#二輪EV
TEXT:TET 編集部
都市部の入り組んだ細い道を素早く移動するパルクールのような電動モビリティ! 新型「BMW CE 02」が登場でいまなら10万円キャッシュバックのチャンスあり

新しい都市型電動モビリティが誕生! 2024年4月26日(金)、ビー・エム・ダブリューは、BMW Motorradの新しい都市型電動モビリティ「新型BMW CE 02(シーイー・ゼロツー)」の販売を開始する。価格は税込み125万円。 BMW CE 02は都市部向けの電動二輪車両。「C」はBMW Motorradのアーバン・モビリティCシリーズを、「E」は電動駆動を、「02」はエンジン排気量換算で200cc相当を意味する。日本では普通自動二輪免許(中型免許)およびAT限定普通自動二輪免許で運転ができ、軽二輪登録のため車検は不要、2名乗車が可能だ。 最高出力は15馬力で、最大トルクは55Nm。最高速度95km/h、最大航続距離90km(WMTCモード)で、0-50km/h加速は3秒だ。 BMWはCE 02を電動スクーターでも電動バイクでなく「eパルクーラー」と称す。パルクールが建物と建物の間を飛びまわりながら移動するように、都市部の入り組んだ細い道を素早く移動する様子をイメージして定義された、新たな都市型電動モビリティの呼称だという。 それゆえ、デザイン面では必要不可欠なものに絞っているが、足もとには大径のアロイホイールとワイドタイヤを装備。フレーム、ホイール、フロントフェンダー、トリプルクランプフェアリングの基本色はブラックで、エンジンカバーにはグラナイトグレーメタリックマットを採用している。 日本導入カラーのコスミック・ブラック2はカラフルな外観を備える。ゴールドにアルマイト処理されたフォークと、対照的なカラーであるペトロールとの組み合わせによるテープデザインが先進的な印象だ。 従来の電気自動車用の充電設備が不要で、一般的な家庭用コンセントでの充電が可能。公共の充電ステーションやウォールボックス、そのほかEV専用プラグでは充電不可となる。また、日本仕様の充電器は100Vに対応しており、ハイスピード・チャージャーが装備される。充電器はハイスピード・チャージャーと通常充電の切り替えを電力によって自動で切り替える。 2024年3月22日(金)~5月31日(金)には、早期購入特典として「CE 02 SNSアンバサダーキャンペーン」を実施。納車時に個人のSNSにて指定の#(ハッシュタグ)テキストを入れてBMW CE 02の感想を投稿することで、10万円がキャッシュバックされる。 また、BMW CE 02は従来の販売方法に加えて、ディーラー店舗に足を運ぶことなくオンライン等の手続きのみで購入できる新たな販売方法「デリバリーセールス」をBMW Motorradとして初めて実施する。

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TEXT:TET 編集部
量産モーターサイクルでは世界初採用! ストロングハイブリッド搭載 で後退もできるカワサキ「Ninja 7 Hybrid」

圧倒的加速感と低燃費のストロングハイブリッドバイク カワサキモータースジャパンは、ストロングハイブリッドモーターサイクル「Ninja 7 ハイブリッド」を2024年6月15日から発売すると発表した。 Ninja 7 ハイブリッドは、スクーターを除く主なモーターサイクルメーカーの量産車において、世界で初めてストロングハイブリッドを搭載したモーターサイクルだ。車体サイズは全長2145mm、全幅750mm、全高1135mmでシート高は795mmというから、600ccクラスに相当する。 それでいながら「e-boost」機能を使えば瞬時に1000ccクラスのスタートダッシュを見せる俊敏性を備えている。一方でハイブリッドならではの燃費性能も兼ね備え、燃料消費率は250ccクラス並みというからストロングハイブリッドの効果は絶大だ。 ハイブリッドシステムは、最高出力43kW、最大トルク43N・mを発生する451ccの4ストローク並列2気筒エンジンと、最高出力9kW、最大トルク36N・mを発生するシリンダー後方に設置されたコンパクトなトラクションモーター、それに48Vの大容量リチウムイオンバッテリーから構成されている。システム最高出力は51kW(69馬力)、システム最大トルクは60N・mだ。 このストロングハイブリッドパワーユニットは、同クラスのモーターサイクルでは採用されておらず、カワサキのNinja 7 ハイブリッドが世界初採用となる。ガソリンエンジンとトラクションモーターが協調して、扱いやすいキャラクターと低中回転域における力強いトルクを生み出すだけでなく、大容量バッテリーにより限られた距離ではあるものの、モーターのみでの走行も可能にしている。 したがって、閑静な住宅街などでは、Ninjaだけに忍者の忍び足のごとくサササっと静かに走り去ることもできるのだ。 走行モードは大きく分けて3つ用意されている。エンジンとモーターの能力をフルに発揮する「SPORT-HYBRID」、モーターで発進しつつ必要に応じてエンジンが協調する「ECO-HYBRID」、静かでクリーンな低速用の「EV」。そこに先述した「e-boost」機能が補完されるわけだが、これは「SPORT-HYBRID」モードを選択したときに、5秒間だけ作動させられるスペシャルな機能だ。作動させると一時的に全域での出力を650㏄クラスのマシン並みに向上させ、特定の条件下では同社のZX-10Rをも凌ぐ発進加速が可能になるという。 ここまではすべて通常走行におけるモードだが、駐輪場での取りまわしに有効なウォークモード(後進機能付き)も装備されている。モードを作動させてスロットルを開くと、車体が歩行に近い速度で前進するだけでなく、スロットルを全閉させてさらに奥へまわすと微速で後進する、モーターを搭載しているハイブリッドモデルならではの便利機能だ。

