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IAAモビリティ2023 リポート3|BMWは「ビジョン・ノイエクラッセ」「カントリーマンE」と第5世代でピュアEVとなる「ミニ・クーパー」ルノーは「セニックE-TECHエレクトリック」「グランカングー」。そしてナタリー・ポートマン氏がやってきた。


TEXT:小川 フミオ
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2つのE-TECHエレクトリック。セニックとグランカングーをお披露目したルノー


ルノーも、メッセ会場とオープンスペース、ふたつの場所で積極的に自社の製品のアピールに努めていた。あれ?と思ったのは、オープンスペースでのメーカー名表示。RENAULTでなくてRNLTってなってたことだ。

そっちのほうがおぼえやすいのか。そこはわからないけれど、ルノーもご他聞にもれず、若々しいイメージを演出することに余念がないもよう。

オープンスペースでは、スケートボードやTシャツやパーカなどを積極的に販売。そこにもRNLTの文字が入っている。

そういえば、「ロザンジュ」なる菱形のエンブレムの使いかたも、もう自由自在。スケートボードの裏をみると、なかに文字が入ってしかも横向き、なんてケースもあった。

菱形のモチーフをふくませた建物のステッチのように使ったオープンスペースでも、比較的おおきな面積を使ったメッセ会場でも、ルノーの展示はEVばかり。

1台はミュンヘンで初お披露目された「セニックE-TECHエレクトリック」。アライアンス(日産と三菱)のCMF-EVプラットフォームを使った、ホイールベース2.78メートルのBEVだ。

Cセグメントというから、サイズ的にはVWゴルフなどの市場に向けて開発されている。87kWhの”コンパクト”バッテリーを搭載して、室内を広くとるパッケージングを採用。

荷室容量は545リッターを確保しながら、620kmを超える走行距離を実現しているとされる。

「1996年の初代のようなすぐれたファミリーカーとして、今回のセニックE-TECHエレクトリックを定義。ゆったりと長距離を走っていけます」。ルノーブランドのファブリス・カンボリブCEOは述べている。

プジョーが先鞭をつけた、グリルレスグリルを採用。ここもロサンジュのモチーフなのが目を惹く。ロングルーフがキャビンの広さを物語っており、ルノーは昔からこういうクルマづくりがうまかったと、改めて思い出させてくれた。

もう1台、メッセ会場にあったのが「グランカングー」。Grand Kangooなので、英語ふうに発音するとグランドカングー。ようはさらに大きくなったカングーだ。今回は2代目となる。

ICEバージョンと、エレクトリックバージョンが用意され、後者は45kWhのバッテリーで265kmの走行距離をもつ。パッケージングに特徴があり、3列シートの7人乗りだ。

「グランカングーE-TECHエレクトリック」の最高出力は90kWで、最大トルクは245Nm。ヒートポンプなど、冷暖房において、エネルギー消費を抑えるメカニズムが採用されている。

大きいとか広いとかルノーがさかんに喧伝するわりには、ボディディメンションは現段階で公開されていない。おそらく3.1mていどのホイールベースに、5mちかい全長のボディ、とみるメディアもある。日本でも売られているカングーより40cmていど長くなるのでは。

スライドドアの幅は大きくなって、車内へのアクセスがしやすいことは、ルノー自身がプレスリリースに記している。
荷室容量は500リッターが確保されている。

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