#福田雅敏
TEXT:TET編集部
デイリーEVヘッドライン[2022.12.26]

  ガチャコ、東京、城南エリアでバッテリー交換式EVスクーターのシェアサービスを開始 【THE 視点】OpenStreet株式会社(オープンストリート)と株式会社Gachaco(ガチャコ)は、業務提携により、バッテリー交換式EVスクーターのシェアリングおよびバッテリーシェアリングを12月23日より開始した。 ガチャコが展開するバッテリー交換式EVスクーターと交換ステーションおよびバッテリーシェアリングを、オープンストリートが展開するシェアモビリティプラットフォーム「ハロー・モビリティ」に導入する。 この業務提携により、バッテリー交換式EVスクーターをシームレスに利用できるようになる。まずは、フードデリバリーや日用品のクリック・デリバリーといった短距離配送業者向けに提供していくという。 東京都の城南エリア(港区・品川区・目黒区・大田区・世田谷・渋谷区)を皮切りに、順次スクーターの台数とガチャコステーションの設置場所を拡大していく。 ガチャコはこれまでに、ホンダ本社の青山ビル(東京都港区南青山)と「ホンダドリーム豊中」(大阪府豊中市)に試験導入済み。エネオス、ホンダ、カワサキ、スズキ、ヤマハ発動機などが出資していることから、今後ますます車両とネットワークの拡充が期待できる。 (福田雅敏-EV開発エンジニア、THE EV TIMES エグゼクティブ・アドバイザー) ・BYD、「東京オートサロン2023」に出展……「アット3」ほか日本導入予定の「ドルフィン」「シール」を展示 ・日産、愛知県清須市と連携協定……EVを活用し脱炭素化と災害対策の強化をはかる ・ホンダ、北米の「アキュラ」ブランドの新型EV「ZDX タイプS」のプロトタイプを公開……GMと共同開発のパフォーマンスSUV ・メルセデス・ベンツ、「CES 2023」で電動化戦略について発表……北米市場向けのドライバー支援の進展についても ・イタリアの新興EVメーカーの「アエラ(Aehra)」、発売予定のSUV「アエラSUV」の内装を公開……4人と5人乗りが選択可能でオフィスやホームシアターモードも用意 ・第一工業製薬、負極用水系複合接着剤を開発……シリコン系に代わる接着剤「エレクセルCRシリーズ」で長寿命化、1000回以上の充放電後でも電極構造が安定 ・EMデバイス、東北大学内に次世代EVリレーの開発拠点「NEXEM アドバンスト テクノロジーセンター」を設置……より軽量かつ高性能で高電圧・高電流対応のリレーの実用化を目指す ・BMW、ラインオフ200万台目の「7シリーズ」は「i7 xDrive60」……ドイツのディンゴルフィング工場で ・昭和電工、リチウムイオン・バッテリー用導電補助剤「VGCF(気相法炭素繊維)」の生産能力を増強……2023年10月から川崎事業所の生産能力33%増の年間400トンに

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TEXT:TET編集部
デイリーEVヘッドライン[2022.12.23]

