#ブレイズ
TEXT:栁 蒼太
免許不要の新道交法にいち早く対応!ブレイズが「キックボードEV」の先行予約受付開始

ブレイズは6月13日、2023年7⽉1⽇に施行される道路交通法改正で新設される⾞両区分「特定⼩型原動機付⾃転⾞」に対応する「KICKBOARD EV(キックボードEV)」2モデルの第⼀次予約受付を、6⽉13⽇(火)より開始した。 7月1日に実施される道路交通法改正で変わること 2023年7月1日に施行される改正道路交通法(2022年4月27日公布)によって、一定の基準に該当する電動キックボードが、原動機付自転車の一類型である「特定小型原動機付自転車(以下、特定⼩型原付)」に分類される。 それに伴い、新たなルールが生まれ、下記の5点が主に緩和される。 1.原動機付自転車から「特定小型原動機付自転車」へ変更 2.自転車道・路側帯の通行が可能になる 3.条件付きで歩道の通行が可能になる 4.原動機付自転車の免許が不要になる 5.ヘルメット着用が努力義務に緩和される 一方、公道を走行する際には、ナンバープレートの取付けおよび⾃賠責保険の加⼊が必要になること、公道での運転は16歳以上であること、危険な交通違反を繰り返した場合は、講習の受講が義務付けられているなどの規則には注意しなければならない。 より多くの人が電動キックボードを安全に手軽に使えるための改正と言えるだろう。 2つモデルで「特定小型原付」カテゴリでの幅広い用途に対応 特定小型原付カテゴリ内ではあるが、2モデル展開のため、用途に合わせた選択が可能である。 ライトモデルは約19.5kgの軽量設計。バッテリーの着脱が可能で、充電場所を選ばない。約5時間の充電時間で約30kmの走行が可能。価格は9万8780円。 ベーシックモデルはバッテリーの着脱はできないものの、前後サスペンション搭載で安定感のある乗り心地を実現。身長に合わせたハンドルの高さ調整も可能だ。充電時間約3時間30分で約35kmの走行が可能。価格は16万4780円。 特定小型原付は最高速度が20km/h以下の設定が必要なため、原付に比べると速度は劣るが、多くの人に親しみやすい仕様だ。また、最高速度を6km/hまでに制限するよう切り替えれば、前述とは別の、新設定される「特例特定小型原動機付自転車(以下、特例特定小型原付)」にも適合し、歩道や路側帯の走行が可能だ(自転車走行可の道路に限る)。両モデルとも、これらの基準をクリアする。

TAG: #キックボード #キックボードEV #ブレイズ
TEXT:栁 蒼太
[大阪オートメッセ2023]ブレイズ(BLAZE)の超小型モビリティ勢揃い!

大阪オートメッセの「CARトップ&THE EV TIMESゾーン」の一角に、株式会社ブレイズ(BLAZE)が超小型のEVモビリティを出展した。ブレイズは愛知県に本社を置く、EV開発を行う企業で、スマートなものから遊び心をくすぐるものまで、様々な公道走行ができるEVモビリティを手がけている。今回の展示では、小型折りたたみ電動バイクからワイルドな見た目のミニカーまでバラエティ豊かなラインナップを展示していた。 折りたたみもできる!電動バイク「ブレイズ スマートEV」 小型折りたたみ電動バイク。ものの数秒で折りたたむことができる。車両重量が18kgであるため、片手で軽々と持ち運ぶことはできないが、コンパクトに収納できるのは、非常に魅力的だ。なお、メーカーの想定する用途としては、街乗りでのラフな利用のほかに、車に積み込み、移動先で取り出してレジャーや観光に使うという利用も見込んでいる。まさに、それらのシーンには、バッチリ叶うだろう。 筆者は、大学の自動車部に所属している関係で頻繁にサーキットや走行場に行くことがあって、広い会場を移動する際に利用している人をよく見かける。その度に、颯爽と移動する姿を見て嫉妬している。ちなみに、この電動バイクの最高速度は30km/hだ。一見、遅く思えるが、実際に乗ってみるとそのスピード感は相当だという。 さらに、まだまだ魅力は止まらない。ユニークな装備も目白押しだ。任意のスピードで速度を維持するクルーズコントロール、盗難防止のセキュリティアラームが装備されている。また、Bluetoothスピーカーが搭載されており、スマホとの接続により音楽を楽しんだりナビの音声ガイドを聞くこともできる。また、USBポートも備えていて、スマホの充電も可能だ。 車両規格は原付一種で、公道を走る場合には原付免許とヘルメットの着用、自賠責保険への加入が必要となる。家庭用コンセントから約3.5時間で満充電となり、走行可能距離は約30km。価格は19万7,780円(消費税込)。

TAG: #ブレイズ #大阪オートメッセ2023

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