#A6 e-tron
TEXT:TET 編集部
一充電走行可能距離はついに1000km超え! 日本でもっとも長く走れる新型EV「Audi A6 e-tron/S6 e-tron」シリーズが登場

PPE採用第2弾モデルのA6 e-tronとS6 e-tron ボディは2タイプ用意 2024年9月にドイツでデビューを飾ったアウディの電気自動車(EV)「A6 e-tron」シリーズが、日本でも7月24日から発売された。 A6 e-tronシリーズは、アウディとポルシェが共同開発した新しいBEV専用プラットフォーム「PPE(Premium Platform Electric)」を採用した第2弾モデル。このプラットフォームにより、優れた走行性能、一充電走行距離、効率、充電、そしてアッパークラスに匹敵する広い居住空間が可能になったとアウディは主張している。 ボディタイプは、4ドアクーペの「スポーツバック」とステーションワゴンの「アバント」という2タイプ。それぞれ正式名称を「A6 スポーツバックe-tronパフォーマンス」、「A6 Avant e-tronパフォーマンス」と呼ぶ。 アウディ伝統のラインアップに則って、四輪駆動「クアトロ」を採用したスポーツグレードの「S6 スポーツバックe-tronクアトロ」および「 S6アバントe-tron」も設定され、全部で4グレードの構成とされた。 内外装にアウディの先進技術が盛りだくさん 車両の詳細については発表時の関連記事に譲るが、低く力強い空力性能に優れたスポーティなエクステリアをまとったAudi A6 e-tronは、A6 Sportsback e-tron performanceがアウディ史上でもっとも優れたCd値0.21(A6アバントe-tronパフォーマンスのCd値は0.24)をマーク。ボディの上面、下面、そして側面に徹底した空力処理を施しながらも、筋肉質で魅力あふれるエクステリア処理を行い「テクノロジーの可視化」を図っている。 それは近年のアウディらしさを構成する重要な要素「ライティングテクノロジー」にも現れている。マトリクスLEDヘッドライト、ならびにデジタルOLEDリヤランプは、車内の「MMI(Multi Media Interface)」を介して8パターンのライティングが可能。リヤに関しては毎秒数回の画像生成が行なえるという。 これらは見栄えだけでなく、危険を察知した際には周囲へ注意を促す仕組みが内包されており、自車および周辺を走行する他車への安全な走行環境づくりに貢献する機能が含まれている。 インテリアのデジタル化も一層進み、独自のMMIパノラマディスプレイは局面デザインとOLED技術を備えた11.9インチのAudiバーチャルコクピットに加え、14.5インチのMMIタッチディスプレイで構成される。オプションのテクノロジーパッケージを選択すると、助手席用の10.9インチMMIフロントパッセンジャーディスプレイが装備され、運転席から助手席まで続く巨大なディスプレイ空間が完成する。 運転に必要な情報をフロントガラスに仮想表示するARヘッドアップディスプレイや、第2世代のバーチャルエクステリアミラーがオプションメニューにラインアップされるなど、アウディの先進的なデジタル技術が余すことなく用意されている。

TAG: #A6 e-tron #S6 e-tron #アウディ #輸入車
TEXT:TET 編集部
アウディの新プラットフォーム採用の期待の新EVに見て触れる! 「A6アヴァントe-tron」をブランド発信拠点「Audi City 銀座」で期間限定展示

日本国内での発表を前に欧州仕様のA6 アバント e-tronを展示 昨年7月に欧州で発表された新型アウディA6 e-tronシリーズ。アウディにとって最新の電気自動車であり、PPE(Premium Platform Electricの略)プラットフォームを採用した2番目のモデルでもある。 そのアウディA6 e-tronシリーズにラインアップされているステーションワゴンタイプの「A6 アバント e-tron」が、日本国内での発表・発売に先駆けて、東京・銀座七丁目に構えるアウディブランドの最先端情報発信拠点「Audi City 銀座」において、3月13日から4月15日までの期間限定で、欧州仕様車ながら展示されることが決まった。 アウディA6 e-tronはPPEプラットフォームの採用により、アウディの強みであるパフォーマンス、一充電航続距離、効率性、充電能力を受け継ぎながらも、エレガントでプログレッシブなプロポーションを確立したモデルだ。 とくにボディ全体の細部に至るまで空気抵抗の最適化が図られ、空気の流れをコントロールすることで効率性が高められているのが特徴。 視覚的な要素では、近年のアウディを象徴する特徴的なライティングや、人間工学の観点からユーザーのニーズを重視して設計されたというインテリア、MMIパノラマディスプレイやパノラマガラスといった革新的な装備を備えており、e-tronシリーズの新章を迎えている。 今回、グレイシアホワイト色をまとった欧州仕様のA6 アバント e-tronが先行展示される「Audi City 銀座」では、この展示期間以外でも国内導入予定の最新モデルや限定モデル、コンセプトモデルを展示し、アウディの世界観が体験できる機会を提供しているという。 これを機に一度足を運んでみてはいかがだろうか。

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TEXT:TET 編集部
小型バッテリーのRWDと大型バッテリーのクワトロを追加! アウディがA6 e-tronに新グレード設定