  日産、「リーフ」と「サクラ」を2月1日より値上げ……原材料費などのコスト高騰を反映、三菱「eKクロス EV」も 【THE 視点】日産自動車は、受注を一時停止していた「サクラ」と「リーフ」について、12月22日に受注の再開と価格の改定を発表した。 「サクラ」は249万7,300円から、「リーフ」は408万1,000円からとなり、「リーフ」の上級グレードの「e+」では、最大100万円以上の値上げとなり500万円を超える。 また、三菱自動車も「ekクロス EV」「アウトランダーPHEV」の価格改定を発表した。 EVは、バッテリーコストが車体の原価の3分の1を占めるとされ、原材料のリチウムやコバルトの高騰が大きく影響し、世界的な原材料費や物流費などの高騰が値上げの理由だとしている。 「サクラ」と「ekクロス EV」は、今年6月に発売されたばかりだが、わずか半年で値上げとなった。 「リーフ」については400万円を超えたことで、リーズナブルな輸入車EVと同じ土俵で争うことになり、購入検討者は日本車か輸入車かで悩むことになる。 (福田雅敏-EV開発エンジニア、THE EV TIMES エグゼクティブ・アドバイザー) ・三菱、「アウトランダー」と「eKクロス EV」を2月1日より値上げ……「アウトランダー」は現行価格比22万円高の484万1,100円〜、「eK クロス EV」は14万8,500円高の254万6,500円〜 ・ マルチスズキ、「オートエキスポ2023」でSUV型のEVコンセプトモデルを出展 ・アウディ、「Q6 e-tron」を2023年から生産開始……独インゴルシュタットの工場で ・ポルシェ「タイカン・ターボS」の高級カスタマイズカーが「東京オートサロン2023」に出展……「ブラバス」によるカスタマイズモデル ・ステランティス、駆動用モーターの生産を増強……2024年までに100万基以上、「プジョー e-208」や「オペル・モッカエレクトリック」などに搭載 ・ヤマハ、電動モーターの試作を受注……IHIからタグボート用のZ型推進装置向けに ・BASF、トヨタとパナソニックの合弁会社「PPES」のサプライヤーに……ニッケル・コバルト・マンガン系正極材を納入 ・グッドイヤー、「イーグルF1 アシンメトリック5」がメルセデス・ベンツ「EQS」に純正装着……欧州グッドイヤーが開発したスポーツタイヤ ・ビンファスト「VF8」999台がカリフォルニアに到着……米国向けの限定モデル「シティエディション」

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TEXT:TET編集部
デイリーEVヘッドライン[2022.12.22]

  ・ テラモーターズ、コインパーキングに充電設備を無償提供……EV充電のインフラ整備を加速 【THE 視点】テラモーターズは、コインパーキング向けに充電器を無料で提供する事業者向けのプランを開始した。 EV充電インフラのための補助金は、5年前後の保有義務期間があるものが中心。遊休地活用策であるコインパーキングでは、2、3年で土地の用途が変わることが多く、補助金の活用が困難で充電器の導入が進まなかった。 今回のプランは、そんなコインパーキングにおいても、EV充電インフラの導入がしやすい環境の構築を目指す。 既設への導入工事は1箇所あたり100万円前後の費用が掛かるというが、新設時にまとめて工事を行うことで、工費の圧縮、設計の簡便化が可能になるという。なおテラモーターズは、高性能かつ安価なEV充電インフラ「テラ・チャージ」を独自開発しており、今回のプランにも活用する。 テラモーターズはこれまでも、ホームセンターやパチンコ店、ホテルなどに充電器を無料で提供をしており事業を急拡大してきた。そのアイディアに毎回驚かされるが、今回はコインパーキング事業者を抱き込むことで、パーキング事業者とEVユーザー双方にメリットをもたらすことになる。 (福田雅敏-EV開発エンジニア、THE EV TIMES エグゼクティブ・アドバイザー) ・ソニー・ホンダモビリティ、「CES2023」で新発表……ティザーサイトに新型モデルのシルエットを公開 ・日立エナジー、フランス・クレルモン-フェラン市のEV路線バス向けの超高速充電システム「Grid-eMotion Flash(グリッド-eモーション・フラッシュ)」を受注……停留所で極短時間充電、車両はスイスの「HESS(ヘス)」製 ・EVモーターズジャパン、「グリーンスローモビリティ」をラインナップに追加……20km/h未満で移動する4〜6人乗りの小型EV ・メルセデス・ベンツ、「メルセデスAMG EQS」にビスポーク「マヌファクトゥール」を適用……独本国で導入、専用のオプションを豊富に用意 ・テクトムとアークエルテクノロジーズ、EVスマート充電サービスで業務提携……複数台のEVの充電を最適化するシステム「EVフリートマネジメント」を開発 ・日産、電動パワートレインの設計・開発業務をグループ企業のジヤトコに拡大……電動パワートレインの需要拡大に対応 ・日産、「東京オートサロン2023」の出展概要を公表……「ニッサン e-シェアモビ」向けの「サクラ」「アリア」などを展示 ・HW エレクトロ、「東京オートサロン2023」に出展……商用EVの「エレモ」「エレモ-K」を展示

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TEXT:TET編集部
デイリーEVヘッドライン[2022.12.21]

