#ディーラー
TEXT:TET編集部
中国・四国地方に初上陸! ブランド史上4店舗目のショールーム「Hyundai Mobility Lounge 岡山」がオープン

中国・四国地方に待望のショールームがオープン ヒョンデはオンライン販売のみということもあり、特定の店舗に行かなければ実車に触れることができないのはもちろん、見ることさえままならない。 IONIQ5のデザインはたしかに秀でているのだが、意外とサイズが大きいので、勢いで買うと車庫に入らないなんてことも起きかねない。 とくに日本においては、ショールーム等が展開されていない中国地方〜四国地方に住む検討中のオーナーは、なかなか踏み出すのに勇気がいるのではないだろうか。このエリアに住んでいたとすると、最寄りの展示場は京都か福岡となり、なかなかの遠方になるからだ。 そこで今回、自動車販売店を中国地方を中心に4店舗、神奈川県に1店舗を構える「Heart up world」が、岡山県岡山市に、国内で4店舗目となるヒョンデのショールーム「Hyundai Mobility Lounge 岡山」を、県道21号線沿いに11月9日にオープンさせた。岡山駅からは2km弱ほどの距離で、3階建て(2〜3階ではほかのクルマも販売する)のビルに立体駐車場などを設けた巨大な建物が目印。 同店舗の運営元である「Heart up world」は、自動車販売店を営みつつ、モータースポーツに参戦するなど、クルマを通じてさまざまなビジネスを展開してきているクルマのプロだ。また、テスラが日本に上陸した際も、「これからは電気の時代になる!」と新しいものに対するアンテナも敏感で、いち早くテスラの取り扱いをスタートしている。もちろん、テスラの認証工場としてのサポート体制もバッチリだ。 その後は、2022年にヒョンデが日本に上陸した際に、「このクルマは凄い!」と反応し、早速ヒョンデの認定工場という立ち位置となった。現在では毎月5台ほどをサポートしているそう。 そしてこの度、新店舗オープンに合わせて、店内に「Hyundai Mobility Lounge 岡山」をオープンさせた。ここでは、専任スタッフをメカニックと営業でそれぞれ2名ずつ配置して、販売面とメンテナンス面で訪れた人たちのサポートを行うほか、試乗車の準備、さらに今後はレンタカーも用意して、よりじっくり試せる体制を整えていくとのこと。 ただし、あくまでここはショールームなので、商談などができないのは全国共通。購入は従来どおりオンラインのみとなるのはほかと同様。 ヒョンデでマネージングディレクターを務める七五三木氏は、「この場所は岡山でクルマを販売するには1番いい場所です。ヒョンデは、日本の美しい自然を守りたいという想いから、あえてBEVやFCEVしか導入していません。中国・四国地方の皆さんに、ヒョンデの魅力をこの場所から発信していただけたら幸いです」とコメント。 「Heart up world」の代表を務める佐藤氏は、「このIONIQ5はデザインがズバ抜けて格好いい、ワクワクする1台です。ここでしか提供できないサービスを売りに、ヒョンデのクルマを通じて多くの人を笑顔にしたいと思ってます」と意気込みを語った。 オープン日のテープカットには、岡山県出身で、自動車整備議員連盟会長、オートバイ議員連盟会長、バス議員連盟会長などを務める衆議院議員の逢沢一郎氏、佐藤社長と仲良しという映画コメンテーターの有村 昆氏などのゲストが駆けつけ、オープンを祝福。 ちなみに、ヒョンデでは2025年にコンパクトSUVの「インスター」を国内導入することも発表している。このモデルは、韓国版軽自動車ともいえる「軽車(キョンチャ)」として現地で愛されており、日本市場では軽規格には収まらないものの、昨今のコンパクトSUV市場の活気を考えたら、それらの強力なライバルになるのではないかと関係者の間で噂されている注目車種だ。 こういったモデルも導入後は「Hyundai Mobility Lounge 岡山」でいち早く見れるようになるはずなので、気になっている人は今後タイミングを見て足を運んでみてほしい。

TAG: #ディーラー #ヒョンデ #新車
TEXT:TET 編集部
中国地方にヒョンデが初進出! ショールーム付き施設「Hyundai Mobility Lounge 岡山」が誕生

