コラム
share:

日産アリアが販売再開も100万円以上の大幅値上げ! 期待のNISMOは1000万円弱!!


TEXT:高橋 優 PHOTO:EV NATIVE/日産
TAG:

日産アリアが販売再開予定も値上げを実施!?

そして今回、追加で判明してきたことというのが、そのアリアの発売再開後の値段設定という観点になります。

日産アリアのフロントスタイリング

じつは当初から、アリアが販売再開された際は値上げされるのではないかという噂が飛び交っていました。とくにその噂に信憑性が帯び始めたのが、同じくEVとして長らく発売してきた、リーフの値段設定を大幅に引き上げてきたという点です。

現在、リーフの60kWhバッテリーを搭載したe+の場合、なんと525万円からのスタート。しかもこのエントリーグレードであるXグレードについては、レベル2自動運転支援であるプロパイロットすら搭載されていません。いずれにしても100万円レベルの大幅値上げが断行されていたわけです。

よって、アリアに関しても100万円レベルの大幅値上げは避けられないという見方が広がっていたのです。そして、複数の匿名ディーラーによる情報ソースから、3月中から販売再開されるアリアの値段設定が判明しました。

日産リーフとアリアのリヤスタイリング

まず、Limitedグレードは当然廃止されているものの、NISMOグレードがB6とB9にそれぞれ追加設定されながら、さらにB9 e-4ORCEグレードに対して、プレミアグレードを追加設定してくる模様です。

このプレミアグレードについては、プロパイロット2.0などの装備内容が込み込みとなる上級グレードであり、もしかしたらLimitedのように専用のオプション設定が追加される可能性が高いとは思われます。

ところが問題は、その値段設定です。エントリーグレードであるB6については659万円からと、なんと発売停止前の539万円という値段設定と比較しても、衝撃の120万円もの大幅値上げを実施してきた格好となりました。

日産アリアの価格比較のグラフ

他方で、リーフで100万円級の値上げを実施していたということを考慮に入れると、ある程度予想されていた値段設定であるという見方も可能です。

また、NISMOグレードについては、とくに最上級パフォーマンスグレードとなる、B9 e -4ORCE NISMOについては944万円という、諸経費やオプション設定を含めるといよいよ大台の1000万円に到達するような値段設定となる模様です。

TAG:

PHOTO GALLERY

NEWS TOPICS

EVヘッドライン
いすゞがピックアップトラック「D-MAX」にBEVを用意! バンコク国際モーターショーでワールドプレミア予定
BEV大国の中国で販売が失速! ここ数年でPHEVのシェアが伸びていた
中国市場でファーウェイのEVが爆発的人気! ライバルを凌ぐ激安っぷりと超豪華内装のAITO M9とは
more
ニュース
大阪・関西万博の建設現場に「電源いらずのコンビニ」出現! どうやって運営しているの?
スーパーオートバックスに新たなブランド施設「ヒョンデコーナー」誕生! カー用品店の一角でありながら他ショールームと同じサービスを受けることが可能
Audi charging hubが東京都・紀尾井町にオープン! いまなら無料で急速充電を体験できる
more
コラム
中国市場はまだまだEV化の流れが止まらなかった! 内燃機関からPHEVを介してEVシフトするシナリオの中身
やっぱり日本でEVは需要薄か!? 国産で好調なのは軽EVだけという現実
数字だけ高スペックでも実際の充電は遅い! EVの進化についていけない急速充電器の現状
more
インタビュー
「EX30」に組み込まれたBEVの動的性能とは。テクニカルリーダーが語る「ボルボらしさ」
「EX30」には、さまざまな可能性を。ボルボのテクニカルリーダーが話す、初の小型BEVにあるもの
災害に強いクルマは「PHEV+SUV+4WD」! 特務機関NERVがアウトランダーPHEVを選ぶ当然の理由
more
試乗
EV専業の「テスラ」とEVに力を入れる従来の自動車メーカー「ヒョンデ」! モデルYとコナを乗り比べるとまったく違う「乗りもの」だった
誰もが感じる「ポルシェに乗っている」という感覚! ポルシェはBEVでもやっぱりスポーツカーだった
佐川急便とASFが共同開発した軽商用EV「ASF2.0」に乗った! 走りは要改善も将来性を感じる中身
more
イベント
中国市場のニーズに合わせて開発! 日産が北京モーターショー2024で新エネルギー車のコンセプトカーを出展
レース前に特別に潜入! フォーミュラEに参戦する日産チームのテント内は驚きと発見が詰まっていた
日産がフォーミュラE「Tokyo E-Prix」開催前スペシャルイベントを開催! 六本木ヒルズアリーナに1夜限りのサーキットが出現
more

PIC UP CONTENTS

デイリーランキング

過去記事一覧

月を選択