EVヘッドライン
share:

デイリーEVヘッドライン[2022.12.02]


TEXT:TET編集部
TAG:

 

・EVモーターズ・ジャパン、「バステク in 首都圏」にEVの路線バスと観光バスを展示

【THE 視点】EVモーターズ・ジャパンは、11月22日に千葉幕張メッセで開催された「第8回バステクin首都圏」(主催:ぽると出版)で観光型EVバスを初披露した。
 公開したEVバスは、全長8.8mの35人乗りで、210kWhのバッテリーを搭載、航続距離は280kmとなる。
 日本のEVバスの保有台数は150台程度(今年3月現在)とされ、そのすべては路線バスタイプ。さらに保有台数の7割がBYD製のようだ。今回公開された車両は、日本では初の観光型タイプのEVバスとなる。
 もちろん観光EVバスの普及に期待したいが問題は充電設備。路線型の場合は充電設備のある営業所を起点に運行するので、外部の充電設備を利用することは滅多にない。しかし観光型であれば、旅行の目的地等外部での充電を視野に入れなければならない。国内にはおよそ3万ヶ所の充電設備が存在しているが、その多くは乗用車向けのスペースを使用しているので大型車は充電ができないのだ。
 筆者も、1998年からEVバス、FCバス十数台の開発に携わってきたが、すべて路線型であった。観光型の経験はないが、観光型EVバスを普及させるには、大型車対応の充電スペースを確保することが第一歩だと感じていた。
(福田雅敏-EV開発エンジニア、THE EV TIMES エグゼクティブ・アドバイザー)

・ルノー、航空機大手のエアバスと提携……航空機の電動化も見据えて次世代バッテリーシステムを共同開発

・ウィルスマート、超小型EVメーカーのフォムと協業……IoTを活用し車両管理ネットワークを構築

・2022年10月の欧州新車販売台数公開……EVでは「ID.4」が1位(6069台)、「ID.3」が2位(5409台)とVWが上位独占

・日産、グリーンローンで2000億円を調達……みずほ銀行をアレンジャーとするシンジケートローンを利用し電動関連事業に投資

・日産、フォーミュラEシーズン9用のGen3マシンを公開……桜をデザインした紅白色を採用

・米新興ルシッドモータース、SUVの新型EV「グラビティ」を発表……3列シート採用の大型高級SUV、2023年初頭に北米で予約開始

・ホンダ、米国市場で「CR-V」ベースの燃料電池車を導入……2024年生産開始

・英ヴォグゾール、「アストラ エレクトリック」および「アストラ スポーツツアラー エレクトリック」を発表……2023年発売、114kW/270Nmのモーター搭載、バッテリー容量は54kWhで航続距離415km

TAG:

NEWS TOPICS

EVヘッドライン
日本は3年連続「日産サクラ」がトップ! じゃあ中国・欧州・アメリカで一番売れてるEVってなにか調べてみた
電気自動車って「お金的に」得? エンジン車と諸々の費用を比べてみた
リーフのバッテリーパックをバラして積むって意外に大変! 初代フィアット・パンダのEV化に挑戦してみた【その5】
more
ニュース
新型エルグランドがいよいよe-POWERで登場!? 「EVの雄」日産のジャパンモビリティショー2025は電動モデルが盛り盛り
トヨタの新型モビリティでお台場周辺が一気に便利になる! 「eパレット」と「C+walk」が街全体の活性化にも貢献
ホンダがカーボンニュートラル実現に向け二輪の電動化を加速中! 欧州でネイキッドモデル「WN7」を発表
more
コラム
レアメタルの資源不足を解決する手段! いま注目を集める「ナトリウムイオン電池」とは?
フェラーリよりもランボよりもポルシェよりも速い! たった13分で1万台が売れた中華SUV「Zeekr 9X」がヤバすぎる
そういえば日産が全固体電池は追浜で作るって発表したけど……追浜工場閉鎖で夢の電池はどうなる?
more
インタビュー
電動化でもジーリー傘下でも「ロータスらしさ」は消えない? アジア太平洋地区CEOが語るロータスの現在と未来
「EX30」に組み込まれたBEVの動的性能とは。テクニカルリーダーが語る「ボルボらしさ」
「EX30」には、さまざまな可能性を。ボルボのテクニカルリーダーが話す、初の小型BEVにあるもの
more
試乗
【試乗】いい意味で「EVを強調しない」乗り味! 本格4WDモデルも用意される期待のニューモデル「スズキeビターラ」に最速試乗
【試乗】5台の輸入EVに一気乗り! エンジン車に勝るとも劣らない「個性」が爆発していた
【試乗】CR-Vに中身を乗っけただけのプロトなのにもう凄い! ホンダの次世代BEV「0シリーズ」に期待しかない
more
イベント
ホンダはジャパンモビリティショー2025で「陸・海・空・宇宙」を制す!? 「FUN to Drive」な小型EVと「0シリーズ」の新型SUVを世界初公開
電動化時代でもAMGは超弩級マシンでブランドを牽引! ジャパンモビリティショー2025でメルセデス・ベンツが「コンセプトAMG GT XX」をアジア初披露
STIコンセプトとブランド第2弾となるふたつのEVを初披露! ジャパンモビリティショー2025のSUBARUブースは「Performance」と「Adventure」魅力を提案
more

PIC UP CONTENTS

デイリーランキング

過去記事一覧

月を選択