コラム
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“EVセダン”の決定版か!? 新型BMW「5シリーズ」セダンの電気自動車「i5」に試乗した


TEXT:小川 フミオ
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屋台骨モデルとしての責任

新型5シリーズのドライブトレインの比率として、世界全体の市場ではエンジン車が圧倒的に多いが、欧州に限定するとBEVバージョンが約半数とBMW。

かつ、話はi5に限ったことではないものの、2015年以降、EU圏で登録されるクルマは部品のリサイクル率が95パーセントに達していなくてはならないというレギュレーションもクリアしている。

「i5は、ライフサイクル・アセスメント(資源採取―原料生産―製品生産―流通・消費―廃棄・リサイクルにわたる全体または特定段階における環境負荷を定量的に評価する手法)において、環境負荷を減らすための有効な手段によって製造されています」

 

BMWは、試乗会に先立つジャーナリスト向けのプレゼンテーションで、このように説明した。

「製品の製造過程における透明さも大事で、BMWでは、たとえばi5に使うリチウムやコバルトは、生産者から直接買い付けています」

BMW車のうち、ドイツ国内の売り上げで3位に入る5シリーズ。23年春までに累計生産台数は1000万台を超えたという。初代から今日にいたるまで、BMWにとってたいへん重要な収益源であり続けてきた。

同時に、その数ゆえ、i5を設定することは、温室効果ガスと、先述のとおり素材を再生してつかうサーキュラーエコノミーなど、環境保護対策において効果的なのだと、BMWではする。

 

私は、まず東京・青山における日本向け発表会で実車に対面したあと、冒頭に書いたとおり、リスボンでドライブするチャンスにめぐまれた。あらためて、クルマに接すると、これまでの5シリーズとはだいぶ雰囲気のちがうデザインと実感した。

Vol.2へ続く:BMW「5シリーズ」の電気自動車は、新時代に入った「セダンデザイン」を体現している

BMW i5 eDrive 40

全長:5,060mm
全幅:1,900mm
全高:1,515mm
ホイールベース:2,995mm
乗車定員:5名
一充電走行距離:477-582km(欧州仕様車暫定値)
最高出力:250kW(340ps)
最大トルク:400Nm(40.8kgm)
バッテリー総電力量:81.2kWh(欧州仕様車暫定値)
モーター数:後1基
駆動方式:RWD(後輪駆動)
フロントサスペンション:ダブルウィッシュボーン式コイルスプリング
リアサスペンション:マルチリンク式エアスプリング
フロントブレーキ:ベンチレーテッドディスク
リアブレーキ:ベンチレーテッドディスク
タイヤサイズ:前後245/45R19
荷室容量:490L
車両本体価格:998万円

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