国内4店舗目の「Hyundai Mobility Lounge」 ヒョンデにとって中国地方では初となるショールーム「Hyundai Mobility Lounge(ヒョンデ・モビリティー・ラウンジ) 岡山」が2024年11月9日(土)にグランドオープンする。 岡山市の中心部から児島へと伸びる県道21号線と、県道236号線が交わる野田の交差点近くにショールームを構えるのだが、ヒョンデが入居する以前のテナントの影響だろうか、大型立体駐車場を建物の背面に抱え、店舗前のスペースも広大でとにかく目立つ。 この施設は、ヒョンデのZEVの購入を検討する顧客をサポートし、最新のEVライフスタイルを提案する場所として設立するという。「Hyundai Mobility Lounge」としては京都四条、東京ベイ、富山に続く国内4店舗目であり、中国地方には初お目見えとなる。 店舗にはヒョンデの整備工場が併設されているから、EVの購入だけでなく、メンテナンスや買取サービスまでを提供する、総合的なサポート拠点として機能することになる。 Hyundai Mobility Lounge 岡山では、最新モデルの「IONIQ 5(アイオニック ファイブ)」や「KONA(コナ)」の車両展示・試乗体験が提供され、オンライン購入のサポートや納車・整備に関するサービスまで幅広く対応してくれる。また、全天候型のショールームには急速充電器も完備されている。 さらに、初めてEVを体感する方々に向けた魅力的なイベントの実施を計画し、ヒョンデの車両をより身近に感じてもらえる環境を提供していくとしている。 オープニングセレモニーには有村 昆氏も登壇予定 そんなHyundai Mobility Lounge 岡山では、11月9日(土)11時から12時まで、オープニングセレモニーが開催される。セレモニーではテープカットが行われるほか、特別ゲストに映画コメンテーターの有村 昆さんを招いたスペシャルトークショーの開催などが企画されている。セレモニー参加者には、Hyundaiオリジナルグッズのプレゼントなども予定されているそうだ。 また、同日の13時から19時、および翌10日(日)の10時から17時にかけては、レーシングシミュレーター体験や、キッチンカーによる食の提供など、家族連れで楽しめるイベントが開催される。特別割引やメンテナンスパッケージを含む限定キャンペーンも実施されるので、ZEVの購入を検討している岡山周辺の方々は、この機会に足を運んでみてはいかがだろうか。 ■「Hyundai Mobility Lounge 岡山」店舗情報 所在地 :岡山県岡山市北区野田2-14-28 営業時間:10時ー19時(※日曜日は17時まで) ※11月9日(土)のみ13時から19時 定休日 :毎週月曜日 電話番号:086-245-0310 ホームページ https://www.hyundai.com/jp/showroom

TAG: #hyundai Mobility Lounge 岡山 #ディーラー #ヒョンデ
TEXT:TET編集部
BYDの「33店舗目」となる新規ディーラーが港北ニュータウンにオープン! 「感度」の高いひとが多いエリアでさらなる躍進を目指す

