大10回目となる「ジャパンEVラリー白馬2023」が7月22日(土)〜23日(日)に開催

7月22日(土)〜23日(日)、長野県白馬村にて日本EVクラブ/白馬EVクラブ共催によるEVのイベント「第10回ジャパンEVラリー白馬」が開催された。
筆者はこのイベントに関係者として毎年参加をしている。
例年であれば東京より試乗車を自走で運ぶのであるが、今回は、現在日常の足として使用しているホンダの燃料電池車(FCEV)「クラリティ FUEL CELL」で参加した。
バッテリー式EVの長距離インプレッションは本媒体でも取り上げているが、FCEVでのそのようなレポートは少ないように思う。今回から数回に分けて、給水素事情も含めたFCEVの長距離インプレッションとともに、今年の「ジャパンEVラリー白馬」についてもレポートする。
準備はイベントの前々日から
「ジャパンEVラリー白馬」の日程は、7月22日から23日であるが、筆者はスタッフのためその前日の21日に移動となる。ただ、水素ステーションの開業時間との兼ね合いもあり、20日に水素をチャージしなけらばならなかった。22日に試乗車としても貸し出すため洗車も行なった。21日の移動は、途中1回の給水素を挟む予定である。
20日のチャージの時点での水素価格は1,210円/kg。
その時点では現在のガソリン価格のように大きな価格変動はなかった。それにしても、ガソリンスタンドなら移動当日朝に給油できるが、開業時間の限られている水素ステーションを利用するFCEVではそうはいかないのはいささか不便だ。
水素満タン時点での「クラリティ」の後続可能距離は619kmと表示されていた。筆者の自宅から白馬村の目的地までの距離は275km。航続距離としては十分だが、試乗車として使用するので一度給水素を行う。
関越自動車道と上信越自動車道のSAには水素ステーションがないので、釜須長野東ICを降りた先にあるステーションを利用する。
そこまでの距離はナビ上で222km。長野県唯一の水素ステーションで、そこで給水素ができなければ試乗車としての使用と帰還が危機的状況になってしまう。ちなみにこのステーションが昨年できたからこそ、FCEVでの参加を決断した。
筆者の自宅を10時に出発し、16時に白馬に到着する計画だが。うまくゆくか……




















































