#アイオニック5 N
TEXT:TET 編集部
納車からわずか1か月でEVレースに参戦した「ヒョンデ・アイオニック 5 N」が総合優勝の快挙! さらにレースファステストまで獲得するパーフェクトウィン

記念すべき初優勝者はアイオニック 5 Nの日本納車第1号オーナー 8月から納車が開始されたヒョンデのハイパフォーマンスEV「アイオニック 5 N」だが、以前、当THE EV TIMESでもお伝えしたように、納車第1号となるオーナーが2010年から続くEV車両のみの国内レース「全日本EV-GP」の第5戦・富士55km(2024年9月28日開催)に無事出場を果たした。 全日本EV-GPは、年間全6戦で争われる電気自動車のレースシリーズで、富士スピードウェイでの第5戦は、アイオニック 5 Nの初参戦ということもあり注目を集める1戦となった。このシリーズには8つのカテゴリが存在し、アイオニック 5 Nはモーター出力250kW以上の強力なEVが競い合う「EV-1クラス」に2台、そしてSUV車両を対象とした「EV-Sクラス」に1台が参戦した。なお、EV-1クラスの主なライバルはテスラ・モデルS Praidとモデル3で、EV-Sはテスラ・モデルYと、日産アリア B9がライバルだ。 1周のラップタイムで競う予選こそEV-1クラスで猛威を振るう23号車のテスラ・モデルS Plaidが1分54秒454の最速タイムでポールポジションを奪うも、初参戦のアイオニック 5 Nも総合2位と3位に入るなど健闘を見せた。 迎えた決勝では、クルマの温度管理とレース戦略が勝負を分け、EV-Sクラスから参戦する納車第1号オーナーの22号車小峰猛彦選手がクラス優勝と総合優勝を同時に決めるトップフィニッシュを飾った。納車からわずか1か月足らずという、きわめて短い準備期間でのデビューウィンである。 予選2番手の好位置からスタートした3号車 チェ・ジョンウォン選手は、3周目にレース全体の最速タイム1分56秒899を記録している。終盤はバッテリー温度によるものか、ラップタイムを抑えて走行するシーンも見られたが、クルマを労わりながら見事にアイオニック 5 Nをゴールまで導き、クラス2位となる総合3位でフィニッシュしてみせた。また、45号車を駆る柴田選手も終始安定したペースで走行し、クラス3位・総合5位でゴール。初参戦ながら、参戦した3台すべてのアイオニック 5 Nが総合5位以内に入る快挙を達成した。 レース用の改造範囲が狭く、量産車の出来の良さが成績に直結するEV-GPだけに、478kW(約650馬力)のパワフルなモーターと、コーナリング性能の高さが存分に発揮された形といえる。そして、3つある総合表彰台のうち、ふたつをアイオニック 5 Nが占める好成績で初レースの幕は閉じた。 じつは今回の全日本EV-GPへの参戦に合わせ、開催地の富士スピードウェイの第2コーナーブリッジ(1コーナー「TGRコーナー」からAコーナー「コカ・コーラコーナー」までの間に位置する)には、「Hyundai N」のロゴが掲げられた。 8月から同サーキットのオフィシャルカーとして活躍しているアイオニック 5 Nとともに、富士スピードウェイはいま、ヒョンデ色が濃くなっている。そこにきて今回のデビュー・ウィンだ。ヒョンデが誇るハイパフォーマンスブランド「N」が送り出す初のEVモデルとして、これ以上ない最高のデビューになったといえるだろう。

TAG: #IONIQ 5 N #アイオニック5 N #ヒョンデ #全日本EV-GP
TEXT:TET 編集部
買っていきなりレースを走るだと!? ヒョンデ「アイオニック5 N」の記念すべき納車第1号オーナーの声

