試乗
share:

【試乗】いい意味で「EVを強調しない」乗り味! 本格4WDモデルも用意される期待のニューモデル「スズキeビターラ」に最速試乗


TEXT:橋本洋平

過剰な演出のない扱いやすい走り味

 2WDの61kWhのモデルから走らせてまず感じることは、いい意味でEVを強調していないことだった。リニアなトルク特性を生み出し、扱いやすさがあるところが好感触。0-100km/h加速8.7秒と現実的に必要十分な速さだったことも同様だ。

4WDでは7.4秒とやや速くなるが、そこにも極端な演出が無かったところがかえってうれしい。しっかりとハンドルが切れて小まわりが効くところも好感触だ。乗り味はかなりドッシリとした感覚。軽く仕立てたとはいえ車重は1790kgである。4WDモデルではさらに100kg重い1890kgに到達する。

あくまでも公道の法定速度以下で走ってみたが、現状で気になるのは重さに対してまだシャシーまわりがソフトなことだった。うねる路面における収束が足りておらず上下動がおさまらないこと、さらには緊急回避的に動かしたときに感じるテールの不安定さがあった。これは4WDモデルになるとさらに感じる部分がある。目先のタウンスピードを求め、悪路重視となれば仕方なしか?

また、コラムアシストの電動パワーステアリングもアシストにリニアさがなく、一体感は得られなかった。現状はまだプロトタイプとのことだから、正式発表となる時にどう煮詰められているのかを楽しみにしていたい。

橋本洋平

PHOTO GALLERY

NEWS TOPICS

EVヘッドライン
BMWの新型EV「iX3」の驚くべき競争力! ライバル比較で死角なし!!
中国BYDが超売れ筋の「スライドドア×スーパーハイト」軽自動車にEVで殴り込み! その名も「ラッコ」ってどんなクルマ?
3列シートEV市場へレクサスが投入するTZ! ライバルモデルとの比較でわかった競争力とは
more
ニュース
日産リーフに似ているぞと思ったらOEM! 三菱が「エクリプススポーツバック」を北米で発売
EVもHEVと同じ790万円から買える! 8代目新型ESが「レクサス次世代電動車」の先陣を切る
1万100Nmの暴力的パワーと260万針の贅沢! ロールス・ロイス最高峰EVの「スペクター」が「シリーズII」に進化した
more
コラム
EVやハイブリッドで聞くけどぶっちゃけ回生ブレーキってなに? アクセルペダルのオンオフだけで減速がコントロールできる仕組みとは
アウディを置き去りにした実力はホンモノか? 中国シャオミが「YU7 GT」でニュルのSUV最速を更新!!
中国で話題になった「EV墓場」はひとごとじゃない! 役目を終えた「EVのバッテリー」対策をいまから真剣に考える必要アリ
more
インタビュー
ゲーミングPCでお馴染みの「MSI」がEV用充電器に参入ってナゼ? 設置とサポートを行う「パルコミュニケーションズ」に魅力を聞いた【後編】
ゲーミングPCでお馴染みの「MSI」がEV用充電器に参入ってナゼ? 狙いと魅力を直撃取材した【前編】
「BMWの核はセダン」。「i5」での表現は、BEV世代のセダンの在り方を示している。
more
試乗
【試乗】速さはスーパースポーツ並! AWD技術も完成の域! アウディS6スポーツバックe-tronに望むのは「感性に訴えかける走り」のみ
【試乗】いい意味で「EVを強調しない」乗り味! 本格4WDモデルも用意される期待のニューモデル「スズキeビターラ」に最速試乗
マイチェンで名前まで変わった「アウディQ8 e-tron」ってどんな車? [Q8 e-tron試乗記]
more
イベント
東京湾岸に140台超のEVが集結で大盛り上がり! 「NEW YEAR EV MEET 2026」の勢いがスゴすぎた
日本生まれの英国EVスポーツクーペや全幅1m切りの小型モビリティなどEVも元気! 会場で見つけた気になるEV一気見せ【東京オートサロン2026】
新型レクサスESがモデリスタ仕様で登場! ヒョンデはMIYAVIコラボで対照的なEV披露【東京オートサロン2026】
more

PIC UP CONTENTS

デイリーランキング

過去記事一覧

月を選択