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Xpeng初のグローバルモデルが絶好調! 本国中国では発売から1時間で5万台も売れた!!


TEXT:高橋 優 PHOTO:Xpeng/トヨタ自動車/EV native
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Xpengの今後を左右する重要な1台

一方、トヨタC-HR+の77kWhバッテリー搭載グレードは4万5990ユーロ、日産リーフの78kWhバッテリー搭載グレードは4万1200ユーロからです。L03はC-HR+より一まわり大きな車体をもちながら、7000ユーロ以上、日本円で約130万円も安価に購入できます。

航続距離や電費では、大容量バッテリーを搭載するC-HR+やリーフが有利になる可能性があります。しかし充電性能ではL03がリードし、装備内容についても大きな差が存在します。

C-HR+の最上級Loungeグレードでもシートクーラーやシートマッサージは採用されず、ガラスルーフやJBL製9スピーカーシステムもオプションです。リーフの最上級Evolveには運転席のマッサージ機能が採用されるものの、シートクーラーやAWDは設定されません。

トヨタ C-HR+

対するL03は、シートヒーター、シートクーラー、マッサージ、20スピーカー、AWD、高度運転支援システムまで網羅しながら、比較対象の日本製EVより安価です。

しかも中国から輸入される可能性が濃厚なL03には、EUによる中国製EVへの追加関税が課されます。それでもこの価格を実現している点に、Xpengの原価低減努力が表れています。

また、欧州仕様ではGoogleをベースとしたナビゲーションシステムを採用し、ソフトウェア面のローカライズも進めています。中国で開発した車両をそのまま輸出するのではなく、欧州市場の利用環境に合わせて商品を仕上げてきました。

L03の影響は、欧州で販売されるC-HR+やリーフだけに留まりません。中国市場では日産の最新電動SUV「NX8」をはじめ、BYDやリープモーターなどの大衆EVと競合します。L03が低価格、高性能、豪華装備を同時に実現したことで、競合メーカーは値下げや装備拡充を迫られる可能性があります。

Xpeng MONA L03のメインモニター

中国メーカーの本当の脅威は、中国国内で日本車やドイツ車のシェアを奪うことだけではありません。世界でもっとも競争の激しい中国市場で鍛えられ、サプライチェーン全体を最適化したEVが、欧州、東南アジア、南米などへ本格進出することにあります。

欧州メーカーが強い欧州市場や、日本メーカーが長年優位に立ってきたアジア、グローバルサウスでも、価格と商品力の基準そのものが変わり始めています。

MONA L03が欧州でどれほどの販売台数を達成するのか。そして日本メーカーのEV販売や価格戦略にどのような影響を与えるのか。L03は、Xpengの海外事業を拡大するだけでなく、世界の大衆EV市場における新たな基準となる可能性を秘めています。

Xpengの発表会

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