日本での納車第1号オーナーの購入きっかけは試乗会 2024年6月5日から日本での販売が開始されたヒョンデのハイパフォーマンスEV「IONIQ 5 N(アイオニック5 N)」の納車が8月27日から開始された。 これにともない、納車第1号となるオーナーにヒョンデがインタビューを実施したので、その模様をお伝えしたい。 電動化時代にも変わらない「ドライビングの愉しさ」を追求した「アイオニック5 N」は、ハイパフォーマンスモデルならではの性能やさまざまな機能が搭載されたモデルだが、実際に購入したユーザーには高性能車を好むレース経験者から、家族でも毎日の走りを愉しみたいと考えるユーザーまでいるようで、じつに間口の広いハイパフォーマンスEVになっているそうだ。 今回、ヒョンデ・カスタマー・エクスペリエンス・センター横浜で、「アイオニック5 N」の記念すべき日本納車第1号となったオーナーに対し、納車を祝うセレモニーが開催された。オーナーの小峰さんは、5月に大阪府泉大津で開催された「アイオニック5 N」の試乗会において、そのパフォーマンスの高さに感銘を受けて購入を決意したのだという。では、オーナーご本人に「アイオニック5 N」の印象や今後の展望をうかがおう。 ひとことでまとめると「遊べるクルマ」それがアイオニック5 N ──なぜ今回ハイパフォーマンスEVの「アイオニック5 N」を選んだのでしょうか? 「仕事の営業⾞として使う、家族と旅⾏に⾏く、といった普段使いもできることが前提にありつつ、サーキットでも⾛れる部分に魅⼒を感じて購⼊しました。さらに、アイオニック5 Nはセッティングを簡単にカスタマイズできること、また、この値段でここまでのスペックのクルマはほかにないと思い、絶対に購⼊したいという気持ちがありました」 ──では、初めて試乗した際の印象はいかがだったでしょうか 「率直にサーキット仕様だなと感じました。搭載機能のひとつであるドリフトモードなど、サーキットでどこまでも⾃由に遊びたくなります。感想をひとことでまとめると『遊べるクルマ』です。じつは、試乗する前にアイオニック5 Nを予約していたのですが、乗り⼼地と実際の車体の⾊味を確認するため、試乗を 2 回⾏いました」 ──今後している特典やプログラムはありますか? 「このクルマのさまざまな機能に対して理解を深めるため、⾛⾏会やオーナー会を企画してもらえたら、ぜひ参加したいです。購⼊したほかのオーナー仲間の皆さんと、トルク配分や⾛⾏設定について、どんなセットが良かったのかなどを定期的に情報交換できることを楽しみにしています」 オーナーはレースへの参戦も計画! ──9月28日に富士スピードウェイで開催される電気自動車のレース『EV GP第5戦』に、このアイオニック5 Nで参戦されるとうかがいました 「今回のレースにはアイオニック5 Nが3台出場するという話を聞いているので、そのなかで1番になりたいです。さらに、富士のコースはほかのクルマでも走ったことがあるので、これまでのベストタイムを目指せるよう頑張ります」 ──ずばり、EV GPで勝つにはどうしたらいいでしょうか? 「モーター、温度、バッテリーの持ちなど、すべてを計算してアクセルとブレーキを踏まなければならないので、その駆け引きがEVレースの魅力だと感じています。(標準車の)アイオニック5で出場した筑波のレースでは、最初からアクセル全開で行けたのではないかという反省も残ったので、今回の富士のレースでは最初からアクセル全開でゴールまで走り抜けたいと思います」 ──でも今回のレースではアイオニック5 N独自の「Nモード」が使えます。勝負の行方を左右する鍵になりますよね? 「期待はあります。ただ、どの設定がベストなのかというノウハウが今は無いので、逆にヒョンデの方にいろいろと教えて欲しいです(笑)。 レースに出場するほかのアイオニック5 Nのレーサーの方々ともコミュニケーションを取ったうえで挑みたいですね」

TAG: #IONIQ 5 N #アイオニック5 N #ヒョンデ
TEXT:TET 編集部
ヒョンデ・アイオニック5Nを借りて貸してお得に乗ろう! DeNA SOMPOの定額リースならリース中の貸出シェアだってできる

