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注目モデルヤマハのEバイク「NMAX E」はどう充電する? 知っておきたいEVスクーターの充電方法とスマートな日常


TEXT:石井 啓介
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静かで滑らか、そしてエコ。私たちの日常を広げる電動バイクの魅力

ヤマハから新型電動スクーター「NMAX E」が発表されるなど、一気に盛り上がりを見せている二輪車のEV化。静かで滑らかな走りはとても魅力的ですが、「いざ自分が所有するとなったら、自宅でどうやって充電すればいいの?」と疑問に思う方も多いはずです。四輪のクルマとは違い、住環境(一戸建てか、集合住宅か)によってベストな充電方法が変わるのが電動バイクの特徴です。今回は、私たちの日常の足として活躍する電動スクーターの最新充電事情についてご紹介します。

バッテリーを持ち運ぶか、車体に繋ぐか。ライフスタイルで選べる2つの充電方法

現在、電動バイクの充電方法には、大きく分けて「車体に直接ケーブルを繋ぐタイプ(プラグイン)」と、「バッテリーを取り外して室内で充電するタイプ(着脱式)」の2種類があります。ガレージや屋外に防水コンセントがある一戸建てにお住まいの方なら、どちらのタイプでも問題なく対応できます。一方、駐輪場にコンセントがないマンションやアパートにお住まいの方にとっては、「着脱式バッテリー」のモデルを選ぶのが最も現実的でスマートな選択となります。

最新モデル「NMAX E」は車体充電。寝ている間のプラグインで静かにチャージ

先日ミラノで発表されたばかりのヤマハ「NMAX E」は、四輪のEVと同じように車体に直接ケーブルを繋ぐ「プラグイン」方式を採用しています。フロントのポケット内に充電ポートが設けられており、専用ケーブルを使って家庭用の200Vコンセントから充電が可能です。出力800Wの車載充電器(オンボードチャージャー)により、空の状態から満充電まで約5.5時間。夜、帰宅した時にプラグを繋いでおけば、翌朝にはしっかりと満充電になっています。特筆すべきは、充電時の動作音が極めて静かな「ファンレス冷却設計」が採用されている点です。深夜の静かな住宅街のガレージでも、ご近所を気にすることなくスマートに充電できるのは、とても嬉しい配慮ですね。(※欧州では公共のAC充電器にも対応する仕様となっています)

マンション住まいの強い味方。「着脱式バッテリー」の手軽さとシェアリングの波

一方、日本の都市部で普及が進んでいるのが、ホンダの「EM1 e:」などに代表される「着脱式バッテリー」を採用したモデルです。シート下などからお弁当箱サイズのバッテリーをヒョイっと取り外し、部屋に持ち帰って専用の充電器(100Vの家庭用コンセント)で充電します。これなら、駐輪場に電源がない集合住宅にお住まいの方でも、スマホを充電するのと同じ感覚で毎日のEVライフを楽しむことができます。車体にバッテリーを載せっぱなしにしないため、防犯対策としても有効です。さらに最近では、エネオスやホンダなどが出資する「Gachaco(ガチャコ)」のように、街中のステーションで「減ったバッテリーを、満充電のバッテリーと交換するだけ」のシェアリングサービスも広がり始めています。これなら自宅での充電すら不要になり、バッテリーの劣化を心配する必要もありません。

ライフスタイルに合わせて選べる時代。EVバイクはもっと身近な存在へ

「充電」と聞くと少しハードルが高く感じるかもしれませんが、現在の電動バイク市場は、一戸建て派にはスマートな「プラグイン」、マンション派には手軽な「着脱式」や「バッテリー交換」と、ユーザーの住環境に合わせた選択肢がしっかりと用意されています。

ガソリンスタンドへ行く手間から解放され、帰宅後のちょっとしたルーティンでエネルギーを満たせる電動バイク。ライフスタイルに合わせて自由にモデルを選べる環境が整ったことで、風を切って走る新しいEVライフは、私たちの想像以上に身近なものになっています。

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