#自動車大学校
TEXT:TET 編集部
BYDが次世代エンジニアを目指す若者たちを支援! EV教材として「アット3」を寄贈

学生向け特別授業の開催にも積極的なBYD BYDの日本法人「ビーワイディージャパン」の100%出資子会社で、日本でのBYD製乗用車の販売およびサービスを専業に行う「BYD Auto Japan」が、自動車整備の専門学校である東京工科自動車大学校(東京都中野区)に、BYDのミドルサイズe-SUV「ATTO3(アット3)」1台を、同校の教材用の車両として寄贈したことを発表した。 12月17日に同校の中野校で行われた寄贈式では、BYD Auto Japanの東福寺社長から、東京工科自動車大学校の佐藤運営本部長に、ボルダーグレーのボディカラーをまとったアット3とキーが手渡された。 BYDは、次世代の自動車エンジニアを育成するための活動を積極的に支援しており、これまで数回にわたり、全国の自動車大学校でBYDの歴史と技術的特徴などに特化した特別授業を実施してきた。 今回、教材用車両を提供した東京工科自動車大学校でも、今年5月に「EV特別講座」を実施しており、受講した若き自動車エンジニアを目指す生徒たちからも好評だったという。 BYDは今後も次世代の自動車整備を担う若いメカニックの育成活動を積極的に支援し、ひとりでも多くのクルマ好きな若者が目指す夢の実現を支えていきたいと表明。アット3などに触れて育った、若き次世代エンジニアたちの活躍に期待したい。

TAG: #BYD #自動車大学校
TEXT:TET 編集部
未来のモビリティ社会を牽引せよ! 福島県の自動車大学校に国内唯一の「eモビリティ学科」が誕生

バッテリーやプログラミングを学んでエンジニアを目指す 「自動車大学校」と聞くと、整備士の養成学校をイメージするかもしれないが、実際はそれだけにとどまらない。カーデザインや設計、モータースポーツ、カスタマイズなど、自動車にまつわる各分野に特化したコースが学校ごとに設けられており、それが学校の特色にもなっている。 新潟県を中心に、教育、福祉、農業、ICT、ホテル、ECなど多岐にわたる事業を展開するNSGグループは、このほど福島県郡山市にある学校法人国際総合学園 WiZ国際情報工科自動車大学校に、持続可能な社会の実現と新しい時代に即したニーズへの対応を目指し、新たな学科を新設。2024年4月1日から学生の募集を開始したことを発表した。 新設された学科は次世代モビリティのプロを目指す「eモビリティ科」だ。カーボンニュートラルの実現に向けて欠かすことのできない、バッテリー技術、プログラミング、モビリティシステム全般に関する知識を学ぶことができる全国唯一のカリキュラムで、未来のモビリティ革命を牽引するリーダーを育成するとしている。 WiZ国際情報工科自動車大学校には、自動車、ドローン、情報技術、電気工学の各分野に適した学科があり、それらと連携したカリキュラムを組むことで、eモビリティ科では幅広い専門知識と総合的なスキルの習得が可能になるのだという。 学生は、eモビリティで求められる専門知識を習得することで、自動車産業はもちろん、ドローンやその他のモビリティ関連産業でのキャリアを目指すことができる。具体例としては、バッテリーテクニカルエンジニア、モビリティ開発エンジニア、バッテリーシステムエンジニア、EVエンジニアなどがそれである。 また、eモビリティ科を卒業した後も、継続的な学びと成長を学校側がサポートすると発表されている。業界との強固な連携を通じて、最新のトレンドや技術を学び続ける機会を提供し、学生のキャリア形成を全面的にバックアップするというから頼もしい。 資格の取得に関しても、国家資格である一級小型自動車整備士や二級自動車整備士ガソリンなど、いわゆる整備学科で目指せる資格はもちろんのこと、eモビリティ学科特有のものとして、C言語プログラミング能力認定試験、Python3エンジニア認定基礎試験、蓄電池設備整備資格者などの試験受講、および資格取得が目指せるという。 自動車メーカーやカーディーラー、整備工場だけが自動車大学校卒業生の就職先と思いきや、損保会社での保険アジャスター、航空会社で地上作業車の整備、自動車関連部品メーカーで開発業務など、案外就職先は多岐にわたる。それらどの就職先においても、今後EVをはじめデジタル領域が大幅に進歩した車両を相手にしていかなければならない。また、既存の型にはまらないモビリティの企画開発こそ、若く柔軟性に溢れる若手エンジニアの発想と行動力が活きるかもしれない。eモビリティ科でのエンジニア育成に期待したい。

TAG: #エンジニア #モビリティ #学生 #自動車大学校

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