横浜に新たにBYDディーラーがオープン! BEVメーカー「BYD」の日本おける33店舗目となるディーラー「BYD AUTO 港北ニュータウン」が10月11日に神奈川県横浜市にオープンする。そのオープニングセレモニーとして、10月10日にマスコミ向け取材会が行われた。 BYD Auto Japanとして33店舗目となる「BYD AUTO 港北ニュータウン」は、関東の店舗として初めてとなる新築ディーラーだ。 店舗は横浜市都筑区で、市営地下鉄グリーンラインとブルーラインの2路線が乗り入れているセンター北駅から徒歩5分という場所。港北ニュータウンはベッドタウンとして開発され、近年は商業施設やボッシュの本社が建てられるなど発展し続けている地域だ。 そのような地域ゆえ、新しいものへ興味をもつ人たちも多く、BEVのBYDの販売店としては好立地といえるだろう。さらに、周囲には自動車ディーラーやショップも多いので、クルマに興味をもつ人たちも多く、片側3車線の市役所通りにも面していることからも、注目度が高い場所となる。 店舗は、ショールームの車両展示スペース(約3台分)の奥に商談スペースとキッズスペースがある。ショールーム向かいには、整備などを行う2柱式リフトを備えるピット、納車スペース、洗車場が用意されて、当然のことだが新規で建設されただけあってとてもクリーンな印象。さすがBEV販売店と感じさせるところだ。 さらに、駐車場奥には充電スペース(急速充電器50kW×1基・200V普通充電×2基)を設置。たとえ自宅に充電設備をもっていなくても、BEVを維持することができるだろう。 ちなみにBYD AUTO 港北ニュータウンを運営するアクセルは、すでに横浜市緑区にBYD AUTO東名横浜を2023年2月にオープンしているので、同店で2店舗目のオープンとなる。 なお、同店の店長となる河村智訓さんは、東名横浜でも店長を経験。じつは前店舗では、BYD Auto Japan全体の2023年度の受注台数の約5%に当たる販売実績をもっているのだ。 「BEVに興味をもつお客さまは、新しいものへの感度の高い人が多いです。近年の自動車販売は多様化していますが、BEVを買おうとしている方は、SNSやダイレクトメールなどの情報に敏感ですね。ご来店やお問い合わせしていただいたお客さまには、BEVの維持費の安さや利便性、さらにはクリーンな乗り物であることを理解していただき、BYDの魅力もアピールさせていただいています」と河村店長は語る。 その言葉どおり、店内にはすでにBYDやBEVを簡単に理解できるようなリーフレットが用意されていた。 BYD AUTO 港北ニュータウンは、感度の高い若い人たちが集まり、さらに自宅に充電設備を設置できる戸建ても多い地域ゆえ、今後の展開に期待したい新店舗といえるだろう。

TAG: #ディーラー #新車 #新車販売
TEXT:TET 編集部
BYD全国33番目のディーラーが輸入車激戦区に誕生! 「BYD AUTO港北ニュータウン」10月11日オープン

神奈川の輸入車激戦区にBYDいざ出陣! 全国で33店舗目、神奈川県内では3店舗目となるショールームを備えたBYDの正規ディーラー店舗「BYD AUTO港北ニュータウン」が、2024年10月11日(金)にオープンする。 「BYD AUTO港北ニュータウン」は、ショールームを備えているだけでなく、専用のサービス工場を併設し、購入後も万全のアフターサービスでBYDのある生活をサポートしてくれる。 同店のショールームには、現在発売中のミドルサイズSUV「アット3」、コンパクトEVの「ドルフィン」、8月に輸入EV車でトップのセールスを記録したe-スポーツセダン「シール」が展示される。 白を基調にした清潔感とゆとりを感じさせる心地よいショールームには、BYDに関する幅広い専門知識を持ち、EVライフへの疑問に的確に対応可能なセールス・スタッフが常時待機し、商談や試乗の受付等を担当するという。 整備担当のサービス・スタッフは、「BYD Academy」というBYDのEVに関する高度なトレーニングを受けたプロフェッショナルなサービス・スタッフが配置され、店舗全体で顧客の快適なe-Lifeを力強くサポートしていく姿勢だ。 神奈川県内でもとくに輸入車を保有する家庭が多く、大通り沿いには輸入新車ディーラーや輸入車を中心に取り扱う中古車店がひしめく「輸入車激戦区」の横浜市都筑区エリア。1日に数軒のEV取り扱いディーラーを巡ることだって可能なほど密集しているエリアだけに、そこにオープンするBYD AUTO港北ニュータウンの存在は、EVの購入検討者にとってはありがたい。 激戦区でBYDが存在感を示すことができるのか、真価が問われそうだ。 ■BYD AUTO港北ニュータウン 概要 所在地  〒224-0001 神奈川県横浜市都筑区中川8-1-4 オープン 2024年10月11日(金) 営業時間 10:00~19:00 定休日  毎週火曜日・水曜日 電話番号 045-755-7351 メール  bydauto.kohokunewtown@accel-co.jp 運営会社 (株)アクセル  