TAG: #カワサキ #ハイブリッドバイク #二輪EV
TEXT:TET 編集部
e-スノーバイクで安比の雪原を駆け抜けろ! e-スノーパーク・e-スノーツアー開催

EVバイクでの雪上走行をたっぷり楽しめるプランも設定 宮城県仙台市に本社を置く自転車・オートバイの販売店「ハヤサカサイクル」が、3月20日までまったく新しいウインターアクティビティの体験会を、岩手県の安比高原スキー場で開催している。 アクティビティに用いられるのは、「e-スノーバイク」だ。これは、EVバイクとしてデザインと性能の両面で世界的に高い評価を受けている「Sur-ron」をベースに、前輪にスキー、後輪にクローラーを採用したアタッチメントキット「TRACKN GO」を装着したものだ。 e-スノーバイクは、燃焼機関を持たないEVバイクの魅力でもある静粛性と瞬発力、強いトルクにより30度程度の勾配を走破できるパワーがあり、時速40km程まで加速することができる。一般的なレジャーで活用されるスノーモービル等と比べると、車体自体が軽量なため取りまわしがしやすく、オートマチック機構を採用しているので操作も簡単。だから初めて乗っても気構えることなく雪上を楽しむことができるという。 操作に慣れれば雪原のあらゆる場所を走破することも可能だ。二輪車の特性を持ちながら積雪路を走破できるe-スノーバイクは、スキーやスノーボード、スノーモービルとはまた違った楽しさを持つ新しいウィンターアクティビティなのだ。 そんなe-スノーバイクを気軽に楽しめるアクティビティが、3月20日まで安比高原スキー場で開催されている。アクティビティは2種類ある。ひとつ目は「e-スノーパーク」と呼ばれる、1周約200mのコースをe-スノーバイクで駆けまわるプランだ。雪上を走行するEVバイクをちょっとだけ試してみたいという方に向けて、コブや緩やかな起伏のあるコースで気軽に体験できるプランになっている。 体験時間は、お試しコースの10分と体験型コースの30分に分かれる。参加費用は10分コースがひとり税込み2000円。30分コースはひとり税込み6000円だ。満15歳以上で自転車を運転可能な方、e-スノーバイクにまたがって両足が地面につくことが参加条件となる。推奨身長は150cm以上で、未成年の体験者は家族の同伴が必要になるという。 ふたつ目のアクティビティは「e-スノーツアー」だ。約60分の体験時間が設けられ、雪原をクルージング。e-スノーバイクの魅力を存分に味わえるだけでなく、安比高原スキー場の林間コースを走って岩手山が見えるビューポイントを目指す往復8kmのコースや、早朝の山頂を目指す特別なツアーも開催され、安比高原の大自然も堪能することができる。 e-スノーツアーは午前10時と午後2時の1日2回開催され、参加費用はひとり税込み1万円。参加条件はe-スノーパークと同様だ。また、出発前にはe-スノーパークでe-スノーバイクに慣れるための時間も設けられているというから、いきなりe-スノーツアーに申し込んだとしても安心だ。 なお、運転にあたっては各種免許や資格は不要だが、安全面を考慮し現地で貸し出されるヘルメットと胸部プロテクターの装着は必須となる。 電動モビリティで楽しむスノースポーツ。一度、体験してみてはいかがだろう。

