVバスを用いた社会実験を実施……六甲山周辺で23日から27日までの5日間 ・東京ガス、ホンダの熊本製作所に太陽光発電およびリチウムイオンバッテリー設置へ……国内工場向け最大規模、20MWhのリチウムイオンバッテリーおよび屋根置き型1,200kW・カーポート型800kWの太陽光発電設備 ・EVバイクの「aidea」、配達向けモデル「AA-wiz」および新聞配達向け「AA-wiz PRO」を発表……52万8000円から、50ccクラス、125ccクラスを用意、1回の充電で123km走行

TAG: #500e #THE視点 #デイリーEVヘッドライン #フィアット
TEXT:TET編集部
デイリーEVヘッドライン[2022.11.23]

    ・VW、新型EV「ID.4」日本発売……499万9000円からで2グレード展開、上位機種の最大航続距離は561km 【THE 視点】フォルクスワーゲンジャパン(VW)は、電気自動車(EV)専用アーキテクチャーを採用したEVブランド「ID.」シリーズのブランド初となるフル電動SUV「ID.4」を、11月22日より販売を開始した。  試乗記などは他に譲るが、グレードは2種類用意され、125kW(170ps)モーター/52kWhバッテリーの「ライトローンチエディション」、150kW(約204ps)モーター/77kWhバッテリーの「プロローンチエディション」となる。  この2種類のバッテリーモジュールは、リリースには珍しく重量が記載されていたので触れておく。日本市場に導入する「ID.4」に搭載される2種類のバッテリーは、それぞれ寸法と重量が異なり、52kWhバッテリーの重量は344kg、77kWhのバッテリーシステムの重量は493kgである。エネルギー密度は、モジュールで約150Wh/kgとなる。  このバッテリーは、8年間または走行距離16万km走行(どちらか先に到達した方)後もオリジナルの充電容量の70%を維持することを保証するとしている。 (福田雅敏-EV開発エンジニア、THE EV TIMESエグゼクティブ・アドバイザー) ・2022年10月の主要国EV販売台数は90.4万台……マークラインズ発表、前年同月比51.5%増(日本含む主要11カ国+北欧3カ国から集計) ・VW、「ID.4」体験スペースを東京ミッドタウンにオープン……「ID.SQUARE」として12月12日(月)〜25日(日)まで ・VW、150kWの急速充電網「プレミアム チャージング アライアンス(PCA)」に加入……アウディ、ポルシェと相互利用可、国内約210拠点、220基のネットワーク ・アウディ、「e-tron」のレーシングカー「Audi S1 Hoonitron」のスペック公開……ツインモーター4WDで出力500kW/トルク640Nm、ケン・ブロック選手のデモラン動画が450万再生 ・アウディ、「Q4 e-tron」発売記念のイベント「Audi Q4 e-tron ドローンショー」を開催……500機のドローンが国立競技場上空に「Audi Q4 e-tron」を描く ・KGモーターズ、開発中の超小型EVの第1弾ティザーを公開……1人乗りで空調付き、東京オートサロン2023に試作車展示 ・マツダ、2030年までにグローバル販売のEV比率を最大40%に……3フェーズに分け電動化、第2フェーズで中国ほかグローバルにEV専用車導入 ・マツダ、電動駆動ユニットで国内7社と協業……合弁会社「MHHO Electric Drive株式会社」を設立 ・マツダ、バッテリー大手「エンビジョンAESC」からEV用電池を調達……国内向けEVに搭載予定、調達含む投資規模は1兆5000億円との報道 ・NEC、ENEOSの急速充電サービス「ENEOS Charge Plus」に決済システム提供……マルチ認証・決済エッジ端末の開発・導入、マルチ認証・課金クラウドサービスまでをトータルに ・自民党、自動車議員連盟が「モビリティを軸に成長する未来社会を考える会」設立……経団連や政府と連携し産業政策を立案・提案していく ・BMW、EVのコンパクトSUV「iX1」がドイツ本国でラインオフ(11月11日)……レーゲンスブルク工場のEV化推進 ・LG化学、米にバッテリー用素材「カーソド」の工場建設……30億ドル以上を投資し年間12万トンのカソードを生産

TAG: #ID.4 #THE視点 #VW #デイリーEVヘッドライン #電気自動車
TEXT:TET編集部
デイリーEVヘッドライン[2022.11.22]

