#日本メーカー
TEXT:福田雅敏、ABT werke
日産がEVを含む電動車を拡充、2030年の当初予定を増加……デイリーEVヘッドライン[2023.02.28]

「Nissan Ambition 2030」に向け電動化車種を大幅に増加 電気自動車(EV)19車種を含む27車種展開へ 【THE 視点】日産は、2022年に発表した長期ビジョン「Nissan Ambition 2030(ニッサン・アンビション2030)」を見直し、電動化戦略をさらに加速させると発表した。 電動化をより一層推進していくため「Nissan Ambition 2030」で公表した2030年までに投入する電動車両のモデル数を拡充。従来の「15車種のEVを含む23車種」との発表を「19車種のEVを含む27車種」とした。 これはインフィニティを含むグローバルでの車種展開であるが19車種のEVとはかなり多い。2030年までにということはあと6年余り。毎年3〜4車種の電動モデルが発売される計算となる。 日本でどれだけ販売されるか不明だが、ここのところは日本での販売車種が絞られてきた傾向にある日産自動車なので、海外同様にラインナップを拡充してほしい。 展開車種を想像すると、次期「GT-R」がいきなりEVとなるとは考えられないので、ハイブリッド車(HV)になるのではと想像する。しかし次期「スカイライン」などは、EV化されるのではないだろうか。 同様に「シルビア」や「ブルーバード」クラスの小型車(5ナンバーサイズ)のほか、「ステージア」以降はステーションワゴンもラインナップにない。「マーチ」も消えたままだ。これらのモデルをはじめ、ついでにピックアップトラックやオープンカーも、これを機にEVとして見直しても良いのではないだろうか。 ここのところ値上げと納期遅延が相次いでいる日産のEV。補助金に頼らず購入できるような魅力的なEVをリーズナブルな価格で早く出してほしいものだが、いずれにせよ今後の日産から目が離せなくなってきた。 (福田雅敏-EV開発エンジニア、THE EV TIMES エグゼクティブ・アドバイザー) ★★HW ELECTRO(HWエレクトロ)とENEOS WING(エネオス・ウイング)が業務提携……小型商用EV「ELEMO」シリーズを全国に販売しメインテナンス体制も拡充 ★★トヨタ、燃料電池モジュールの供給先を新たに決定……フランスのトラック企業「Hiliko」向けに ★プロテリアル(旧日立金属)、「窒化ケイ素基盤」を増産……EV向けパワー半導体に使う重要部材 ★水素・燃料電池の展示会「FC EXPO 春 2023」が開催……3月15日(水)〜17日(金)の間「東京ビッグサイト(東京都江東区)」にて

TAG: #THE視点 #日本メーカー #福田雅敏

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