日本初「アイオニック 5 N」のカーリースが登場 DeNA SOMPO Carlifeが提供するカーリース「SOMPOで乗ーる」は、ヒョンデが6月5日から販売を開始したハイパフォーマンスEV「IONIQ 5 N(アイオニック 5 エヌ)」の取り扱いを2024年7月3日から開始したことを発表。カーリースでアイオニック 5 Nを取り扱うのは、「SOMPOで乗ーる」が日本初だという。 2023年の7月に、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにて発表されたヒョンデのハイパフォーマンスブランド「N」にとって初のEV モデル「アイオニック 5 N」は、電動化時代においてもNブランドの楽しさを追い求める姿勢を示すクルマだ。 ヒョンデがモータースポーツへの参戦経験や「動く研究所」と呼ばれるローリングラボから蓄積した最新技術が詰まっており、2024年3月27日に開催された「ワールド・カー・アワード」では、「2024年ワールド・パフォーマンス・カー・アワード」を受賞し、世界中から高い評価を得ている。 一方の定額払いカーリース「SOMPOで乗ーる」は、クルマの購入・維持費など必要な費用から、契約期間満了時における設定残存価格(リース期間満了時の予想車両価格(残価))を差し引き、月々定額で費用を支払うシステムだ。 この定額費用には、クルマ代、税金、車検代、メンテナンス代などが全て含まれている。そのため、EVでも定額払いで安心して利用することができる。リース契約期間は、3年・5年・7年・9年から選ぶことができ、「フルメンテプラン」を選択すれば、自動車保険料も定額費用に含めることができる。よって誰でも気軽にサステナブルなクルマの利用が可能になり、社会全体のカーボンニュートラルへの貢献が可能になるというわけだ。 さらに「SOMPOで乗―る」はSOMPOホールディングスとDeNAがタッグをカーリースだから、リース車両であってもDeNAが運営する個人間カーシェアサービス「Anyca(エニカ)」に登録することができてしまう。これにより、エニカで車両を貸出することで収益が得られ、実質的にリース費用を軽減できるのがポイントだ。 ディーラー試乗車ではわずかばかりの時間しか試乗が許されず、十分にクルマを評価できるとは言い難い。趣味性の高いクルマこそしっかりと購入前に吟味したいし、特にアイオニック 5 NのようなハイパフォーマンスEVなら、乗り味だけでなく電力消費を含めた使い勝手をじっくり検証したい潜在ユーザーは多いはずだ。定額カーリースとエニカの組み合わせで、お得にアイオニック 5 Nを保有してみるのはいかがだろうか。

TAG: #DeNA #SOMPO #アイオニック5 N #カーシェア #カーリース #ヒョンデ
TEXT:TET 編集部
ついにヒョンデ 「アイオニック 5 N」発売開始! さらに”ドリキン土屋”監修のチューニングパーツも開発

Nブランド初のEV上陸 2023年7月に世界最大のモータースポーツの祭典「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」でワールドプレミアされ、以後、欧米では数々の権威あるコンテストでトロフィを獲得。日本ではラリージャパンの会場で初披露され、東京オートサロンではカスタマイズが施されたモデルが展示されるなど、じっくり存在をアピールしてきたヒョンデのアイオニック 5 N。 それが「ついに」と言っていいのか「ようやく」と言っていいのか、2024年6月5日15時から日本でも販売開始となった。「1000万円よりは全然安いはず」と漏れ伝わってきていた情報のとおり、車両価格は消費税込み858万円。モノグレードでの展開となる。 ヒョンデ・アイオニック 5 Nというクルマがどのようなものか、いまさら説明するまでもないと思うが、一応さらりと説明すると、ヒョンデの走りを象徴するブランド「N」としては初めてとなる高性能EVであり、コーナリング性能、サーキットを本気で走れる能力、日常もドライビングを楽しめる、Nの3大要素を兼ね備えたハイパフォーマンスEVだ。 高性能四輪駆動システムをベースに、84.0kWhの高出力バッテリーとハイパフォーマンスEVのために開発された熱管理システムなど、さまざまな専用技術が盛り込まれ、650馬力のシステム最高出力で0-100km加速を3.4秒でこなす身体能力を手に入れている。 開発にあたっては、徹底的にニュルブルクリンクをはじめとしたフィールドで走り込みを行い、クルマ全体の作り込みはもちろんのこと、とくにブレーキにはかなりの労力をかけたといわれている。なんせ車両重量は2210㎏にも達するのだから、この重量に打ち勝つための運動性能を手に入れるには、強靭なブレーキで姿勢をコントロールしなければならず、開発は困難を極めたと想像できる。このあたりの詳しいことは、ヒョンデのホームページにも詳しく記載があるので、アイオニック 5 Nに少しでも興味のある方は一度ご覧いただきたい。 なお、日本で発売したアイオニック 5 Nの車両スペックは下の画像の通りだ。

