
熱狂的なファンに向け
ヒョンデ の調査によると、BEVではドライバーに対するフィードバックが不足する傾向にあることがわかったという。そこでヒョンデ Nのエンジニアは、ドライバーがよりフィードバックを感じられるようにするため、「N e-shiftとN Active Sound +」機能を開発し、アイオニック5 Nに搭載した。
N e-shiftは、ICE車の8速デュアルクラッチトランスミッション(DCT)車の走行フィールを再現したもので、モーターのトルク出力を制御し、変速やシフト間の「揺れ感」を再現することで、ICEに近い運転体験を提供する。
N Active Sound +は、10個のスピーカーシステム(車内8個、車外2個)により、3つの異なるサウンドテーマを提供する。「Ignition」はNの2.0Tエンジン(i30などに搭載される2Lターボエンジン)のサウンドを再現し、「Evolution」はRN22e(アイオニック6ベースの高性能EVコンセプト)にインスパイアされた特徴的な高性能サウンドを提供。「Supersonic」は、ジェット戦闘機にヒントを得たユニークなコンセプトだ。
パフォーマンス向上のためのエクステリアデザイン
アイオニック5 Nは、性能向上と特別な外観を得るためエクステリアデザインも大幅にアップデートされた。
N モデルは、標準のアイオニック5よりも全高が20mm低くなり(編集部注:Lounge AWDとの差は60mm)、ワイドタイヤを装着するため全幅は50mm広く、専用のディフューザーにより全長は80mm長くなった。21インチ鍛造アルミホイールには275/35R21サイズのピレリP-ZEROタイヤが組み合わせられる。
フロントのエアカーテンとエアフラップは冷却効果を高める装備だ。バンパーの下部のリップ・スポイラーはN専用「Luminous Orange」で、「レーストラック仕様」の外観を与える。
リアには、N専用のウィング(ハイマウントストップランプ付き)が装備され、リアディフューザーとエアアウトレットとともに、空気の流れをコントロールして最適な空力性能をサポートする。バンパーは、チェッカーフラッグのリフレクターグラフィックが施されたN専用のブラックバンパーだ。
サーキット走行に適したインテリアデザイン
ハイパワーなクルマでアグレッシブに走るには、ドライバーの運転環境もそれに対応できるレベルに引き上げる必要がある。そこで「Nシート」では、ボルスター(背もたれの左右部分)を強化することで、コーナリングの強い横Gでも、体をしっかりと支え、常に安定したドライビング姿勢を保つことが追求されている。さらに約20mmローポジション化されたバケットシートも用意される。
アイオニック5 Nのセンターコンソールは、ニーパッドとすね当て、スライド式アームレストを装備、コンソール下部を延長し剛性を高めてサーキット走行に最適化されている。また、USB-C、ワイヤレス充電器、カップホルダーも装備し日常使いにも対応している。
アイオニック5 Nのペダルは、オーバーステア、ドリフト、パワースライドを伴うサーキット走行シーンでのフットコンタクトに最適化され、ペダルの「踏みそこねリスク」も低減する。フットレストも、安定した運転姿勢を維持できるように最適化されている。
新デザインのN ステアリングホイールには、「N」のロゴがあしらわれ、その脇にはドライバーの好みに合わせてドライブモードを設定するN ボタンが配置される。3時の位置にはN グリン・ブーストボタンがある。
ドア・スカッフ・パネル、メタル・ペダル、フットレストに施された新しいチェッカーフラッグのテーマは、アイオニック5のアイコンであるパラメトリック・ピクセルにインスパイアされたもので、Nブランドのモータースポーツ・スピリットを表現している。
アイオニック5 N
全長:4,715mm[+80mm]
全幅:1,940mm[+50mm]
全高:1,585mm[-60mm]
ホイールベース:3,000mm
フロントモーター:166kW(226ps)[+96kW、+131ps]
リヤモーター:282kW(383ps)[+127kW、+173ps]
最高出力:478kW(650ps)[+253kW、+345ps]
バッテリー総電力量:84kWh[+11.4kWh]
モーター数:前1基、後1基
駆動方式:AWD
フロントブレーキ:4ピストン 400mm
リアブレーキ:1ピストン 360mm
回生ブレーキ減速度:最大0.6G
タイヤサイズ:前後275/35R21 ピレリP-Zero
最高速度:260km/h
0-100km/h加速:3.4秒[-1.8秒]
[]内の数値はアイオニック5 Lounge AWDとの差








