    ・東京都、ZEV-Tokyo Festival開催……フォーミュラEがデモラン 【THE 視点】東京をフォーミュラEが走った! 19日(土)に東京都庁前で開催された「ZEV-Tokyo Festival」、20日(日)にはお台場での「JAF MOTORSPORT JAPAN 2022」において、フォーミュラEのデモランが行われた。  東京都の小池都知事は、「ZEVの普及を一気に進めるということで、電気自動車のF1とも言われるフォーミュラEを、2024年の春に東京で開催するという協定を大会主催者と結んだ」と語った。  ようやく日本にも来たか! といった感じだが、東京で走る車両は、これまでのGen.2から大幅に性能がアップされるGen.3となる予定だ。  モーターの最高出力は250kWから350kWに、ドライバーを含んだ最低重量も900kgから840kgへと低減され、最高速度は280km/hから320km/hへと大幅に性能が向上した仕様となる。 開催は1年以上先だが、EV好きやモータースポーツ好きにとっても今から楽しみなイベントだ。 (福田雅敏-EV開発エンジニア、THE EV TIMESエグゼクティブアドバイザー) ・第28回日本EVフェスティバルがお台場で開催……「日産・サクラ」「VW・ID.4」など展示 ・自民党、税制規制議論開始で走行距離課税に焦点……12月中旬に大綱まとめる ・フォーミュラE、シーズン9のスケジュール発表……レギュレーション変更で1レース45分から周回数カウントに ・韓国、エコカー登録150万台の中EV比率が73%増……EV登録36万5000台 ・テスラ、米国で32万1000台リコール……尾灯が断続的に明るくならない可能性 ・フィアット、1台限りの「500e」をLAモーターショーで公開……ジョルジオ・アルマーニ仕様のワンオフ ・フィスカー、新型EV「オーシャン」生産開始……航続距離547kmのSUV、23年生産分は完売 ・VW、EV商用車「ID.Buzzカーゴ」を引き渡し……ドイツの家電ブランド「ミーレ」に ・ベトナムのビンファスト、米レンタカー会社から大量受注……5人乗りSUV「VF8」と9人乗りSUV「VF9」の計2500台 ・キア、豪でカーオブザイヤーに……「EV6」が「BMW・iX」、「テスラ・モデルY」など抑え ・トルコ、初の国産常用EVの試験生産開始……来年3月までにSUVタイプ発売予定 ・エネオス、新充電サービス「ENEOS Charge Plus」開始……22年度中に170基の急速充電器設置、SSネットワークほかコンビニなどにも

TAG: #THE視点 #ZEV-Tokyo Festival #デイリーEVヘッドライン #フォーミュラE #福田雅敏
TEXT:TET編集部
デイリーEVヘッドライン[2022.11.21]

