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新型リーフが実質300万円代ってスゴくないか? エントリーグレード「B5」の中身を詳細チェックした


TEXT:高橋 優 PHOTO:EV NATIVE/THE EV TIMES
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新型リーフおすすめのグレードは?

日産が新型リーフのエントリーグレード「B5」の値段設定や詳細スペックを公開し、CEV補助金を含めて実質約300万円で購入できることが判明しました。上級グレード「B7」と比較したコスト競争力を分析します。

まず、3代目となる新型日産リーフではすでに上級グレード「B7」の発売・納車がスタートしています。WLTCモード航続距離が702km、バッテリー温調システムの採用など、2代目リーフから大幅に進化していることで注目度が増しています。

そして今回、3代目となる新型リーフのエントリーグレード「B5」の正式注文受付がスタートしました。55kWhというB7の78kWhと比較すると控えめな容量ながら、2代目と同じく2種類のバッテリー容量をラインアップしてきた格好です。

日産リーフのフロントスタイリング

今回追加されたB5には、S・X・Gグレードという、装備内容で差別化されるすべてのグレードがラインアップされました。電池容量の少ないエントリーグレードでは、通常装備内容も簡素化されたグレードしか採用されないのが通例なものの、B5にもXやGグレードという上級グレードが設定されたという点こそ、日産が日本市場ではB5を売りたいという思いが伝わってきます。

B5には55kWhの電池を搭載することで、最長521kmという航続距離を確保。X・Gグレードでも469kmとアリアB6と同等の航続距離を確保しています。ちなみに高速巡行において参考になるEPA基準の場合、航続距離は332kmといくぶん悪化します。東京ー名古屋間は満充電だとギリギリ足りないようなイメージです。

また、充電性能について、B5は最大105kWに対応しながら、システム電圧が372Vと判明しました。これは、国内で主流の90kW級急速充電器でB7よりもやや早く充電できることを意味します。国内でB5をおすすめできる隠れた魅力といえるかもしれません。

日産リーフの各グレードのスペック

そして、肝心の値段設定について、B5 Sグレードは438.9万円となりました。また、ヒートポンプシステム・ドライブレコーダー・ETC2.0ユニット・ワイヤレス充電器・アンビエントライト・リヤカップホルダー・リヤUSB CポートなどがSグレードに追加されるXは473.88万円を実現。多くのユーザーはこのXグレードをチョイスするはずで、CEV補助金129万円を含めると、実質344.88万円で購入可能となります。ハイブリッド車と同等の値段設定となり、EVと内燃機関車を同等に比較することができるのです。

また、新型リーフが2代目旧型と比較してどれほどの進化を遂げたのかを確認しましょう。旧型は40kWhに対して、新型は55kWhに電池容量が増量。そして航続距離は日本WLTCモードで200kmも延長され、SUVスタイルになったにもかかわらず電費性能も大幅に向上しています。

新旧日産リーフのスペック

さらに、バッテリーの温調システムが搭載されたことで、アリアと同様に繰り返しの急速充電も問題なくクリアできるようになり、熱ダレ問題が頻発していた旧型から大きな進歩を遂げています。

そして、値段設定について、旧型Xグレードと比較して新型B5 Xグレードは60万円程度の値上げとなっているものの、電池容量増量による航続距離延長、充電性能大幅引き上げなどというEV性能の抜本的改善を踏まえれば、旧型よりも明らかにコスト競争力が増したといえるでしょう。

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