TAG: #IONIQ 5 N #アイオニック5 N #ヒョンデ
TEXT:TET 編集部
SHIBUYA TSUTAYA1階が2045年にタイムスリップ!? ヒョンデ「アイオニック 5 N」とアニメ「攻殻機動隊 SAC_2045」のコラボムービー第2弾公開

迫力満点の第2弾ムービー「二人の素子」公開 ついに2024年6月5日から日本でも発売が開始されたヒョンデの新型ハイパフォーマンスEV「IONIQ 5 N(アイオニック ファイブ エヌ)」だが、この発売を一層盛り上げるコラボレーション企画が現在展開中だ。 コラボの相手は、日本が誇るサイバーパンク作品の金字塔、攻殻機動隊のアニメシリーズ「攻殻機動隊 SAC_2045」だ。経済災害により世界中が荒廃した西暦2045年を舞台に、情報ネットワークとサイボーグ(義体)技術の発達により電脳化された全身義体のサイボーグである草薙素子が社会の秩序を取り戻すべく、電脳犯罪に立ち向かっていく。電脳化・電動化した未来という設定のなか、全身義体の主人公・素子は、人間のパフォーマンスを超えた存在として作品のなかで描かれている。新次元の未来を駆ける彼女は、常に「人間とは何か? 自分とは何か?」を問い続ける。 一方のヒョンデ・アイオニック 5 Nは、ヒョンデの高性能ブランド「N」が現世の電動化時代に提案する高性能EVモデルだ。その特徴のひとつとして、運転時の加速を感じながらドライバーが人とクルマの一体感を味わうことのできるさまざまな機能(N e-Shift、N Active Sound+ など)が搭載された、ドライビングの楽しさを追求した遊び心満載の1台。こうして、Nブランドが追求する電動化時代でも続くドライビングの楽しさを実感しながら、あらためて「クルマとは何か?」という考えを人々に問い続けている。 そんな根底的な問いかけにシンパシーを感じた両者がコラボして制作された第1弾ムービー「Ghost in the “N”」は、素子が新次元に近いアイオニック 5 Nを操縦することで、”人間としての魂(ゴースト)”を震わせ、この世界に自分自身が存在していることを実感します。これが、素子にとっての「Never just drive.」であり、社会においてますます重要視されているデジタル・AI化の現状を、今回のコラボレーションによってより本質的に再考するきっかけにつながることを期待している。 そして、6月3日からは第2弾のコラボムービー「二人の素子」が公開された。本編では、主人公・草薙素子はもちろんのこと、攻殻機動隊のキャラクターであるバトー、イシカワ、多脚思考戦車・タチコマが登場。公安9課のメンバーは、突如現れたアイオニック 5 Nの驚くべき走行性能を分析しながら、その正体を突き止めるため、素子はタチコマを操り追いかけていく。 迫力満点なカーチェイスを繰り広げるなか、アイオニック 5 Nに乗って姿を見せた予想外のドライバーとは? 搭載機能のひとつである「N Grin Boost」の圧倒的な加速で、公安9課を置き去りにしていくアイオニック 5 N。その姿に素子は、何を見て、何を感じたのか。新次元の未来に問いかけた声が囁く「あなたは、何を感じるか?」、60秒のオリジナルコラボムービーに注目してほしい。 先着2000名! ファン垂涎の限定コラボグッズを獲得せよ 今回のコラボはムービーだけに留まらない。6月3日から22日まで、東京都渋谷区のSHIBUYA TSUTAYA 1階で「IONIQ 5 N | 攻殻機動隊 SAC_2045」の世界に没入できる体験型コラボイベントが開催されている。 東京を象徴するスポットである渋谷は、多くの高層ビル群とそこに設置されたデジタルサイネージ、渋谷駅前のスクランブル交差点などにより、未来感のある独特な景観を生み出している。2045年のサイバーパンク作品として世界が描かれる攻殻機動隊と、これからの高性能EVのひとつの在り方を提案するアイオニック 5 Nは、今回のコラボレーションの舞台としてそのような景観を持つ渋谷に高い親和性を感じているという。コラボムービーのなかで、素子が呟いた「もうひとつの未来よ」という台詞は、クルマの未来とアニメで描かれるそれぞれの未来がいかに近しいものであるかということを表現しているようだ。 その渋谷で展開中のイベントコンセプトは、「公安9課からのMISSION:渋谷に現れた“N”の正体を追え!」と銘打たれている。SHIBUYA TSUTAYA 1階の館内では、公安9課のメンバーが明かしていく“N”の正体を追体験できる仕かけが施されている。なかでも、アイオニック 5 Nと人工知能(AI)を搭載し、自律的に行動する思考戦車タチコマ(原寸大サイズ)のカーチェイスシーンを実写化した展示や、アニメーションの世界観に没入できる3面大型ビジョンの特別ブース、さらにNの爽快なドライビングを体験できるシミュレーションゲーム(Hyundai i20 N Rally1)など、突如渋谷に現れた“N”の正体はアイオニック 5 […]

