コラム
share:

国産EVがついに本格始動! 新型モデルの相次ぐデビューでEVシェアも拡大の方向性


TEXT:高橋 優 PHOTO:EV Native
TAG:

成長を続けるテスラとBYDの展望に期待

BYDは12月で322台と、前年比+40.6%の販売増加を達成し、年間ベースでは3742台を発売と、前年比+68.3%の成長を実現しました。現在はドルフィンの売れ行きが想定以上のため、日本国内の在庫が完売状態であり、さらに新型PHEVのシーライオン6の初期納車を含めて、2月以降に入荷した際に、どれほどBYDの販売台数が伸びるのかには注目です。

2026年には軽自動車EV「ラッコ」とPHEV「シール06 」と「Atto 2」が投入予定です。PHEVの投入ラッシュを迎えるなか、どれほど販売規模が拡大するのかは興味深いところです。

BYDの月別NEV販売台数

ちなみにホンダの12月のEV販売台数は不明ながら、11月にはN-VAN e:が約570台、N-ONE e:が約1060台を発売しました。N-VANシリーズ全体に占めるEV比率は22.5%、N-ONEシリーズ全体に占めるEV比率は50.5%と、とくにN-ONEはガソリン車よりもEVであるN-ONE e:が選ばれており、2026年以降にも同様のトレンドとして継続するのかは気になるところです。

メーカーごとの月別EV販売台数

テスラとBYDの躍進のインパクトは大きいものでした。輸入車ブランドの販売台数ランキングはトップからメルセデス、BMW、フォルクスワーゲン、アウディ、ミニ、ボルボと続き、その次がテスラという状況なのです。さらにBYDもルノーやシトロエンを超えて、フィアットと同等レベルにまで拡大。2026年はプジョーの販売台数にどこまで迫れるのかにも注目でしょう。とくにPHEVが導入されたあとで、プジョーやフォルクスワーゲンなどの欧州大衆ブランドのシェアをどれほど切り崩してくるのかにも注目です。

輸入車メーカー別販売台数ランキング

参考までに、このグラフは2025年全体における人気車種ランキングを示したものです。トップからホンダN-BOX、トヨタ・ヤリス、スズキ・スペーシア、トヨタ・カローラ、そしてダイハツ・タントと続いており、トップ5のうち軽自動車は3車種と、やはり軽自動車の人気が高いです。

国産車車種別販売台数ランキング

新車販売の4割に該当する軽自動車セグメントにおいて、N-ONE e:やトヨタ・ダイハツ・スズキ連合の商用軽EV、BYDラッコなどがどのように食い込むことができるのか、さらに新型リーフ、スズキe VITARA、トヨタ連合の新型EV投入ラッシュなどの存在によって、どれほどEVシフトが進むのか。そしてCEV補助金が大幅増額されたことで、1月以降の販売台数にどのような影響が出てくるのかにも注目でしょう。

TAG:

PHOTO GALLERY

NEWS TOPICS

EVヘッドライン
日本に何が起こった? BEVが売れない……ハズが2025年10月は電気自動車が売れまくっていた
エンジンサウンドが聞こえてシフトショックも感じられるEVが超進化! ヒョンデ「IONIQ 5 N」がマイナーチェンジ
60年もの不動車がバッテリー交換だけで走り出した! EVの長期保管はエンジン車よりも簡単!!
more
ニュース
一充電800km超で不安解消! 航続距離・充電・プレミアム性と「三方良し」のボルボEX60が本国デビュー
82馬力の出力向上とバッテリー大容量化でさらに快適なEVライフを実現! フォルクスワーゲンID.4が一部改良
軽EVラッコは航続200km超と300km超の2スペック体制確定! さらにBYDはふたつの新型PHEV投入で2026年の日本を席巻する【東京オートサロン2026】
more
コラム
国産EVがついに本格始動! 新型モデルの相次ぐデビューでEVシェアも拡大の方向性
充電設定していない時間にブレーカーが落ちた! テスラモデルYの自宅充電は思ったより面倒な事態に!!
電気は水に弱いは確かだけど……EVは浸水に強かった! ただしクルマ全般冠水路は避けるのが原則!!
more
インタビュー
「BMWの核はセダン」。「i5」での表現は、BEV世代のセダンの在り方を示している。
「i5」の造形を、BMWエクステリア・デザイン責任者がディテールから語る
BMW「i5」はビジネスアスリート!プロダクトマネージャーが語る5シリーズ初BEVの背景
more
試乗
【試乗】速さはスーパースポーツ並! AWD技術も完成の域! アウディS6スポーツバックe-tronに望むのは「感性に訴えかける走り」のみ
【試乗】いい意味で「EVを強調しない」乗り味! 本格4WDモデルも用意される期待のニューモデル「スズキeビターラ」に最速試乗
マイチェンで名前まで変わった「アウディQ8 e-tron」ってどんな車? [Q8 e-tron試乗記]
more
イベント
東京湾岸に140台超のEVが集結で大盛り上がり! 「NEW YEAR EV MEET 2026」の勢いがスゴすぎた
日本生まれの英国EVスポーツクーペや全幅1m切りの小型モビリティなどEVも元気! 会場で見つけた気になるEV一気見せ【東京オートサロン2026】
新型レクサスESがモデリスタ仕様で登場! ヒョンデはMIYAVIコラボで対照的なEV披露【東京オートサロン2026】
more

PIC UP CONTENTS

デイリーランキング

過去記事一覧

月を選択