  ・ オペル、「モッカe」を改良し「モッカ・エレクトリック」に改名 【THE 視点】オペルはコンパクトSUV「モッカ」のEVモデル「モッカ・エレクトリック」を欧州で発表した。従来の「モッカe」から改称され、仕様も一部変更された。 搭載されるモーターは、最高出力115kW(156ps)、最大トルク260Nmを発生。新開発のバッテリーは、蓄電容量を54kWhに大容量化した。これにより一充電あたりの航続距離は、従来の338kmから406kmに延びている。 オペルは一度日本市場から撤退したが、ステランティス・グループ傘下となり日本への再上陸が発表されている。既に日本版の公式WEBも公開済みだ。 日本向けのラインナップには「モッカ」の1.2Lガソリンエンジン仕様が用意されており、EVモデルの導入も待たれる。 このセグメントには、先日発表されたBYDの「アット3」もいる。もし「モッカ・エレクトリック」が日本に導入されれば激戦は必至である。 (福田雅敏-EV開発エンジニア、THE EV TIMES エグゼクティブ・アドバイザー) ・フォード、EVピックアップトラック「F-150 LIGHTNING(ライトニング)」が米国「モータートレンド・トラック・オブ・ザ・イヤー」を受賞……全審査員の満場一致で ・米高級EVブランドの「ルッシード」、オランダに進出……アムステルダムに第1号販売店を開設、ユーロNCAPも最高の五つ星を獲得 ・アウディ、将来の生産計画を発表……2029年にはすべての生産拠点で最低1車種のEVモデルを生産、2033年までにエンジンモデルの生産を段階的に廃止 ・ポールスター、「3」のドライバー監視システムを「CES2023」でデモンストレーション……眠気などを検知し緊急停止も ・ヒョンデ、SUVモデル「コナ」の新型を本国で発表……エンジンモデル、HEV、EVと多様なパワートレインをラインナップ ・伊藤忠、ZFジャパンと合弁会社を設立……車載用リチウムイオン・バッテリーのリサイクルや小型商用EV向けソリューションの開発など目指す ・ブリヂストン、タイのノンケー工場に太陽光パネルを設置……グループ最大規模で総発電能力9.95MWp

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TEXT:TET編集部
デイリーEVヘッドライン[2022.12.20]

  ・メルセデス・ベンツ、SUVの「EQE SUV」の受注開始を発表……高性能グレード「メルセデスAMG」の「EQE 43 4MATIC SUV」から受注開始  【THE 視点】メルセデス・ベンツのミドルクラス新型電動SUV「EQE SUV」。その中の高性能グレードであるメルセデスAMG「EQE 43 4MATIC SUV」の受注が開始された。2023年春にはさらなるモデルがオーダーできるという。 ベース車両のEQE SUVの「EQE 500 4MATIC」のEVパワートレインを強化。搭載されるモーターは、最高出力が350kW(476ps)、最大トルクが858Nmに引き上げられている。 性能は、0―100km/h加速4.3秒、最高速210km/hを発揮する。 ベースのメルセデス「EQE SUV」から、モーター出力もバッテリー性能などにも手が加えられたAMG仕様は、今後のEVの高性能化の見本となるはずである。 (福田雅敏-EV開発エンジニア、THE EV TIMES エグゼクティブ・アドバイザー) ・トヨタ、「ミライ」を改良……「ディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)プラス」を装備 ・ボルボ、EVトラックのラインナップを拡充……「FH」「FM」「FMX」を2023年3月から生産開始、ダンプ、クレーン、ゴミ収集車など多くの用途に対応 ・アウディ、「Q8 e-tron」の生産を開始……ベルギー・ブリュッセル工場にて ・北米トヨタ、米国テキサス州でのEVから電力を供給する「V2G(ヴィークル・トゥ・グリッド)」の実証実験を発表……地元の電力会社「Oncor(オンコー)」と協力 ・トーヨータイヤ、「アウディS1 quattro(クワトロ)」をオマージュしたEV「S1 e-tron quattro Hoonitron(S1 e-トロン・クワトロ・フーニトロン)」を「東京オートサロン2023」に展示……ドライバー、ケン・ブロック選手のトークショーも ・井原慶子氏がCEOを務める「Future(フューチャー)」、大阪万博での「次世代都市交通実証実験」に参画……電動パーソナルモビリティFuture「GOGO!シェア」の試乗会等を開催 ・ユビ電、「御殿場プレミアム・アウトレット」に6kWの普通充電器を8基導入……スマホ申し込みの充電サービス「WeCharge」に対応 ・NIO(ニオ)、生産30万台目がラインオフ……2023年上半期に5つの新型車を投入予定 ・パワーエックス、バッテリー工場「PowerBase」建設予定地の岡山県玉野市で地元説明会……2023年末より試験稼働開始、24年春から本格生産 ・フォーミュラE、バレンシア・テスト終了……マセラティのマキシミリアン・ギュンター選手が好成績