TAG: #IONIQ 5 N #アイオニック5 N #イベント #ヒョンデ
TEXT:TET 編集部
サイボーグにも「ドライビングの楽しさ」は伝わるのか? ヒョンデ・アイオニック 5 Nが攻殻機動隊とコラボしたオリジナルムービー2本を公開しイベントも開催

コラボムービー第1弾は5月23日公開 ヒョンデは、2024年6月5日から販売を開始するハイパフォーマンスEV「IONIQ 5 N(アイオニック 5 N)」と人気アニメ『攻殻機動隊 SAC_2045』がコラボレーションした完全オリジナルとなるコラボムービーを公開する。また、「SHIBUYA TSUTAYA」で「アイオニック 5 N | 攻殻機動隊 SAC_20245」の世界に没入できる体験型コラボイベントも開催することを発表した。 ヒョンデ アイオニック 5 Nは、ヒョンデが2015年にローンチした高性能ブランド「N」にとって初のEVモデルだ。電動化時代においてもNブランドのアイデンティティである「ドライビングの楽しさ」が追求されており、すでにメディア向けの試乗会を通じてその走りは高く評価されている。 一方の攻殻機動隊は、情報ネットワークとサイボーグ(義体)技術の発達により人々の意思が”電脳”に繋がれた近未来において、電脳犯罪に立ち向かう全身義体のサイボーグ・草薙素子率いる攻性の組織だ。1989年に士郎正宗により発表された原作コミック『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』を起源とし、アニメーション、ハリウッド実写映画など様々な作品群が展開され、その先鋭的かつ圧倒的な世界観とビジュアル表現により、全世界のクリエイターに影響を与えてきた作品。 その最新作にして現在Netflixで世界独占配信中なのが『攻殻機動隊 SAC_2045』だ。経済災害により世界中が荒廃した西暦2045年を舞台に、主人公・草薙素子が社会の秩序を取り戻すべく、電脳犯罪に立ち向かっていくストーリー。素子はサイボーグでありながら、「人間とはなにか、いきるとはなにか」を作中で追求し続ける。 「ドライビングの楽しさ」を追求するヒョンデ「N」 ブランドと、攻殻機動隊のコンセプトの根底にある問いには、変わり続ける未来のなかでも本質的な部分を考え、追求していくという共通点があるという。そこで、ヒョンデが提示する「クルマとは何か?」という問いに対してのひとつの回答でもあるアイオニック 5 Nを、攻殻機動隊の世界を通じて体感してもらおうというのが今回コラボした狙いだ。 5月23日からは、主人公の草薙素子がアイオニック 5 Nで疾走する完全オリジナル制作のコラボムービー第1弾「Ghost in the “N”」のティザー映像(30秒)が公開されている。さらに、6月3日には、タチコマや公安9課のメンバーが登場し、カーチェイスを繰り広げる第2弾「二人の素子」の本編映像(60秒)が公開される予定だ。 これらの映像は“N”を追うSAC_2045のストーリーをベースに、近未来を舞台にした攻殻機動隊とアイオニック 5 Nとのコラボによって制作された。フューチャリスティックな世界観が、先駆的なEVメーカーであるヒョンデから発売されるアイオニック 5 Nとマッチした作りになっており、Nの特長を分かりやすく体感できるストーリーに仕上がっている。 また、第2弾の本編映像公開と同じ6月3日(月)から6月22日(土)まで、東京都渋谷区のSHIBUYA TSUTAYA1階において、「IONIQ 5 N | 攻殻機動隊 SAC_2045」の世界に没入できるコラボイベントが開催される。「公安9課:MISSION 渋谷に現れた“N”の正体を追え」というテーマが掲げられたこのイベントでは、アイオニック 5 Nと原寸大タチコマの展示や、3つの大画面で迫力あるコラボムービーの放映、ドライブシミュレーションゲームなどが用意されるという。 EVファンにとってはすこぶる評価の高いアイオニック 5 Nの実車を見られる機会でもあるし、攻殻機動隊のファンにとっても完全オリジナルムービーの世界観を感じられる機会となり、両者のファンにとってたまらないコラボ企画になるだろう。ぜひオリジナルムービーを見て、イベントにも足を運んでいただきたい。 イベント開催日程:2024年6月3日(月)~6月22日(土) 開催時間:10:00~20:00 ※初日の6月3日(月)のみ12:00入場開始 […]