TAG: #EVバイク #ハヤサカサイクル #二輪EV #試乗会
TEXT:TET 編集部
充電が足りないなら走りながらチャージすればいい! ENNEの特定原付が「T350 Pro」に進化して登場

発電機能は先代比8倍で航続距離も伸びた新型 電動キックボードをはじめとした、コンパクトかつ機動性の高いパーソナルモビリティは、2023年7月の特定小型原動機付自転車(以下、特定原付)に関する交通ルールの改正により、若者を中心に急速な利用拡大をみせた。繁華街を中心にいたるところで目にする機会も増えたが、そのほとんどがEVであるがゆえにバッテリー残量は常に気になるところだ。 そこへ登場したのが自転車タイプの特定原付ENNEのT250で、簡単にいってしまえば走行中にペダルを漕ぐことで発電ができてしまう優れものだ。クルマに例えるならば日産e-powerのようなシリーズハイブリッド方式を採用していて、さしずめ自転車にまたがる人間はエンジンだ。特定原付の性質上、ペダルは車軸と直結させてはならないため、あくまでもこのペダルは発電機構をまわすため付いているものだから、電動アシスト付き自転車とは似て非なる乗りものであると理解いただきたい。 特定原付に使用されるモーターでも回生ブレーキを搭載することは不可能ではないようだが、電力を発生させるためには、特定原付の上限速度である時速20km/hを上まわる、時速25km/h以上で走行しなければならないほか、内部構造の複雑化により故障リスクが大きく跳ね上がるのだという。そのため、ENNEは特定原付における航続距離向上にもっとも適した形は、「発電ユニットの搭載である」という結論にたどりつき、その発電機構の特許まで取得している。 ENNEのT250は2023年6月の発売以来、累計1万台以上の販売実績をもつが、2024年3月1日からはその後継機種であるENNE T350 Proの先行予約販売が開始される。同機はT250に搭載していた発電機能を8倍にまで高め、同じバッテリー容量の他の特定原付に比べて約2倍の航続距離を実現したという。また、モーターも250Wから350Wへパワーアップをされている。 ENNE T350 Proはリヤキャリアに本機専用のコンバーターキットを搭載していて、1分間に50rpmから100rpm程度のケイデンス(1分間のペダルの回転数)でペダルを漕いで発電機をまわすと、バッテリーと同程度の電圧が生成できる。50rpmから100rpmという回転数を示されてもピンと来ないかもしれないが、ENNEによればゆっくり自転車を漕ぐくらいのスピードに相当するそうだ。ペダルの重さは必要な電力により変化はするものの、ギヤなしの自転車を平坦な場所で漕ぐくらいの負荷で済むという。 むろん特定小型EVなので常にペダルを漕ぐ必要はなく、手元のアクセル操作だけで電動バイクのように乗ることも可能だ。 したがって、使い方としては普段はアクセル操作で走行しつつ、バッテリー残量が減ってきたときや、充電する時間を確保できない場合に、ペダルを漕いで足りない分を発電して補う走り方が理想的かと思われる。むろん、バッテリー切れという最悪の事態も起こりえない。このような芸当は他の特定原付ではできないため、それだけでこのENNE T350 Proを選ぶ価値があるといえるだろう。 ファッション感覚で特定原付EVをデザインを優先して選ぶのもいいが、こうした機構の違いによる差は、日常シーンで大きな違いとなって現れるかもしれない。 また、いわずもがなだが、特定原付の使用にあたっては自賠責保険への加入とナンバープレートの取得、ならびに交通ルールをよく理解したうえで、いまのところ努力義務に留まるがヘルメットを着用してその利便性を存分に暮らしに役立てていただきたいと思う。 ENNE T350 proスペック 速度モード:6km/h、20km/h 重量:18kg 組み立て時サイズ(mm):L1360×W570×H1040 折り畳み時サイズ(mm):L750×W500×H600 タイヤサイズ(インチ):14×1.95 純電気航続距離:50-70km 最大航続距離:100-140km 車体最大荷重:150 kg 適用身⻑:140-210 cm 定格出力:350W 瞬間最大電力:700W 先代日定格出力:350W バッテリー:Panasonic等/14Ah/10.4Ah フレーム素材:アルミニウム合金 防水レベル:IP54 車体色:ホワイト/ブラック/ベージュ/ブルー ブレーキタイプ:ディスクブレーキ 灯火類:LED

TAG: #二輪EV #特定原付 #超小型モビリティ

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