一筋縄ではいかない自宅充電
補助金を活用して設置した充電器。深夜1時から5時までの4時間、4割引の電気料金で充電できる。これで私のEV生活も安泰だ……と思っていたのだが、そう簡単にコトは進まない。
まず、テスラ純正のウォールコネクターが“宝の持ち腐れ”と判明したことを報告しておこう。最初はかっこいいウォールコネクターをつけたかったのだが、補助金の条件に合致しないということで、あきらめた経緯があった。

テスラ純正のウォールコネクターは、200Vで最大電流出力48A、最大電力出力は9.6kWもある。これなら1時間で航続距離約60km分を充電できる計算だ。だが、これはあくまでも「自宅の契約電力環境が整っていて、RWDより上位モデルのテスラの場合」の話だった。私のモデルY RWDは車載チャージャーが最大32A/6.4kWしか受け入れないので、ウォールコネクターを導入してもオーバースペックだ。

しかも我が家は60A契約なので、16Aの出力から様子を見ることにしたことは前回話した。最大値の半分だ。1kWで約6km走行できるとすれば、1時間で航続距離20km弱といったところか。今回、補助金で設置した充電器は最大6kWの出力。最大32Aを使用するが、この電力で常時運用するとブレーカーが落ちまくって生活に支障が出るので結局16A程度で運用。この充電器で必要十分なのである。
さて、深夜1〜5時の4時間で充電できるのは80km弱分。通常、私は1日60km程度しか走らないから、日常の運用はこれで問題ないはずだった。
ところが、トラブルは発生した。
我が家は家族の活動時間帯がバラバラで、夜中の2時にシャワーを浴びる者もいる。そんなタイミングで16Aのテスラ充電中にドライヤーを使えば……ブレーカーが落ちて停電してしまう。実際、深夜にブレーカーが落ちてしまったのだ。

2時にたたき起こされた私は、取り敢えずブレーカーを復帰させて、翌朝、家族全員を集めて事情を説明した。そして協力を頼んだ。「1時から5時までの間は、ドライヤーや温風ヒーターなど高出力の電化製品は使わないでくれ」。家族は渋々ながらも了承してくれたのだった。
これで一件落着……のはずが。
ある朝、出勤支度の最中、突然ブレーカーが落ちた。家中が停電しテレビも消えた。深夜1〜5時以外は充電設定していないにもかかわらず、である。なぜだ?
いろいろと調べた結果、テスラの「意図しない自動充電」に行き着いた。



















































