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ホンダのEV「e:NP1」はマイルドにもスポーティにもなる走り!来年からの新型車にも注目


TEXT:加藤 ヒロト
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e:N SUV 序、e:NS2 Prototype、e:NP2 Prototype 、e:N GT Concept(2021年に発表されたコンセプトカーで2026年までの発売を予定している)

 

2027年までに10モデルのBEVを投入

中国の消費者にとっては少々物足りない選択肢かもしれないが、ホンダも無対策というわけではない。

上海モーターショー2023では「e:N」第二弾の「e:NP2/e:NS2」、そして第三弾「e:N SUV序」をお披露目した。
e:NP2/e:NS2はe:NP1/e:NS1のプラットフォームをベースとしているが、完全新規設計のBEVとなり、ガソリン版の兄弟車種は存在しない事にも要注目。
フォルムも流行りのクーペ風SUVでとても洗練された印象を感じられる。

また、「e:N SUV序」では新プラットフォーム「e:N Architecture W」を採用する大型SUVとなる。

ホンダは「e:NP2/e:NS2」を2024年初頭、「e:N SUV序」を2024年中に発売するとしており、中国市場における攻勢をさらに強めていく構えだ。

2027年までに合計10モデルのEVをホンダブランドより投入する予定とのことで、これからの展開には大いに期待したい。

 

<了>

 

ホンダ e:NP1(53.6kWhモデル)

全長:4,388mm  全幅:1,790mm  全高:1,560mm  ホイールベース:2,610mm  車両重量:1,652-1,686kg  乗車定員:5名  交流電力量消費率:136Wh/km(CLTCモード)     一充電走行距離:420km(CLTCモード)  最高出力:134kW(182ps)  最大トルク:303 Nm(31.61 kgm)  バッテリー総電力量: 53.6kWh  モーター数:前1基  トランスミッション:1速固定式  駆動方式:FWD  フロントサスペンション:マクファーソン・ストラット式  リアサスペンション:トーションビーム式  フロントブレーキ:ベンチレーテッドディスク  リアブレーキ:ディスク  タイヤサイズ:前225/50R18、後225/50R18   最小回転直径:5.7m  車両本体価格:約3,498,000円

 

ホンダ e:NP1(68.8kWhモデル)

全長:4,388mm  全幅:1,790mm  全高:1,560mm  ホイールベース:2,610mm  車両重量:1,683-1,696kg  乗車定員:5名  交流電力量消費率:136Wh/km(CLTCモード)  一充電走行距離:510km(CLTCモード)  最高出力:150kW(204ps)  最大トルク:303 Nm(31.61 kgm)  バッテリー総電力量: 68.8kWh  モーター数:前1基  トランスミッション:1速固定式  駆動方式:FWD  フロントサスペンション:マクファーソン・ストラット式  リアサスペンション:トーションビーム式  フロントブレーキ:ベンチレーテッドディスク  リアブレーキ:ディスク  タイヤサイズ:前225/50R18、後225/50R18  最小回転直径:5.7m  車両本体価格:約4,358,000円

 

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