インタビュー
share:

「ボルボ史上もっとも小さな電気自動車」を上手に届けたい! ボルボ日本法人新社長インタビュー


TEXT:小川 フミオ
TAG:

前回:「2025年にBEVの新車販売比率を50パーセントに」EX30で切り開いていくボルボ・カー・ジャパン不動社長のビジョンとは

より幅広い世代へボルボを浸透させるために、EX30を主にしたこれからのマーケティング施策を、不動社長は柔らかく自信に満ちて語る。

海外ではスタンダードなサブスクリプションを広めて

日本の交通事情にマッチし、一般的な立体駐車場にも対応すると謳われる「ボルボ史上もっとも小さな電気自動車」であるボルボEX30。

都市型のボディサイズであり、それを武器に、従来以上に幅広い世代への浸透をはかりたいとされる。

ボルボ・カー・ジャパン株式会社の不動奈緒美代表取締役社長は、東京・青山の「Volvo Studio Tokyo」で、インタビューに応じて、EX30を主とした今後のマーケティング施策について語ってくれた。

−−EX30を対象にしたサブスクリプションサービスについて、改めてうかがいます。

「海外ではね、(サブスクは)スタンダードになってます。現金で買うのか、ローンなのか、リースなのか、あるいはサブスクリプションなのか。選べます。日本ではまだテストをいろいろ繰り返している段階です。なので、今回EX30では台数を先に決めてやります。その先は今後の市場の反応などを見てから決めていくことになると思います」

−−EX30のサブスクのばあいは、月額9万5000円のクローズドエンド方式ですね。申込金とか頭金が不要で、かつ任意保険や諸費用が含まれているため、比較的若い層にも受けいられやすい方式かもしれません。

「2022年と23年初頭に、BEVのC40でサブスクリプションのキャンペーンを実施ずみで、市場の反応がとてもよかったため、EX30でも実施するはこびになりました。この先も、段階的に考えていきたいと思います」

すべてのオーナーを大切にしていきます!


−−むかしのボルボ車がいまも人気がありますよね。240シリーズとか700シリーズとか。昔のボルボ車が好きだというユーザーとは、これからどんなコミュニケーションをとっていきますか。

「私たちはこれからも、車種を限定せずに、ボルボのオーナーさんならどなたでも大事にします。ただ、入口として、若いかたがこれまで1980年代とかのボルボ車にご興味をもっていただいたとしたら、いろいろな理由はあるでしょうが、EX30を試してみていただきたいと思っています」

−−そのために、補助金をうまく受けられれば400万円台で買えるかもしれない価格設定と、サブスクなど新車購入の敷居を下げた販売方法を用意したということですね。

「EX30で私たちは、いままでボルボは知っていたけれど、乗る機会がなかったというかたに認知を拡げていこうと思っています。もちろん、ICEの生産は2030年まで続けますし、部品供給などのサービスはそのあとも継続します」

−−ボルボがいいのは、モデルごとに違う魅力をもっている点ですね。私は240の、リアシートの出来のよさに驚いています。いま乗ると、とくにびっくりするほど、作りがいい。まさに北欧のぜいたくな家具のようです。

「繰り返しになりますが、ボルボのオーナーはどなたも大切にしていきます。もし、いま古いボルボ車をお持ちで手放すのが惜しいと思っているかたがいらっしゃったら、2台目として、最新のボルボのアイディアが詰まったEX30、どうでしょうか。私たちとしてはできれば若いかたにたくさん乗っていただきたい。そういう点で今回のサブスクリプションはいい例なのかなと。モスイエローという車体色も、若々しくて魅力的だと思いませんか。男性にも女性にも乗りやすいので、これを機会にいちど試していただけたらって思います」

<了>

TAG:

PHOTO GALLERY

NEWS TOPICS

EVヘッドライン
BMWの新型EV「iX3」の驚くべき競争力! ライバル比較で死角なし!!
中国BYDが超売れ筋の「スライドドア×スーパーハイト」軽自動車にEVで殴り込み! その名も「ラッコ」ってどんなクルマ?
3列シートEV市場へレクサスが投入するTZ! ライバルモデルとの比較でわかった競争力とは
more
ニュース
EVもHEVと同じ790万円から買える! 8代目新型ESが「レクサス次世代電動車」の先陣を切る
1万100Nmの暴力的パワーと260万針の贅沢! ロールス・ロイス最高峰EVの「スペクター」が「シリーズII」に進化した
日産のビッグネーム「プリメーラ」がEVセダンとして復活! 「ナバラPHEV」と同時発表も詳細は謎だらけ
more
コラム
中国で話題になった「EV墓場」はひとごとじゃない! 役目を終えた「EVのバッテリー」対策をいまから真剣に考える必要アリ
「EV」「BEV」「PHEV」「FCEV」「ZEV」「NEV」って……EVだらけだけど何がどう違う? 電動車全盛のいま覚えておきたい「○○EV」の意味
普通のタイヤも履けないわけじゃないけどEVには「専用タイヤ」が重要なワケ
more
インタビュー
ゲーミングPCでお馴染みの「MSI」がEV用充電器に参入ってナゼ? 設置とサポートを行う「パルコミュニケーションズ」に魅力を聞いた【後編】
ゲーミングPCでお馴染みの「MSI」がEV用充電器に参入ってナゼ? 狙いと魅力を直撃取材した【前編】
「BMWの核はセダン」。「i5」での表現は、BEV世代のセダンの在り方を示している。
more
試乗
【試乗】速さはスーパースポーツ並! AWD技術も完成の域! アウディS6スポーツバックe-tronに望むのは「感性に訴えかける走り」のみ
【試乗】いい意味で「EVを強調しない」乗り味! 本格4WDモデルも用意される期待のニューモデル「スズキeビターラ」に最速試乗
マイチェンで名前まで変わった「アウディQ8 e-tron」ってどんな車? [Q8 e-tron試乗記]
more
イベント
東京湾岸に140台超のEVが集結で大盛り上がり! 「NEW YEAR EV MEET 2026」の勢いがスゴすぎた
日本生まれの英国EVスポーツクーペや全幅1m切りの小型モビリティなどEVも元気! 会場で見つけた気になるEV一気見せ【東京オートサロン2026】
新型レクサスESがモデリスタ仕様で登場! ヒョンデはMIYAVIコラボで対照的なEV披露【東京オートサロン2026】
more

PIC UP CONTENTS

デイリーランキング

過去記事一覧

月を選択