ニオ、新型SUV「EC7」と「ES8」を本国で発売 【THE 視点】中国のニオ(NIO)は、EVのフラッグシップクーペSUV 「EC7」とEVのフラッグシップSUV「ES8」を発売した。いずれのモデルもニオの第2世代プラットフォームを使用、デザイン、パフォーマンス、快適性、インテリジェンス、安全性の高さが期待される。 「EC7」は、300kW(408ps)と180kW(245ps)のモーターを搭載し、わずか3.8秒で0から100km/hまで到達する。 空気抵抗係数(CD値):0.230と低く、標準で 「アクティブアジャスタブルリアウィング」が装着され、空気抵抗の低減とともにダウンフォースが向上する。 「ES8」は6人乗りのSUVで「EC7」同様、合計で最高出力480kW(653ps)のモーターを搭載する。加速性能は、 0-100km/h加速で4.1秒となる。 いずれのモデルもバッテリー容量は、75kWh、100kWhと150kWhから選択でき、500kWの超急速充電とバッテリー交換式にも対応している。 デリバリーは2023年の5月以降となる。欧米にも輸出されているニオの日本上陸も期待したい。 (福田雅敏-EV開発エンジニア、THE EV TIMES エグゼクティブ・アドバイザー) ・トヨタやいすゞなどが出資する「CJPT(コマーシャル・ジャパン・パートナーシップ・テクノロジーズ)」、福岡県と燃料電池車両導入拡大に向け協力……トラック、商用、公用車へFCモビリティの導入企画と実行 ・キャデラック、往年のシンボル「ゴッデス」を旗艦EV「セレスティック」に設定……「飛ぶ女神」をハンドメイドで再現 ・TBS、水素中継車をニューイヤー駅伝に導入……トヨタと共同開発、マイクロバス「コースター」に「ミライ」用FCスタックを搭載した世界初の燃料電池中継車 ・エネチェンジ、三井住友銀行などから15億円を調達……充電インフラ事業へ投資し普及を加速 ・ベクトリクス、「第15回オートモーティブワールド」に出展……小型3輪商用BEV「I-カーゴ」を展示