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[ID.4をチャージせよ!:その3]さっそく補助金を申請! 充電の準備もOK


TEXT:生方 聡
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国の補助金は65万円

2022年11月末、ID.4 プロ・ローンチエディションが無事納車されたということで、さっそく取りかかったのが、「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金(CEV補助金)」の申請です。

EV(電気自動車)やプラグインハイブリッド車、燃料電池車を新車で購入した場合、申請により国(経済産業省)が実施するCEV補助金を受けることができます。エンジン車に比べてやや割高に思えるEVを購入するうえでは、実にありがたい制度で、たとえばEVの場合、普通自動車が最大65万円、小型自動車や軽自動車では最大45万円の補助が受けられます。AC100V/1500Wのコンセントや外部給電機能がある場合には、さらにそれぞれ20万円と10万円が上乗せされます。

ID.4の場合、補助金の額はライト、プロともに65万円。ただし、4年間保有しなければならないルールがあり、もしその前に手放す場合は、売却額に基づいて補助金の一部を返納する必要があります。

申請そのものはさほど難しくはなく、専用の申込フォームに加えて、クルマの注文書や領収書のコピー、車検証や住民票の写しのコピーなどをまとめて事務局に郵送するだけ(オンライン申請も可能)。申し込みフォームは記入例を見れば簡単にできるもので、私は自分で作成しました。

令和4年度予算にまにあいました!

ID.4の購入前から気になっていたのが、予算の残額です。2022(令和4)年は、日産サクラや三菱eKクロス EVが発売されたこともあり、早めに予算残高がゼロになる可能性が出てきたからです。CEV補助金の窓口である次世代自動車振興センターでは、2022年7月25日の時点で、令和4年の本予算が2022年10月末にはなくなると予想。その後、随時情報が更新され、終了する見込み時期が少しずつ延びましたが、最終的には2022年12月15日の申請分をもって、受付が終了になりました。

さいわい私の場合は11月末に申請を終えたため、滑り込みセーフ。現時点では「審査中」という状況です。ちなみに、受付から実際の振り込みまでは3〜4ヵ月かかるそうです。

なお、令和4年当初予算分はすでに受付が終了していますが、令和4年第2次補正予算にCEV補助金が盛り込まれたことから、今回の申請にまにあわなかった人や、これから購入する場合でもCEV補助金を受けることができますので、ご安心ください。

国の補助金以外に、地方自治体が独自の補助金を用意している場合があります。私が住む東京都では、個人でEVを購入した場合に45万円の補助が受けられます。郵送とオンライン申請があり、事前に必要書類をPDF化しておいたおかげで、簡単にオンライン申請ができました。

充電サービスはフォルクスワーゲン充電カードとPCAの二本立て

補助金も重要ですが、自宅に充電設備のない私にとって真っ先にやるべきことが、充電サービスへの加入です。自動車ディーラーや高速道路、駐車場などにある充電ステーションを簡単で安く利用するには、充電サービスへの加入が必須なのです。

さいわいなことに、フォルクスワーゲン・ジャパンでは、フォルクスワーゲンオーナーを対象にした「フォルクスワーゲン充電カード」(以下、VW充電カード)を用意しています。これに加入することで、全国で約2万200口(2022年3月末時点。うち急速充電器が約12,800口)ある「e-Mobility Powerネットワーク」の充電ステーションがカードをかざすだけで利用可能。しかも、ID.4を新車で購入した場合、7810円の月会費が1年間無料になります。利用料金は、急速充電が1分あたり16.5円、普通充電が同2.75円。なお、月会費には急速充電90分の料金が含まれています。

VW充電カードの加入には、オンラインでの申し込みが必要で、申し込みから発行までに通常2〜3週間を要します。納車の前でも、VIN(車台番号)がわかれば申し込むことができますので、VINがわかり次第、早めに手続きをすませておくことをお勧めします。

VW充電カードとともに申し込んだのが「プレミアムチャージングアライアンス(PCA)」です。これは、フォルクスワーゲン、アウディ、ポルシェのEVであれば、各ディーラーにある90kW超の急速充電器が相互に利用できるというサービスです(他ブランドのEVオーナーは加入できないのでご注意ください)。月額会員プランと都度会員プランがあり、月額会員プランは2000円の登録料金と、月々1800円の基本料金がかかりますが、充電料金が割安になるというメリットがあります。たとえば90kWの急速充電では前者が1分あたり45円であるのに対して、後者は120円。150kWの急速充電ではそれぞれ75円と200円になりますので、月に1度以上利用するつもりなら月額会員になっておくのがお得です。

私が購入したID.4 プロ・ローンチエディションには、月額会員プランの入会金と1年分の基本料金、そして、フォルクスワーゲン・ディーラーで1ヵ月60分までの利用料が無料になる特典が付いています。そこで、さっそくPCAの加入手続きを行いました。手続きはスマートフォンに専用アプリをダウンロードし、VIN(車台番号)やクレジットカード情報などを登録すると、その後、事務局からVW専用コースへの変更案内があるので、これで利用が可能になります。なお、2023年第2四半期に発売予定の標準モデルでも、購入から1年間はフォルクスワーゲン・ディーラーの急速充電器が毎月60分まで無料で利用できる特典が付加されます。

ひとまずこれで、ドライブに出かける準備は完了です!

〈つづく〉

[ID.4をチャージせよ!:その4]気になる「電費」はどのくらい?

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