装備・価格・パフォーマンスのどれをとっても死角なし!
そしてYU7 GTはニュルブルクリンクにおいて7分22秒755を記録し、これまでのSUV最速タイムを保持していたアウディRSQ8 Performanceのタイムを14秒も縮め、SUV史上最速のサーキット性能を証明しました。EVにおいてよく揶揄される直線番長ではなく、コーナリング性能を含めて、RSQ8やカイエンターボGTを凌ぐ動力性能を実現してきたのです。

また、シャオミはYU7に新たな廉価グレードを追加しました。73kWhバッテリーを搭載し、航続距離はCLTC基準で643kmと、Model YやZeekr 7Xよりも長い航続距離を確保。800Vシステムを採用することで、15分間の充電で405km分の航続距離を回復可能です。最高出力は235kWを発揮し、0-100km/h加速も5.9秒と俊敏。さらに、
・14スピーカーシステム
・700TOPSの演算能力を誇る自動運転チップの搭載によるシティNOAへの対応
・電子制御ダンパー
・フロントボンネットの自動開閉機能
・HEPAフィルター
・ナッパレザーシート
などの豪華装備も網羅しています。そして価格は23.35万元と、Model Yやi6といった競合を下まわる値付けを行い、コスト競争力をアピールしています。

シャオミはSU7とYU7の販売初期における納期の長期化によって、一部ユーザーの買い控えが指摘されていました。現在は生産能力を大幅に拡充したことで納期も短縮されており、YU7が6月以降どれほどの販売台数を実現できるのかに大きな注目が集まっています。
そしてシャオミは2027年後半に、いよいよ欧州を皮切りに海外展開をスタートさせる方針を表明しています。今回追加されたYU7 GTや廉価グレードは間違いなく投入されるはずです。もちろん、欧州で根強い人気を誇るセダン「SU7」を投入することも間違いありません。

さらにシャオミは、2026年後半にSkynomad N90と命名されるフルサイズ大型SUVを投入すると噂されており、シャオミ初となるレンジエクステンダーEVになる見込みです。とくに近年ブームとなっているキャンプ需要を取り込むため、巨大なルーフ開閉機能を採用し、天井ルーフ部分にテントを張ることを可能とする機能などが実装される見込みです。
新たな付加価値を実現することで、激戦の中国市場において新たな需要を開拓することができるのか? マーケティングの天才ともいわれるシャオミCEOのLei Junの手腕には期待せずにはいられません。
いずれにしても、これらの新型モデルの投入によって、2026年の販売台数目標である55万台を達成することができるのか? シャオミの最新動向からはますます目が離せないでしょう。

















































