日本では軽自動車がまだまだ市場をリード
次に中国BYDは439台と、前年比2.5倍の増加となりました。3月中にPHEV「シーライオン6」の納車も順次スタートすることから、今後も一定の販売増が見込まれます。その一方で、BYDに対するCEV補助金額は最大45万円と、日本メーカー勢やテスラと比較して大幅に減額されています。2026年は、比較的補助金額の差が小さいPHEVをどれだけ販売拡大できるかが鍵となりそうです。

韓国ヒョンデは89台と前年比で倍以上の販売増を達成しました。期待の小型モデル「インスター」は伸び悩んでいるものの、国内ではすでにミニバンEV「スターリアEV」のテスト車両が目撃されています。全長5255mm、全幅1995mm、ホイールベース3275mmという大型の「スターリアEV」は、7人乗りと9人乗りをラインアップ。84kWhバッテリーと800Vシステムを採用し、航続距離は欧州WLTCモードで400kmを確保しています。国内で人気の高いミニバンセグメントのEVとして要注目です。

また、テスラやBYDの躍進がどれほどのインパクトかを確認しましょう。輸入車ブランドの販売台数では、メルセデス、BMW、フォルクスワーゲン、アウディに次いでテスラが5位につけています。ミニやポルシェ、ボルボの販売台数を超えており、人気の高さが伺えます。BYDもジープやプジョーといった中堅ブランドに接近しています。

ちなみに前年比では、BMWとフォルクスワーゲンの販売台数が大きく下落しました。テスラやBYDの躍進が少なからず影響しているのかもしれません。
最後のグラフは、2026年2月単体における国内車種別ランキングです。トップのホンダ N-BOXを筆頭に、スズキ・スペーシア、ダイハツ・ムーヴ、トヨタ・ヤリス、ダイハツ・タントと、トップ5のうち4車種を軽自動車が占めています。やはり軽自動車セグメントに優れたEVを投入できるかが、国内普及の鍵といえそうです。

とくに海外ブランドとしてはほぼ初の挑戦となる、BYDの軽EV、ラッコがどれほど日本人に受け入れられるか。2026年夏の発売を期待を持って見守りたいと思います。





















