A6 e-tronがラインアップを拡大 2024年7月、アウディはシステム出力270kW、後輪駆動のAudi A6 e-tron performanceと、システム出力370kW、四輪駆動のAudi S6 e-tron quattroをワールドプレミア。 そして今回、A6 e-tronシリーズに追加されたのは、後輪駆動で総電力量83 kWhの小型バッテリーを搭載したモデルと、四輪駆動で総電力容量100 kWhの大容量バッテリーを搭載したモデルだ。 新たな後輪駆動のA6 e-tronは、システム出力210kWで、0から100 km/hを6秒で加速。800Vで最大225kWを出力するDC急速充電により、Audi A6 e-tronの充電は短時間で済む。最適な充電ステーション(ハイパワー充電、HPC)を使用すると、Sportbackは10分で最大260km、Avantは最大245km相当の充電が可能。充電レベル(SoC)は21分で10%から80%まで増加する。A6 Sportback e-tronの一充電走行距離は最長627km、A6 Avant e-tronの一充電走行距離は最長598km。A6 Sportback e-tronはA6 e-tronファミリーのなかで、もっとも経済的なモデルだ。 一方、quattroモデルはシステム出力315kWで、0から100 km/hまで4.5秒で加速。A6 e-tron quattroは、最大270kWの充電容量を持つHPCでは、Sportbackの航続距離は10分で最大290km、Avantは最大280km相当の充電が可能だ。充電レベルは21分で10%から80%に達する。一充電航続距離はA6 Sportback e-tron quattroで最長716km、A6 Avant e-tron quattroで最長685km。 今回設定された新たなモデルは、ドイツですでにオーダー可能となっている。

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TEXT:TET 編集部
Cd値0.21の驚愕ボディで航続距離は750km超え! アウディの新型EV「A6 e-tron スポーツバック/アバント」が本国デビュー

スポーツ性と効率性を兼ね備えた革新的モデル アウディは、上海モーターショー2021で披露した革新的な電動自動車「Audi A6 e-tron」シリーズの量産モデルを、ドイツ本国で2024年9月から発売すると発表した。これには、エレガントでスポーティなセダン「Sportback」と、実用性を重視したワゴン「Avant」が含まれ、高性能モデルのS6 e-tronも同時にラインアップされる。 A6 e-tronは、アウディのPPEプラットフォームにおいて、フラットフロアコンセプトを採用した初めてのモデルで、とくに高い効率性と優れたドライビング性能、革新的な機能が特徴の最新EVだ。 アウディ史上最高のCd値0.21を実現したエクステリア A6 e-tronは、力強いボディデザインと流線型のプロポーションが特徴で、フロントにはスリムなデイタイムランニングライトとワイドなグリルを搭載。メインヘッドライトと先進運転支援システム(ADAS)のセンサー類、エアインテークなどは、フロントグリルを囲むようにレイアウトされたダークマスクのなかに統合配置され、存在を感じさせないデザインが施されている。 低いボディとダイナミックなルーフラインは、アウディのデザイン哲学を体現し、クアトロブリスターと呼ばれるフェンダーラインは彫刻的で筋肉質な形状で、アウディの代名詞であるクアトロ(四輪駆動)を強調している。 なお、エクステリアカラーは最大8色が用意される予定だが、一部はS line仕様とSモデル専用カラーになる模様だ。 歴史的に空力性能に強いこだわりを見せるアウディは、このA6 e-tronにおいても例外なく神経を研ぎ澄ませており、Sportbackモデルはアウディ史上もっとも優れたCd値0.21を実現。また、Avantモデルにおいても0.24という極めて良好な数値を達成している。 これには空力的に最適化された冷却エアインテークやフロントホイール前方の3Dバンプ、密閉性の高いアンダーボディやリヤディフューザー、エアロホイールの採用など、見た目の大小を問わず細部にわたって空力を突き詰めた結果である。オプションのバーチャルエクステリアミラーはそのハイライトであり、車両の前面投影面積を減少し、空気抵抗係数を改善している。 ホイールも空力性能を意識した「エアロホイール」として開発され、標準装備の19インチのファイブアームダイナミックホイールのほか、S lineにはグラファイトグレーの20インチ「ファイブスポークトライポッドデザイン」のホイールが標準装備される。アウディスポーツ製の6パターンを含み、最大21インチ径のホイールまで全9種類のオプションホイールが設定された。 デザイン性が高く安全性向上にも寄与するLED LEDを視覚的な効果と安全性に活かすアウディの取り組みは、このA6 e-tronにおいても変わらない。マトリックスLEDヘッドライトとデジタルデイタイムランニングライトは力強く印象的だが、注目はリヤライトにある。リヤのデジタルOLEDライトには、近接検知機能が搭載され、コミュニケーションライトの役割を果たす。 様々な点灯パターンで事故や故障を周囲に知らせるほか、特定の点灯パターンのテールライトシグネチャーとともに警告シンボルを表示し、危険な運転や交通上の警告を後方車両に送る機能を有している。LEDをデザインアイデンティティに活かしながらも、安全性に最大の効果をもたらすあたりは如何にもアウディらしい。

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