TAG: #EQE 43 4MATIC SUV #THE視点 #デイリーEVヘッドライン #メルセデスAMG #福田雅敏
TEXT:TET編集部
デイリーEVヘッドライン[2022.12.19]

  ・ホンダ、新型EV「プロローグ」のイメージを公開……VRを活用しグローバルかつリアルタイムに連携してデザイン  【THE 視点】ホンダの米国部門は、2024年に北米で発売予定のSUVタイプのEV「プロローグ」のイメージを公開した。 米国ロサンゼルスのホンダデザインスタジオが中心となり次世代VRを導入。「ネオ・ラギッド」をデザインテーマにしたという。 最大の特徴はバッテリーで、GMの「アルティウム」バッテリーを搭載する。 ホンダとGMは、技術力や設計力、ソーシング戦略を活用。世界トップクラスの品質と生産性に加えて、リーズナブルな価格を実現するよう両社で設備の共通化なども目指す。その第一弾となるのが「プロローグ」である。 今後は、ホンダの「アキュラ」ブランド初のSUVタイプのEVなども計画されている。 (福田雅敏-EV開発エンジニア、THE EV TIMES エグゼクティブ・アドバイザー) ・トヨタ、タイでカーボンニュートラル実現を目指す……現地「CPグループ」と協力 ・ベトナムのビンファスト、米国カリフォルニア州でのEV展開を加速……さらに4店舗をオープン ・ビンファスト、「米-アセアンビジネス評議会」に加盟 ・アウディ、EVコンセプト「アクティブ・スフィア」を1月26日に公開……アウトドア向けのクロスオーバークーペ ・ヒョンデ、EVのカーシェアリング「モーシャン」を12月16日に開始……CXC横浜を拠点に ・マツダ、PHEVの新型SUV「CX-90」を2023年1月に公開……北米仕様の上級SUV ・メルセデス・ベンツ、「EQE」がドイツ本国で発売……高性能モデル「メルセデスAMG EQE43 4MATIC」から販売開始 ・メルセデスAMG、PHEVのハイパフォーマンスモデル「C63 Eパフォーマンス」を発表……4気筒ターボエンジン+モーターで総合500kW(680ps)、125km/hまでモーターのみで走行可能 ・レッドウッド・マテリアルズ、米国サウスカロライナ州にバッテリーリサイクル工場を建設……35億ドルを投資 ・関西電力と敦賀市、原子力発電所の電力で水素を製造……CO2フリーのクリーン水素製造の実証実験

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TEXT:TET 編集部
デイリーEVヘッドライン[2022.12.16]

