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BYDからまたも驚異の3列シート大型SUVが爆誕! 日本に入れば600万円台という爆安の予想も!!


TEXT:高橋 優 PHOTO:EV NATIVE/THE EV TIMES
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グローバル展開したときの設定価格に注目

そして今回、BYD副社長のStella Li氏が、Da Tangを欧州とアジア諸国に展開する方針を表明しました。中国導入から半年強で海外展開が始まる見通しであり、従来のBYD車よりも展開スピードが速い点も注目されます。

欧州で発売されることは、日本導入の可能性を考えるうえでも重要です。欧州規制に対応した車両は日本向けにも展開しやすく、現在BYDが日本で販売するラッコ以外のモデルは、いずれも欧州でも販売されています。したがって、Da Tangも最終的にはBYDジャパンが導入を決断するかどうかという段階まで近づいたことになります。

日本で発売されれば、テスラModel YLやレクサスTZなどの大型BEVが直接の競合となるでしょう。ただし、Da Tangは130kWh級バッテリー、1000Vシステム、後輪操舵、3列シート、252リットルのフロントトランク、豪華な後席装備を同時に備えており、現在の日本市場では極めて珍しい存在です。大型SUVだけでなく、高級ミニバンを検討するユーザーの選択肢にもなり得ます。

BYD Da Tangとライバル車とのスペック比較

最大の焦点は海外価格です。BYDはこれまで、中国価格に関税や輸送費などを上乗せする形で海外価格を設定するケースが中心でした。しかしDenza Z9GTは、フランスで11.5万ユーロと中国価格の2倍を超えるプレミアム価格が設定されています。

Da Tangにも同様のプレミアム価格を設定するのか、それとも従来のBYDブランドらしい価格競争力を維持するのかで、日本市場での可能性は大きく変わります。従来型の価格戦略を採用した場合、日本では600万~650万円程度からの投入も想定可能です。

BYD Da Tangのインテリア

また、海外向けには130kWhだけでなく105kWhバッテリー搭載車を主力にする可能性もあります。個人的には、105kWhの後輪駆動モデルを600万円前半、同AWDを600万円後半、130kWhのAWDを700万円台後半に設定するようなグレード構成も考えられると推測しています。

2025年に日本でもっとも売れたBYD車は、国内ラインアップでもっとも高価なシーライオン7でした。日本のユーザーがBYDに求めているのは単純な安さではなく、中国製EVならではの性能と豪華装備を、既存の高級車よりも手頃に購入できる価値なのかもしれません。

BYD Da Tangのフランク

Da Tangは、まさにBYDの技術力を象徴するフラグシップとして、日本でブランドイメージを大きく変える可能性を秘めています。まずは欧州、続いて右ハンドル市場であるオーストラリアで、どのようなグレードと価格が設定されるのか。その先に日本導入が実現するのか、今後の動向に大いに注目です。

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