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BYDはPHEVでも価格勝負! 補助金なしで400万円切りのBYDシーライオン6は国産車のライバルになるのか中身を比べてみた


TEXT:高橋 優 PHOTO:トヨタ自動車/三菱自動車/BYD/EV Native
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400万円を切る価格と100kmのEV航続距離を実現

BYDが日本国内でシーライオン6の発売をスタートしました。400万円切りという驚異的なコスト競争力を実現しているシーライオン6の、競合と比較したコスト競争力を分析します。

BYDはすでにAtto 3、ドルフィン、シール、そしてシーライオン7という4車種のBEVを国内に投入済みだったものの、さらなる販売規模拡大のためにBEVだけでなくPHEVの販売を行う方針を表明。そしてPHEV第一弾となるのが今回のシーライオン6の存在です。

BYDシーライオン6のフロントスタイリング

とくに注目するべきは熱効率43.04%を実現する第4世代のDMシステムと18.3kWhという容量のバッテリーを搭載することで、EV航続距離100km、総合航続距離で1200kmを実現。2026年2月から発売をスタート予定の、リヤにモーターを追加したAWDグレードもラインアップ。AWDグレードにはさらにターボエンジンを搭載することで動力性能を大幅アップしており、0-100km/h加速は5.9秒と俊敏な加速性能を実現しています。

ここで重要な点は、日本国内で発売されているPHEVのSUVはAWDグレードが多く、燃費を重視するユーザーにとってはシングルモーター仕様の車種の需要も多かった点です。その意味において、シーライオン6では効率重視のFWD、そしてパワー重視のAWDという棲みわけを行ってきた格好です。

100kmというEV航続距離は日々の通勤や買い物を完全に賄うことが可能であり、長距離を走行する際は内燃エンジンを使用することで、最長1200kmという航続距離を確保して、航続距離と充電の心配を一切することなく運用できます。

BYDシーライオン6のフロントスタイリング

車両サイズについては、最小回転半径が5.55mと、全長4775mmの車格としては優れた取りまわしを実現しています。車両サイズに懸念のあるユーザーも困ることは少ないでしょう。そして、注目の値段設定について、発売をスタートしたFWDグレードは398万2000円を実現しました。PHEVで400万円切りというのはかなりインパクトが強く、PHEVだけでなく日本のハイブリッドSUVとも競合関係になると見られます。

またBYDの他モデルと同様に、日本車で想定できる装備内容はほぼフル装備されています。

・15.6インチ固定式センタースクリーン
・ワイヤレス充電器が2つ
・電動テールゲート
・合成皮革シートは電動調整、シートメモリー、ヒーター、クーラー
・ステアリングヒーター
・電動サンシェード付き開閉式ガラスルーフ
・インフィニティ製10スピーカーシステム
・フロントサイドガラスの二重ガラス化
・カーブ減速機能付きレベル2 ADAS
・7エアバッグシステム
・8年16万kmバッテリー保証
・6年15万km新車保証

BYDシーライオン6のインテリア

このとおり、いわゆる日本国内の競合車種の上級グレードでついている装備内容がほとんど網羅されています。とくに6年15万kmの新車保証は超手厚い保証内容であり、これはアフターサービスに懸念を抱くユーザーの安心につながるでしょう。

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