TAG: #BYD #BYD AUTO #ディーラー
TEXT:TET 編集部
全国32番目のショールームが愛知県に登場! EV購入を力強くEV生活をサポートしてくれるBYD正規ディーラー「BYD AUTO 名古屋東」をオープン

BYDが日本で展開するラインアップ全車を展示 BYDにとって全国で32店舗目、愛知県内では岡崎と名古屋北に続くショールームを備えた3番目の正規ディーラー店舗「BYD AUTO 名古屋東」が、2024年9月6日(金)にオープンする。 「BYD AUTO 名古屋東」は、名古屋インターチェンジから約5分の県道名古屋長久手線沿いに位置する。 同店のショールームには、現在発売中のスポーツセダン「シール」、ミドルサイズSUV「アット3」、コンパクトカー「ドルフィン」のEV3車種が展示される予定だ。白を基調としたショールームには、BYDに関する幅広い専門知識を持ち、EVのある暮らしに対しての疑問へ的確なアドバイスとサポートが可能なセールス・スタッフが常時し、商談や試乗の受付等を担当してくれる。 車両整備を担当するサービス・スタッフは、「BYDアカデミー」と呼ばれるBYDのEVに関する高度なトレーニングを受けたサービス・スタッフを配置。製品知識はもちろんのこと、EV購入時のコンサルティングやアフターサービスなど、技術面からも力強くEV生活をサポートしてくれる。 BYDは今後、2025年末までに全国でショールームを備えた店舗を100軒以上にすることを目標として掲げている。今回オープンするBYD AUTO 名古屋東はその32店舗目にあたる。まだまだ店舗数でいえば少ないと感じるかもしれないが、ショールームを備えていないものの、試乗や購入に関する相談およびアフターサービスの受付などが可能な「開業準備室」を含めると、全国で58拠点がすでにオープンしている。この開業準備室を含めた拠点一覧はBYDのホームページに掲載されているので、一度ご覧いただきたい。案外近くに拠点があるかもしれい。 日本に上陸して日は浅いが、着実に拠点を増やしているBYD。この地道な努力がBYDの顧客拡大、ひいてはEVの普及へとつながっていくのだと期待したい。

TAG: #BYD #ディーラー #愛知県
TEXT:TET 編集部
広島県初のショールームを備えたBYD正規ディーラー誕生! 「BYD AUTO 広島」がオープン

「ATTO 3」と「DOLPHIN」を展示 2024年6月7日(金)、BYD Auto Japanの正規ディーラーであるワールドモータースグループは「BYD AUTO 広島」をオープンする。「BYD AUTO 広島」は全国で30店舗目、広島県で初となるショールームを備えたBYD正規ディーラー店舗だ。JR広島駅北側、新幹線口前の高層複合ビル「GRANODE広島」の1Fに位置しており、JR広島駅まで徒歩4分、広島空港リムジンバス乗り場まで徒歩3分という好立地。 「BYD AUTO 広島」のショールームには、現在発売中のミドルサイズSUV「ATTO 3」と、コンパクトEV「DOLPHIN」を展示する。 BYDに関する幅広い専門知識を持つセールススタッフが常時待機していて、商談や試乗の受付などを行う。 クルマの整備は「BYD Academy」というBYDのEVに関する高度なトレーニングを受けたプロフェッショナルなサービススタッフが担当。 「BYD AUTO 広島」は店舗全体で、顧客の快適なEVライフをサポートしていく。 「BYD AUTO 広島」概要 所在地:〒732-0057 広島県広島市東区二葉の里3丁目5番地7号 1F 営業時間:10:00~18:30 定休日:毎週火曜日、毎月第2水曜日 電話番号:082-263-4666 メールアドレス:byd-hiroshima@wm-group.jp

TAG: #BYD #ディーラー #中国
TEXT:TET 編集部
イケイケのBYDの次なる一手は認定中古車市場への進出! 「BYD CERTIFIED」開始でEV購入のハードルがダダ下がり

