ヘッドレスト一体型の新設計シートを採用
シートについては背面と座面を除きほぼ全貌が公開された。デザインの組み合わせは複数用意されると思われるが、今回公開されたイメージでは、シートバックがブラックの本革もしくは合皮で、サイドサポート外側とヘッドレストは千鳥格子の入ったファブリックというコンビネーションタイプとなっている。
あえて千鳥格子というクラシックなデザインエレメントを加えることで、過去から未来への繋がりをイメージしているようだが、OLEDディスプレイやステアリングホイールなどがかなり先進的なので、バランスの取れたデザインといえそうだ。また、新型はMINIとして初めてシート一体型のアームレストを備えることも明らかになっている。
最後にエクステリアで唯一公開されたホイールについては、新しいデザイン言語を採用し、スポークで力強さを強調するのではなく、コントラストを特徴とするグラフィックに焦点を当てたとのこと。たしかに、画像に写る4種類のホイールの多くは2色のペイント加工が施されているようで、どれも個性的なデザインに仕上げられている。
また、今回ホイールを完全に再設計して、空力の向上と航続距離の拡大を達成したとのことだから、電動化時代ならではのデザインといえそうだ。
新型MINIについては世界的に注目が高いだけに、今後も情報が小出しにされる可能性がある。続報が出たら改めてご報告したい。
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