ハイランダーにBEVモデル登場!
トヨタが北米市場において「ハイランダーEV(仮称)」を正式発表しました。EVシフトが減速するアメリカ市場で、どれほどの存在感を示すことができるのかを分析します。
まず、トヨタは現在ハイランダーの内燃機関モデルを販売中です。3列シートを搭載した中大型SUVセグメントとして、北米で高い人気を誇る車種です。ちなみにトヨタは、全長5200mmを超えるフラッグシップ大型SUV「セコイア」もラインアップしています。
※トヨタは日米関税交渉における妥協策の一環として、ハイランダー、カムリ、タンドラの米国製3モデルを2026年中に日本へ輸入・発売する方針を表明済み。

そして、トヨタがハイランダーに追加してきたのが、2027年モデルとなるEVバージョンです。全長5050mm、全幅1989mm、全高1710mm、ホイールベース3050mmという中大型SUVセグメントに該当し、6人乗りと7人乗りを選択可能です。
フロントにモーターを搭載したFWD、もしくは後輪側にモーターを追加したAWDの両グレードをラインアップ。76.96kWhと95.28kWhという2種類のバッテリーが選択可能です。FWDグレードは最高出力165kW、AWDグレードは252kWとなっており、これらはbZ4XやRZと同等のスペックであることから、パワートレインまわりの共通化が確認できます。また、プラットフォームはミドル級の「TNGA-K」を改良して採用しており、EV専用プラットフォームではない模様です。
気になる価格設定は未発表ですが、内燃機関モデルのハイランダーが4万5570ドルからであることを考えると、おそらく5.5万ドル程度からスタートするのではないかと推測されます。

他方で、アメリカ市場における最大の問題は、2025年10月以降、連邦政府による7500ドルの税額控除措置が終了したことで、EVシフトが減速している点です。さらに、大型SUVセグメントのEVが軒並み苦境に立たされている点も無視できません。
















