安心の「認定中古車」がEV普及の足がかり 2023年の日本上陸以来、徐々に販売拠点を増やすとともに、車両販売の面でも好調が伝えられるBYDが、2024年4月19日から認定中古車制度を開始した。開業準備室を含む全国52拠点のBYD正規ディーラーで取り扱い、EVに関心はあるものの購入には至っていない潜在顧客に対し、新車以外でEVライフを始めるもうひとつの選択肢として訴求していく構えだ。また、並行してBYDの公式ホームページ内に「認定中古車専用サイト」を開設し、オンラインでの訴求も行っていく。 BYDの各モデルには、駆動用バッテリーとして独自に開発された「ブレードバッテリー」が搭載されている。これは多くのEVが搭載する三元系リチウムイオンバッテリーと異なり、正極側(+)に安価で電気的安定度が高いリン酸鉄を用いることで、バッテリー内の熱暴走が少ないという利点がある。 また、距離換算で210万kmに相当する、残量ゼロから満充電までの充放電を4500回こなせるほどの耐久性も持ち合わせ、新車登録時から8年間または走行15万kmまで保証されている。このバッテリーの安全性と耐久性に加え、正規ディーラーならではの高い安心感と充実したアフターサービス、高品質な車両の取り扱いなど、「これまでにない商品価値を保持したEV」として顧客に届けたいとBYDは意気込む。 BYD認定中古車の適用条件と、点検・保証項目は次の通りだ。 <BYD認定中古車の適用条件> ・初度登録から4年未満かつ走行距離5万キロ以内(2024年時点) ・新車登録時からの整備記録簿があり、修復歴・改造がない車両。レース使用車両は不可 ・BYD Auto Japanが正規に輸入した車両であること ・正規ディーラーで全ての定期点検、車検を受けていること ・事故車(修復歴車)の定義は日本自動車査定協会の基準に従う <BYD認定中古車の点検・保証項目> ・点検内容:12か月点検相当 ・保証期間:新車保証+1年(最大で初度登録から5年間保証) ・走行距離:無制限(高電圧部品保証を除く) ・保証内容:新車延長保証に準ずる ・交換部品:法定12ヶ月点検相当の整備点検を実施、消耗部品(バンパー、高機能HECエアコンフィルター 他)は新品に交換 EVが普及するためにはインフラ整備の充実はもちろんだが、消費者としては購入に際しての安心感や手ごろ感、そしてアフターサービスの構築が不可欠だ。認定中古車制度でそうした購入のハードルを下げられるのか、BYDの手腕に注目だ。

TAG: #BYD #ディーラー #中古車
TEXT:田中 誠司
自動車部品&輸入販売の超・老舗とBYDがコラボ、東京・品川に新ディーラーをオープン

BYDオートジャパンが新ショールーム「BYD AUTO 東京品川」を東京・品川駅港南口から徒歩10分の旧海岸通り沿いにオープンし、10月2日、報道陣及び関係者に公開した。営業開始は9月20日。現在は「アット3」「ドルフィン」をラインアップするBYD車の試乗・販売および、日常的なメンテナンスを手掛ける。 歴史ある商社が品川のディーラーを担当 同ショールームの経営にあたるのは、自動車部品商社として90年の長い歴史を誇る明治産業株式会社および、その子会社である明治モータース株式会社だ。かつてはインポーター(輸入総代理店)としてシンガー、アルヴィス、ロイヤルエンフィールド(二輪車)などを手掛けていた。現在はポルシェセンター高輪があり、少し前はBMW TOKYO高輪ショールームだった場所において、日野ルノーの販売にも携わっていたといえば、東京の自動車史との深いかかわりを理解してもらえるだろうか。 明治産業はしばらくは車両の輸入から遠ざかっていたが、ブレーキ、エンジン、サスペンション関連をはじめ幅広い守備範囲で部品の輸出入を手掛け、年商は400億円超を誇るほか、2018年からは新生アルヴィスの輸入代理店も担う。 BYDとの縁は、同社の日本乗用車市場参入に際して、アフターセールスのプロフェッショナルとして全国のディーラーに対する技術指導を任せられたことだった。部品商社として培ったノウハウを活かして販売スタッフ、整備スタッフにEVの実車を使った独特な研修を2022年9月から実施し、BYDの乗用車部門であるBYD AUTO JAPANの「2025年までに全国にディーラー100社を展開する」という目標をサポートしている。