TAG: #アイオニック5 N #アニメ #イベント #ヒョンデ
TEXT:烏山 大輔
ヒョンデ、ドリフトもできるアイオニック5 Nをグッドウッドで発表。650psのハイパワーBEV

ヒョンデの高性能ブランド 「N」から初のBEV(バッテリー電気自動車)である「アイオニック5 N」が発表された。ヒョンデは今後も「電動化された、いくつものNモデル」の登場を計画している。 Nブランドの電動化の一歩目 ヒョンデ・モビリティ・ジャパンの記者会見などでもその存在が関係者から語られていたアイオニック5 Nのデビューの舞台は、イギリス伝統のイベント「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」だった。 今年5月にもイタリアのコンコルソ・デレガンツァ・ヴィラデステ2023において「N Vision 74 Concept」を披露するなど、ヒョンデのグローバルでのプロモーションの巧さと力の入りようを感じる。 日本に再参入し、アイオニック5とネッソの販売台数はまだ4桁には届いていないと思われるが、ヒョンデはグローバルではトヨタ、フォルクスワーゲンに次いで第3位の販売台数を記録している。日本市場での数字だけを見ていてはヒョンデの世界的な動きを見失うだろう。 今秋、日本への導入が予定される「コナ」(N モデルは設定されているが日本に入るかは未定)は、アイオニック5よりもリーズナブルな価格設定になるであろうから販売状況もより勢いが増すはずだ。アイオニック5 Nとコナの日本での正式発表を待ちたい。 なお、アイオニック5 Nは下記の通り相当な追加装備と機能があり、ボディにも手が加えられている。現状のアイオニック5のトップグレードであるLounge AWDが599万円であることを踏まえると750万円を下回ることはないのではと予想する。 ドリフトとコーナリング性能の向上のために ヒョンデがアイオニック5を「ドリフトできる電気自動車」に仕上げるにあたって重要視したのは、過激な走りに負けないボディを作り上げることだったようだ。リリースで最初に書かれていることからも彼らの思い入れが伝わってくる。ヒョンデは2014年からWRCに参戦し、2019年にマニファクチャラーズチャンピオンに輝いた。そのレースで得た経験が、アイオニック5 Nのボディ開発に生かされているのかもしれない。 アイオニック5 Nでは、ベースモデルのアイオニック5(305ps)の倍以上となるモーターパワー(478kW/650ps)と、車体にストレスがかかるドリフト走行にも耐えられるように、42箇所におよぶ追加溶接と2.1mの追加接着剤によるホワイトボディ構造の強化、モーターとバッテリー取り付け部の強化、フロントとリアのサブフレームの側面剛性アップを実施。21インチ鍛造アルミホイールによりバネ下重量の軽減も図った。 BEVならではの機能として、減速時にモーターを発電機として使い、その時の抵抗で減速Gを生成する回生ブレーキがあるが、アイオニック5にも回生ブレーキを使った、いわゆるワンペダルドライブが可能なi-Pedalが装備されている。 このi-Pedalの回生ブレーキシステムを応用したのが「N Pedal」だ。同システムはエネルギー回生効率よりもコーナリング性能を優先したもので、減速Gを利用した荷重移動によりシャープなコーナーへの進入を可能とする。さらに回生ブレーキは、メインのブレーキとして機能し、必要に応じて機械式ブレーキがブレーキ力を補う仕組みとなっている。これによりサーキット走行時には、機械式ブレーキの耐久性向上に寄与するようだ。 N専用の回生ブレーキは、ヒョンデが「業界トップレベル」と謳う最大0.6Gの減速力を発揮し、ABS作動下でも最大0.2Gの減速力を維持する。さらにサーキット走行に左足ブレーキを使用する場合など、ブレーキペダルとアクセルペダルの同時操作も可能だ。 機械式ブレーキのアップグレードも忘れていない。アイオニック5 Nは、ヒョンデ最強を誇るブレーキシステム「N チューンド・ブレーキ」を採用する。直径400mmの大径フロントディスクに4ピストン・モノブロックキャリパー、リアには360mm径のディスクブレーキを搭載している。 ドリフト走行をサポートする「N ドリフトオプティマイザー」は、テールスライド時にドリフトアングルを維持するのに役立つ機能。後輪駆動のMT車のクラッチ・キック・アクションを模倣した、トルク・キック・ドリフト機能により、即座にドリフト体勢に持ち込むことが可能という。 N トルク・ディストリビューションは、フロントとリアのトルク配分を11段階に調整可能で、さらにリアアクスルのe-LSD(電子制御リミテッド・スリップ・ディファレンシャル)が、コーナリング性能とコントロール性を最適化する。

