また、燃料電池システムの実用化については、FCEVのほか、商用車、定置電源、そして建設機械の4領域とし、2020年代半ばまでに年間2000基レベルでホンダが社外販売、2030年には年間6万基、さらに2030年後半には年間数十万基の販売を目指すとしていた。
日本では2024年半ばに発売か?
前述の2023年2月発表の際、GMと共同開発するFCEVを2024年に北米および日本で発売するとの説明だった。
ホンダによると、日本での発売は2024年半ばあたりが目途になりそうだ。
販売方法については、売切り型となるのか、リースになるのかなど、今回は詳細が明らかにならなかった。
今回、CR-V FCEVがスーパー耐久シリーズ最終戦に登場した背景には、同シリーズでは来場者やレース関係者向けに水素を「つくる」「はこぶ」「つかう」という様々な観点から、関連事業会社が展示ブースを展開しており、ホンダとしてもそうした日本における水素関連事業に係わる立場として、2024年に発売予定のモデルを展示したという。
2024年の正式発売に向けて今後、CR-V FCEVに関する技術面と販売面での詳細が段階的に明らかになるだろう。
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