大人気SUVに新モデル登場
シャオミがハイパフォーマンスSUV「YU7 GT」と、YU7シリーズ最安グレードを追加し、さらなる販売台数拡大を目指しているという最新動向を解説します。
まず、シャオミのミッドサイズSUV「YU7」は2025年6月に発売をスタートし、発売開始3分間で20万台以上の確定注文を獲得することに成功しました。しかし、このミッドサイズSUVセグメントは、 テスラ Model Yを筆頭に数多の自動車ブランドがEVを投入するレッドオーシャンです。

現在、中国市場の主要ミッドサイズ電動SUVを見てみると、20万元〜30万元(約450〜650万円)の間に魅力的な車種がひしめき合っている様子が見て取れます。そのなかでもModel YとYU7は頭ひとつ抜けた販売台数を記録していますが、その2トップに割って入る存在がLi Autoのi6(表1列目真ん中)です。Li Autoの強みである後席大型ディスプレイ、冷温庫、ゼログラビティシートなどの豪華装備を網羅し、24.98万元で発売することで、月間1万台を遥かに超える販売台数を実現しています。

そして、シャオミはYU7に追加グレードを設定しました。まずは最上級パフォーマンスグレード「YU7 GT」の存在です。前後にモーターを搭載するAWDシステムを採用し、リヤモーターの新開発「V8s Evo」は最高回転数28000rpm、最高出力450kWを実現します。さらにデュアルチャンバーエアサスペンションとデュアルバルブCDCを搭載することで、乗り心地と運動性能を両立。eLSD(リミテッド・スリップ・ディファレンシャル)を搭載して左右の車輪速度差をミリ秒単位で制御することでトルクベクタリングを可能とし、高速旋回時におけるコーナリング性能を向上させています。
さらに制動力を高めるために、足まわりには
・akebono製6ピストンフロントブレーキキャリパー
・4ピストンリヤブレーキキャリパー
・430mm特大カーボンセラミックブレーキ
・ミシュランパイロットスポーツ5(フロント:265/40R21、リヤ:295/35R21)
などの豪華装備を標準搭載。これにより、YU7 GTは最高出力738kW、最大トルク1068Nm、0-100km/h加速2.92秒、最高速300km/h、時速100kmからの制動距離も32.9mと、驚異的な動力性能を実現しています。



















