TAG: #アイオニック5 N #ヒョンデ

NEWS TOPICS

EVヘッドライン
ブレーキダストを封じ込めて環境対策! メルセデス・ベンツが開発したEVならではの技術「インドライブ・ブレーキ」ってどんなもの?
ヒョンデの魅力を日本に伝える新たな拠点! 「ヒョンデ みなとみらい 本社ショールーム」がグランドオープン
中国から地球上最強コスパの新星EV現る! IMモーターL6の驚くべきスペックとは
more
ニュース
新型リーフを筆頭に世界中に新型EVを投入して戦力底上げ! 日産が今後の経営戦略を発表
BEV用の新開発プラットフォーム「PPE」初採用! アウディQ6 e-tron/SQ6 e-tronがついに日本デビュー
交換式バッテリーの実用化は商用・フリートから! 米Ample社と三菱ふそうが提携し都内で実証実験開始
more
コラム
結局「全固体電池」ってなに? どんなメリットがある? 「夢の電池」と言うには時期尚早な次世代バッテリーの中身
「セダンであり、5ドアクーペであり、SUV的でもある」という謎の表現! でも確かにカッコイイ「ボルボES90」をデザインのプロはどう見る?
そういや「スマートグリッド」ってドコいった? EVを蓄電池として利用する流れのいま
more
インタビュー
電動化でもジーリー傘下でも「ロータスらしさ」は消えない? アジア太平洋地区CEOが語るロータスの現在と未来
「EX30」に組み込まれたBEVの動的性能とは。テクニカルリーダーが語る「ボルボらしさ」
「EX30」には、さまざまな可能性を。ボルボのテクニカルリーダーが話す、初の小型BEVにあるもの
more
試乗
【試乗】CR-Vに中身を乗っけただけのプロトなのにもう凄い! ホンダの次世代BEV「0シリーズ」に期待しかない
【試乗】二度見必至の存在感は普通のコナとはまるで別モノ! イメージを大きく変えたヒョンデ・コナ「N Line」に乗って感じたマルとバツ
ボルボEX30で11時間超えの1000km走行チャレンジ! 課題は90kWまでしか受け入れない充電性能
more
イベント
災害時にも活躍できるEVの可能性を淡路島で体験! 「AWAJI EV MEET 2025 from OUTDOOR FEELS」開催決定
売り物ではなく概念を展示するモデリスタ! 正体不明なトヨタbZ4Xはブランドの「新化」という概念を示すスタディモデルだった【大阪オートメッセ2025】
子どもに大人気の電動バギーに大迫力のエアロキットや色が変わるフィルムまで登場! 大阪オートメッセのEV関連出展物はどれもユニークすぎた
more

PIC UP CONTENTS

デイリーランキング

過去記事一覧

月を選択