  ・トヨタ、EVのピックアップ「ハイラックスRevo BEVコンセプト」を初公開 【THE 視点】トヨタは「ハイラックス Revo BEV コンセプト」をトヨタ・モーター・タイランドの設立60周年記念式典で初公開した。 「ハイラックスRevo」とは、日本でも販売されている「ハイラックス」そのものでタイでの呼び名である。現行のハイラックスは実はタイ製である。 ピックアップトラックのEVは、アメリカではフォードやGM、新興メーカーのリビアン、そしてテスラなどが発売を表明している。アメリカでは一定の人気があるカテゴリーだが、それらと比較してハイラックスはひと回り小さい。 性能、販売時期などは明らかになっていないが、昨年12月の「バッテリーEV戦略に関する説明会」でもピックアップトラックのEVを披露していた。 今回の発表によればトヨタは、セダン、SUVに続きピックアップトラックと徐々にEVのバリエーションを増やしていくようだ。 (福田雅敏-EV開発エンジニア、THE EV TIMES エグゼクティブ・アドバイザー) ・オペル、「モッカ-e」を改良し「モッカ・エレクトリック」に改名……154ps(115kW)のモーター、54kWhのバッテリーを搭載し航続距離406km(WLTPモード) ・ジャガー、「F-PACE」のPHEV「P400e」の改良版を本国で発表……EVのみで最大65kmの航続が可能 ・アウディ、「Q8 e-tron」の生産をブリュッセル工場で開始……カーボンニュートラルに配慮した生産を実施 ・Yanekara、北九州市と公用車管理システムの導入を契約……EVの使用状況もシステムで把握 ・大東建託、EVの社有車でカーシェアサービス……大東建託パートナーズ管理の物件入居者が対象 ・二輪用品のナップス、バッテリー交換式EVバイク用の交換設備を設置……ナップス練馬店にGachacoステーション、今後設置店を拡大 ・充電スポット周辺のグルメ情報を共有するメディア「EVごはん」と駐車場検索アプリ「VEEMO(ビーモ)」がコラボ……「VEEMO」アプリ内で充電スポット近辺のグルメが検索可能に[詳細はこちら<click>] ・フォーミュラE、バレンシアテスト始まる……マセラティのマキシミリアン・ギュンター選手が初日総合トップ

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TEXT:TET編集部
デイリーEVヘッドライン[2022.12.15]

  ・ジープ、「ラングラー」のPHEVが日本発表  【THE 視点】「ジープ ラングラー」の高性能グレード「ルビコン」のPHEVモデル「ラングラー アンリミテッド ルビコン 4xe」が日本で発表された。価格は1030万円。 パワートレインは2L直列4気筒ターボエンジンに8速AT、2基のモーターが組み合わされ、350Vのリチウムイオン・バッテリーが搭載される。EVモードでは航続距離約42kmの走行が可能という。 バッテリーはリアシート下部に配置され、重量配分を最適化するとともに、外部からの衝撃による損傷リスクも低減され、渡河性能はガソリンエンジン車と同等の76cmを実現している。 モーターは発進と同時に最大トルクを発生する特性を持つため、悪路を低速で進む場面などオフロードにおいても威力が発揮される。このPHEVの「ラングラー」は、本格オフローダーに新たな可能性をもたらすモデルとなるだろう。 (福田雅敏-EV開発エンジニア、THE EV TIMES エグゼクティブ・アドバイザー) ・メルセデス・ベンツ、「EQA250」がリコール……フロントモーターの電気配線に問題があり走行不能になる恐れ ・パナソニック、米ルシッドのEVにリチウムイオン・バッテリーを供給……複数年契約で「エア」のフルラインナップに ・日立AstemoのEV用インバーターにロームの半導体が採用……「第4世代SiC MOSFET」を採用、WLTCモード値6%の電費を改善 ・ポルシェ、フォーミュラEのバレンシア・テストに参加……ニューマシン「99Xエレクトリック Gen3」を持ち込む ・ポルシェ、フォーミュラEチームのテストドライバーにデビッド・ベックマンを起用……2013年のドイツジュニアカート選手権ではミック・シューマッハを抑え総合優勝 ・次世代電池開発のテラワット、科学技術政策担当大臣賞を受賞……数年以内に世界初の次世代バッテリーの商用化、アメリカでの大きな資金調達が評価 ・メルセデス・ベンツ、2024年からの電動パワートレインの生産体制を強化……EU内の生産拠点に10億ユーロを投資、ウンターテュルクハイム工場の生産能力が100万台へ

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TEXT:TET 編集部
デイリーEVヘッドライン[2022.12.14]

