東京オートサロン2026の会場から気になるEVをピックアップ
1月9日から11日まで3日間開催された「東京オートサロン2026」。会場にはところ狭しと華やかなカスタムカーやチューニングカー、コンセプトカーが展示され、多くの来場者で賑わった。そんな会場のなかから、いくつか気になるEVをトピックとしてお届けいたします。
モデリスタ「LEXUS ES モデリスタ PROTOTYPE」
トヨタカスタマイジング&ディベロップメントのモデリスタブランドが展示したのは、昨年10月に発表されたばかりの新型レクサスES。HEVのES350h、BEVの350e、500eの3モデルが用意される新型ESのうち、BEVの350eをベースに「レクサスESモデリスタ・プロトタイプ」と呼ばれる車両を持ち込んだ。

モデリスタが2024年に示し、以来深化を続けた新しいデザインフィロソフィ「ジオメトリカル・オーガニック」を体現した、最初の市販モデルになる予定だというこのクルマ。ベース車両の特徴的なサイドラインを活かしながら、フロントスポイラー、サイドスカート、リヤスカートの各パーツにブラックのラインを通し、さらにそれらパーツの下部をボディと同色化することで、低重心かつ重厚な佇まいを演出している。

独特な艶を抑えながらも発色の良いホワイトのボディーカラーと、それらのブラックが視覚的なメリハリをもたらし、新時代のモデリスタデザインを鮮烈に印象付けていた。
ヒョンデ「IONIQ 5 Plug into Freedom.」
モデリスタが清廉な白ならば、こちらのヒョンデは野心に満ち溢れた黒といったところか。フラッグシップEVのIONIQ 5を題材に、ヒョンデと世界を股にかけるロックギタリストMIYAVIがコラボした特別コンセプトカー「IONIQ 5 Plug into Freedom.」が登場した。

モデル名にもある通り、IONIQ 5の外部給電にプラグをつなぐことで、クルマが自由な表現のステージへ拡張される可能性があることを提示したこのコンセプトカー。
「いつでも、どこでも、音を鳴らせる」をテーマに、トランク部分には巨大なギターアンプがビルトインされ、まさにギタリストMIYAVIの世界観にもマッチした1台となっている。

トークセッションに登場したMIYAVI本人からも、「外部電源供給ができるので、普通だとあり得ないような場所、例えば高野山とか? でライブをやってみたいですね」と、クルマに負けず劣らずの野心的な目標が示され、場内を沸かせた。

なお、MIYAVIはこのコンセプトをもとに制作されたスペシャルムービーに、オリジナルの新曲「Rock You Crazy」を提供しており、今回、会場でもお披露目された。ムービーは現在Youtubeでも視聴可能なので、そちらで音楽とともにコンセプトカーの世界を覗き見ることが可能だ。
ヒョンデ「インスターRetro Traveler」
そのヒョンデには、うって変わってとてもポップなコンセプトカー「インスター Retro Traveler」も展示された。

スモールEVのインスターをベースに、心地よく、ちょうどいいサイズで気軽に走れる「私の特別なバディ」をコンセプトに製作され、どこか懐かしくて気軽に自由に出かけたくなる「レトロトラベラー」に仕上げたという。なるほど、とにかく内外装がチャーミングで丸くてレトロチック。見事にベースモデルの骨太さを消し去っている。

ペールブルーで仕上げられた外装はレトロポップな色合いで、日常が楽しくなりそうなイメージに仕上げられている。Tシャツにジーンズぐらいの軽やかな装いで、思い立ったらすぐ海まで愛犬とドライブ。そんな利用シーンが容易に想像できるコンセプトモデルだ。

























