  ・自工会、EV走行距離税反対表明……地方在住者や物流業者の負担増加など課題「電動車普及にブレーキをかけてしまう」 【THE 視点】内燃機関の自動車税は、乗用車を例にすると排気量に応じて軽自動車を含め11段階の税率が設定されている。  軽自動車は、内燃機関もEVも同じ税額の1万800円となるが、それ以外は内燃機関の排気量に応じて2万5000円~11万円となる。現在はEVの場合排気量の設定がないため、一律最低税率の2万5000円となっている。  これからEVが普及すると、自動車税やガソリンに課せられる発油税などの減収が予想される。そこで考えられるのが、出力に応じた自動車税率である。  カタログ等では、最高出力で表現されることが多いが、実は車検証に記載されているのは定格出力。おそらく税率もこの定格出力で税率が設定されるだろう。 (福田雅敏-EV開発エンジニア、THE EV TIMESエグゼクティブ・アドバイザー) ・「ジャパンモビリティショー」、2023年に開催へ……東京モーターショー改め ・平田機構、株価一時6%高……EV関連の大型受注影響、受注金額75億円超え ・LAモーターショー開幕、トヨタのbZコンセプトなどEV多数出展……27日まで一般公開 ・三菱ふそう、EVトラック「eCanter」をG20に出展……サミット併催のEV展示会で ・レクサス、EVモデル「RZ」をLAモーターショーに出展……米国仕様はフロントモーター204PS、リアモーター109PSの仕様に ・トヨタ、新型「プリウスPHEV」の航続距離増加……従来比50%以上増加の40km ・VW、EモデルV「ID.エアロ」をLAモーターショーに出展……航続距離620kmのEVセダン ・VW、ID.シリーズが世界販売50万台達成……「ID.4」は年内の国内導入控える ・北九州市で太陽光発電から直接EVに充電する実証実験開始……一度に4台同時充電 ・GM、EV事業を25年に黒字化……連邦補助制度で利益率を内燃機関車並みに ・三菱、「ミニキャブミーブ」の一般販売再開……軽EVの商用車、補助金利用で約200万円 ・欧州と中国でEVシェアが20%超えへ……2022年上半期集計 ・ジェネシス、EVのコンセプトカー「Xコンバーチブル」を公開……4人乗りのEVオープンカー ・日本電産、EVの駆動装置をメキシコで生産……1000億円投資で現地工場建設 ・中国、リチウム電池供給網の監督を強化……買い占めなどの不公正な取引を抑制 ・電動三輪バイク「PXiD F2」登場……モーターガレージグッズがクラウドファンディング開始、後輪二輪が車体とともに傾く ・フォーミュラEが東京都庁前をデモラン……ZEV-Tokyo Festivalで ・中国・上海に自動運転高速道路が開設……上海初の設備で実証を加速 ・埼玉のマルチテナント型物流施設の送迎バスにEV導入……大和ハウス、東京センチュリー、日本カーソリューションの3社協力で23年3月から

TAG: #THE視点 #デイリーEVヘッドライン #福田雅敏 #自動車工業会 #自動車税
TEXT:TET編集部
BMW、7シリーズのEV版「i7」を発表……デイリーEVヘッドライン[2022.11.16]

  ・BMW、7シリーズのEV版「i7」を発表……V8ツインターボ並みの400kW(544ps)を発生、前後2モーター4WD、1670万円〜 【THE 視点】BMWのフラッグシリーズセダン7シリーズにEV版の「i7」が発表された。 xDrive60というグレードネーミングから、ガソリン車760i相当の動力性能が与えられ、2モーター全輪駆動で最大出力は400kW(544ps)。バッテリー容量は101.7kWhが床下に搭載され航続距離は650km。モーター特有の低速トルクの大きさから、旧型V12の760の加速性能を圧倒するだろう。  外観は、フロントフェイスが一新され、これまでのBWWと言うより「ロールスロイス」に似た感じは圧巻。更に後席に装備されるシアタースクリーンは31.1インチの8Kパノラマ。このような大型スクリーンを搭載できるようになったのは、ルームミラーの電子化 (カメラ化)によるものと推測。後席は、このシアタースクリーンとEVの静かさでこれまで以上の快適な空間となるだろう。 (福田雅敏-EV開発エンジニア、THE EV TIMES エグゼクティブ・アドバイザー) ・テスラ、千葉初の「テスラセンター」をオープン……試乗から購入までセールス、アフターをサポート ・京セラ、EVモーターハウジング向けボアカッタを展示……第31回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2022)で ・テスラ、他社EVに充電ネットワーク開放へ……テスラ製充電コネクタ搭載で ・ポルシェ、マカンEVを一部公開……441kW(600ps)のハイパワーマシンとして2024年に発売 ・BMW、新型EV「iX1」の生産を本国で開始……最高出力233kW(307ps)、0-100km/h加速5.6秒、最高速度180km/hの電動SUV ・テラモーターズ、丸八アセットマネージメント賃貸物件にEV充電インフラを整備へ……「Terra Charge」を無料提供 ・岩手・一関高専が無給電EVキットを開発へ……民間企業とタッグで50〜100km/日の無給電走行目指す ・アゼルバイジャン、一部EV輸入関税撤廃……3年以内に工場出荷のEVと充電装置に12月10日から適用 ・ヤマト運輸と京セラコム、小型自動運転EVで無人宅配の実証実験……北海道石狩市の一部エリアで ・スバル、ソルテラに最高の安全評価……JNCAPの自動車安全性能2022ファイブスター賞獲得 ・西鉄、既存バスのEV化推進……ディーゼルエンジンからモーターへ、2035年までに保有の3割をEV化

TAG: #BMW #i7 #THE視点 #デイリーEVヘッドライン

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