#リコール
TEXT:烏山 大輔
BMWがBEV 7車種のバッテリーに関するリコールを発表

ビー・エム・ダブリュー株式会社は3月13日、「BMW iX3 M Sport」を含むBEVの7車種について国土交通大臣に対してリコールの届出を実施した。 原因はバッテリーマネジメントエレクトロニクス(SME)において、ソフトウェアが不適切なため、システムの誤診が起きる可能性があることだ。そのため、ごく稀にではあるが充電の停止や高電圧システムがシャットダウンし、モーターの出力およびレスポンスが低下、最悪の場合モーターが停止するおそれがある。なおモーターが停止した場合、車両をオフ/オンすることにより再度走行することは可能であるという。ドイツ本国からの情報では不具合発生は1件、事故の発生は0件とのこと。 改善措置としては全車両、バッテリーマネジメントエレクトロニクス(SME)を対策プログラムへ書き換える必要がある。 プログラムの書き換えは、販売店に入庫して診断機により実施する。もしくは対象車両へ遠隔配信にてプログラムを配信し、使用者自身でインストールして行うことが可能だ。 ユーザーにはダイレクトメール等で通知される。または、車両に直接インカーコミュケーションメッセージが送信される。BMWのホームページにも掲載するという。 ■BMW カスタマー・インタラクション・センター (フリー ダイヤル) 0120-954-018 【リコール対象車種】 BMW i4 eDrive40 BMW i4 M50 BMW i7 xDrive60 BMW iX3 M Sport BMW iX xDrive40 BMW iX xDrive50 BMW iX M60

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TEXT:TET編集部
米テスラが「モデルS」「モデルX」「モデル3」「モデルY」362,758 台のリコールを発表:米国道路交通安全局(NHTSA)

米国道路交通安全局(NHTSA)の公式発表によると、テスラが開発中である完全自動運転ソフトウェア「FSDベータ」に衝突を引き起こす可能性があるとして、362,758 台のリコールを発表した。 制限速度を超過したり、違法または予測不可能な方法で交差点を通過することで、事故のリスクを増加させる可能性が指摘された。 テスラ社は、アメリカ国内で販売された完全自動運転ベータ版(FSD Beta:Full Self-Drivingベータ版)ソフトウェアが搭載された、または搭載が保留されている特定の2016-2023年型「モデルS」および「モデルX」、2017-2023年型「モデル3」、2020-2023年型「モデルY」車両をリコールする。 FSDベータ版システムでは、交差点付近において、右折/左折専用レーンを走行中に交差点を直進したり、一時停止標識のある交差点に完全停止せずに進入したり、黄色信号点灯中に十分な注意を払わず交差点に進入するなど、安全でない行動をとる可能性があるという。また、制限速度の変化への対応が不十分であったり、ドライバーが制限速度を超えるような速度調整を行った場合に、システムが適切に対応できない場合があると指摘する。 改善策としてテスラ社は、無線(OTA)ソフトウェア・アップデートを無償でリリースする予定だ。 オーナーへの通知書は、2023年4月15日までに郵送される。

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