TAG: #BYD #ディーラー #東京
TEXT:陶木 友治
オンとオフをシームレスに繋ぐ「フィジタル」とは? :EVでも色褪せない「駆けぬける歓び」BMW Tokyo 成田 仁社長に訊く その5

エンジン車とBEVの両方を選択できる環境を整えている輸入車ブランドの雄、BMW。国内においてBMW正規ディーラーの中核ディーラーに位置づけられるBMW東京の成田 仁社長に、BEVの現状から国内マーケット動向に対する雑感、近未来の戦略まで幅広く話を訊いた。 (プロフィール) BMW東京代表取締役社長 成田 仁 いすゞ自動車にてキャリアをスタートし、2002年にBMW Japanに入社、ディーラー開発の多くのプロジェクトを完遂。2004~2005年にBMW AG(独本社)でアジア・東ヨーロッパのディーラー開発チームでの国際業務を経験。2008年にアウディジャパンへ転職し、ディーラー開発部門にてマネジャーおよびゼネラルマネジャー、2013年にハーレーダビッドソンジャパンにてディーラー開発部門のダイレクターを経て、2015年にBMW Japanに復帰。2020年に常務取締役就任。2021年に、BMW Tokyo代表取締役社長に就任。 ──聞けば、BMWは「フィジタル」というコンセプトを導入しているそうですが、これはどのようなものでしょうか? フィジタルは、「フィジカル」と「デジタル」を組み合わせた造語で、オンラインとオフラインの顧客体験をシームレスに繋げていこうというコンセプトですね。お客様と私たちの接点にはオンラインの部分とオフラインの部分がありますが、BMWはその継ぎ目をできるだけなくし、お客様がどこでも好きな方法でBMWと接点が持てるようにしています。お客様によっては、ディーラーを訪問しなくてもクルマを注文することができますし、「BMWコネクテッド・ドライブ」というオンラインのサービスを使えば、サービスの入庫予約や車検の予約もできるようになっています。 ──「フィジタル」のコンセプトはまだ完成形ではなく、発展途上にあるという話を聞いたことがあるのですが、今後についてどのような将来像を描いているのでしょうか? おっしゃるように完成形には至っていないものの、順調に前に進んでいると思います。構想のうち、実現できているのはまだ数分の1程度に過ぎませんが、BMWグループは、以前からビジネスモデルの変革に取り組んでおり、明確なロードマップにしたがって前に進んでいます。我々は一ディーラーに過ぎませんが、好きな「時と場所と方法」でお客様がBMWと接することができるように努力を重ねていくつもりです。 ──先ほどお話に出た「BMWコネクテッド・ドライブ」について、もう少し詳しく教えてください。 様々な機能を付与したサービスですから一言で説明することは難しいのですが、端的に言うと、車両の状況をリアルタイムで把握し、ユーザーをサポートするサービスということになるでしょうか。 例えば、車両位置の特定やドアのロックとロック解除、搭載カメラによる車両周囲の確認のほか、クルマの充電状態や航続可能距離の常時表示など、EVに関する幅広い有益な機能も提供します。加えて、スマートフォンをデジタル・キーに変えることもできます。スマートフォンを持ってクルマに近づけば自動的にドアロックが解除され、クルマから離れれば自動でクルマがロックされるという仕組みです。 ──ちゃんとロックされたのかがわからず、不安に駆られるユーザーも多くなりそうです(笑)。 それは「ステータスチェック」できちんと確認できるようになっています。クルマの世界は日進月歩で進化していて、私自身もクルマを運転するときにキーを持ち歩かなくなりました。以前までは、このサービスは使用を希望するお客様だけに機能を提供していましたが、現在では、原則的にはすべてのお客様にご利用いただくことにしています。納車時にこちらですべて設定したうえで、クルマをお渡ししています。実際に体験したお客様からは「すごく便利」と好評ですね。 ──他ブランドも同様のサービスを提供していますが、BMWが一歩先を行っている印象を持ちました。 私たちもそう自負しています。 ──貴重なお話、ありがとうございました。 <完>