  ・モビリティテクノロジーズ、タクシーアプリ「GO」加盟事業社にEVをリース  【THE 視点】タクシーアプリ「GO」を提供する株式会社モビリティテクノロジーズは、全国のタクシー事業者などが参画する「タクシー産業GXプロジェクト」(GX:グリーントランスフォーメーション)の取り組みを開始した。 同社はタクシーGXを通じて日本の運輸業界全体のGXを推進するとともに、タクシーのEV化によって、社会のカーボンニュートラルへの意識向上を促進していくという。 このプロジェクトでは、全国の都市部を中心とした約100社のタクシー事業者に対して、エリアごとのタクシーの運行特性に応じた充電計画の作成といった運行支援とともに、車両のリースや充電器の提供も行う。 リース用の車両には、「トヨタbZ4X」「日産リーフ」「日産アリア」など。2031年まで2500台、急速充電器400台と普通充電器2500台を各営業所へ提供する。 筆者もバッテリー交換式のEVタクシーの実証試験に関わってきたが、EVと言うだけでお客様からの反響は大きく、音が静かだと評判も良かった。全国に約21万台あるとされるタクシー。そのうち2500台がEVとなれば、社会へのインパクトは大きいだろう。 (福田雅敏-EV開発エンジニア、THE EV TIMES エグゼクティブ・アドバイザー) ・スペインのクプラ、フォーミュラEに参戦……ドイツのチューナー「アプト・スポーツライン」とチームを結成 ・三菱マテリアル、リチウムイオン・バッテリーのリサイクル事業を開発……エンビプロと共同で、ブラックマス(リサイクル時に発生するリチウム、コバルト、ニッケルの濃縮滓)からレアメタルを生成 ・グラフィット、電動バイク「GFR-02」を自転車化できる後付けパーツ「モビチェン」の予約受付を12月15日より開始……電動バイクモード、自転車モードを任意に切り替え ・日本電産、ノルウェーのバッテリー・メーカー「フレイヤー・バッテリー」と合弁会社を設立……2025年量産開始、30年に年間12GWhのバッテリーモジュールとパックを製造 ・東京電力、早稲田大学と包括連携……カーボンニュートラル社会実現に向けて産学連携で研究ならびに人材育成

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TEXT:TET編集部
デイリーEVヘッドライン[2022.12.13]

  ・プレステージ・インターナショナル、BYDのロードアシストサービスを提供……電欠現場への駆けつけサービス等 【THE 視点】株式会社プレステージ・インターナショナルは、BYDオートジャパン株式会社にロードサービスを提供すると発表した。プレステージ・インターナショナルの子会社の株式会社プレステージ・コアソリューションが他のグループ会社と連携し、サービスを展開する。プレステージ・インターナショナル・グループは、これまでも「電欠現場でのEV駆けつけ充電サービス」等にも取り組んでおり、EVに関するサービスのノウハウを十分に持つ。 BYDオートジャパンは2023年1月より日本国内での乗用EVの販売を開始する。BYDはEVでは世界的に最大手であるが、日本市場ではこれまでEVバスなど商用車のみを展開してきた。 先日の発表では、日本導入第1弾となる「アット 3」の価格が発表され、性能的にも競合に対して十分な競争力を持つことが確認できた。今回のサービスは、BYDオートジャパンにとって新興メーカーにつきまとう不安やトラブルを解決できるという強みになる。販売に拍車が掛かるのではと感じた。 (福田雅敏-自動車エンジニア、THE EV TIMESエグゼクティブ・アドバイザー) ・ホンダ、電動車でのレース参戦を検討……「二輪を皮切りに」とホンダ青山真二専務が表明 ・日産、フォーミュラEシーズン9用Gen3マシンをテスト……12月13日〜16日までスペイン・バレンシアで ・エネチェンジ、USENネットワークスとEV充電器設置で協業……飲食店、商業施設などUSENの顧客ネットワークを活用 ・エネチェンジ、「ジャパンEVオブザイヤー」を立ち上げ……第1回は2021年10月〜2022年9月に販売されたEVから選定 ・テラモーターズ、新築マンションにEV充電器の無料設置を支援……補助金を活用した新プランを提案 ・モビリティテクノロジーズ、タクシーのEV化を支援……運行計画に乗っとった充電計画の作成や充電器の提供など ・プラゴ、6kWの壁掛け型充電器「PLUGO BOX」を来春から提供……施設に応じた充電スペースへの設置自由度を高める ・bp、英国内のショッピング施設「M&S」に充電器を設置……今後2年間で70店舗、900基の急速充電器

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