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[ボルボC40/XC40 Recharge試乗記]EVブランドへと向かうボルボの先鋒 その2 Googleを味方につけて


TEXT:生方 聡 PHOTO:交通タイムス社

ご用はGoogleに

最新のボルボにはGoogle(グーグル)のサービスを備えたインフォテインメントシステムが搭載されている。このC40/XC40リチャージでも、「OK Google」と話しかけることで音声認識システムが起動し、さまざまなリクエストに応えてくれるのだ。

たとえば「○○に行きたい」といえば、Googleマップで行き先を検索してくれるし、「近くのコンビニに行きたい」といえば、近くにある候補を挙げてくれるのはスマートフォンと同じ。しかもC40/XC40リチャージでは、目的地までの到着時間に加えて、到着時のバッテリー残量を予測。その精度が割と高いのもうれしいところだ。バッテリー残量が足りない場合は、途中の充電スポットを提案してくれるのもありがたい。

音声認識機能を使って、エアコンやエンターテインメントなどの操作も可能で、レスポンスの良さや使いやすさ、親しみやすさという点では、Googleサービスを搭載するメリットは大きい。

広いラゲッジスペースと便利な”フランク”

C40/XC40リチャージは、大容量のバッテリーを搭載しながら、余裕ある広いキャビンを確保している。たとえば後席は、C40リチャージ、XC40リチャージともに、レッグルームは足が組めるほどの余裕があり、またヘッドルームも、ルーフが低いC40リチャージでも十分な高さだ。ラゲッジスペースもガソリンエンジン車とかわらず、奥行きが90〜155cm、幅が105〜125cmとコンパクトSUVとしては不満のないスペースだ。

ガソリンエンジン車と異なるのが、ボンネット下に「フランク」と呼ばれる小さい収納スペースが設けられること。エンジンに比べてモーターは省スペースで、発生する熱も少ないことから、空いたスペースを有効利用する工夫である。普通充電ケーブルなどを収納するにはちょうどよいサイズだ。

<つづく>

Volvo C40 Recharge Ultimate Twin Motor
全長:4,440mm
全幅:1,875mm
全高:1,595mm
ホイールベース:2,700mm
車両重量:2,150kg
前後重量配分:前1,100kg、後1,050kg
乗車定員:5名
交流電力量消費率:188Wh/km(WLTCモード)
一充電走行距離:484km(WLTCモード)
最高出力:150kW(204ps)/4,350-13,900rpm(前後とも)
最大トルク:330Nm(33.6kgm)/0-4,350rpm(前後とも)
バッテリー総電力量:78kWh
モーター数:前1基、後1基
トランスミッション:1速固定式
駆動方式:4WD
フロントサスペンション:マクファーソン・ストラット式
リアサスペンション:マルチリンク式
フロントブレーキ:ディスク
リアブレーキ:ディスク
タイヤサイズ:前235/45R20、後255/40R20
最小回転半径:5.7m
荷室容量:413L
車体本体価格:7,590,000円
Volvo XC40 Recharge Plus Single Motor
全長:4,440mm
全幅:1,875mm
全高:1,650mm
ホイールベース:2,700mm
車両重量:2,000kg
前後重量配分:前1,090kg、後910kg
乗車定員:5名
交流電力量消費率:159Wh/km(WLTCモード)
一充電走行距離:502km(WLTCモード)
最高出力:170kW(231ps)/4,919-13,900rpm
最大トルク:330Nm(33.6kgm)/0-4,919rpm
バッテリー総電力量:69kWh
モーター数:前1基
トランスミッション:1速固定式
駆動方式:FWD
フロントサスペンション:マクファーソン・ストラット式
リアサスペンション:マルチリンク式
フロントブレーキ:ディスク
リアブレーキ:ディスク
タイヤサイズ:前235/50R19、後255/45R19
最小回転半径:5.7m
荷室容量:452L
車体本体価格:6,390,000円


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