TAG: #ディーラー #トップインタビュー
TEXT:陶木 友治
スクリーンに映し出される好みの仕様の一台:EVでも色褪せない「駆けぬける歓び」BMW Tokyo 成田 仁社長に訊く その4

エンジン車とBEVの両方を選択できる環境を整えている輸入車ブランドの雄、BMW。国内においてBMW正規ディーラーの中核ディーラーに位置づけられるBMW東京の成田 仁社長に、BEVの現状から国内マーケット動向に対する雑感、近未来の戦略まで幅広く話を訊いた。 (プロフィール) BMW東京代表取締役社長 成田 仁 いすゞ自動車にてキャリアをスタートし、2002年にBMW Japanに入社、ディーラー開発の多くのプロジェクトを完遂。2004~2005年にBMW AG(独本社)でアジア・東ヨーロッパのディーラー開発チームでの国際業務を経験。2008年にアウディジャパンへ転職し、ディーラー開発部門にてマネジャーおよびゼネラルマネジャー、2013年にハーレーダビッドソンジャパンにてディーラー開発部門のダイレクターを経て、2015年にBMW Japanに復帰。2020年に常務取締役就任。2021年に、BMW Tokyo代表取締役社長に就任。 ──前回もおっしゃっていましたが、BMWの魅力のひとつは、EVからディーゼル車、ガソリン車まで豊富な選択肢の中から最適なパワートレインを選ぶことができるところですよね。顧客から見ると、それぞれのクルマを乗り比べて充分に吟味してからモデルを選べるからありがたいと思います。 そうですね。弊社の場合、「BMW  Tokyo Bay」という日本最大規模のショールームがあり、そこに全ラインナップの試乗車を常時配備し、試乗専用カウンターも設置しています。最大で1時間の試乗が可能で、高速道路を走るプランや30分ごとに乗り換えるプランなど複数のプランを用意しているのですが、2022年の実績で言えば、試乗は約8000件でした。1日平均にすれば21件ですが、週末に来店されるお客様が大半ですから、土日はそれこそ50件、60件の試乗申し込みがありました。それもBMW東京のお客様だけではなく、関東一円からお客様が来店して試乗していただいています。「BMW  Tokyo Bay」規模のショールームは他にないことから、他ディーラーのセールスがお客様を伴って訪れることも頻繁です。「うちにこんなセールスいたっけな?」と怪訝に思っていたら、他ディーラーのセールスだったということもよくありますよ。 ──展示、試乗に関して卓越した制度とノウハウを持っていらっしゃることはわかりましたが、商談、アフターセールスの部分において、BMW東京ならではの特徴はありますか。リアル体験である試乗とは対照的に、商談はデジタル化がかなり進んでいると思いますが。 確かに最近はデジタル化が急速に進んでいて、商談スタイルが大きく変わってきました。以前は紙ベースで商談を行なうことが多かったのですが、今はデジタルツールを使って商談をすることが増えています。 例えば、iPadと連動した「モバイルカスタマイザー」では、パソコンの画面上で外板や内装のカラー、ホイールなどを変更することができます。そうしたツールは以前から活用していますが、最近はより高精細な画面で見ることができるようになっています。 さらに、2022年秋から新しいシステムを導入しています。それは、車のVINコード(車両識別番号)がわかれば、そのクルマの仕様を確認できるというものです。これによって、海外から輸送中のクルマでも、外装や内装、オプションなどをコンピュータグラフィックで再現することができます。 ──システムを導入してから、商談がスムーズに進むようになったということはありますか? そうですね。以前は、実車を見てからボディやシートのカラーサンプルを見せたり、組み合わせを説明したりすることが多かったのですが、今ではコンピュータグラフィックで見せることができるため、お客様はより具体的なイメージを持ちやすくなりました。また、在庫車の仕様も確認できることで、たとえその場に実車がなかったとしても、以前より正確な車両情報をお客様に提供できるようになっています。最新版のシステムでは、実際に街中や森林地帯、峠を走っているグラフィックが映し出せるようになっています。しかもその映像をショールーム内の大スクリーンに映してお客様といっしょに観ることもできます。こういった取り組みは、BMWが最も先進的だと確信していますね。 >Vol.5に続く    

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