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「夏こそEV車中泊 !」 テスラのエアコンONで一晩、減ったのは「たった15%」で快適睡眠【 YouTuber カズッシュのEVキャンプ】


TEXT:カズッシュ(camp with kazsh) PHOTO:カズッシュ(camp with kazsh)
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テスラ モデルYでオール電化キャンプを楽しむYouTuberのEVライフとは

「カズッシュ」と申します。自分は現在、Tesla Model Y で各地のキャンプ場をめぐる映像を、YouTubeチャンネル「camp with kazsh | TESLA EV Camping」で毎週木曜に公開しています今日は、自分のEVキャンプについてまずは紹介したいと思います。

「真のキャンパーは夏はキャンプをしない!」と思っていたのですが……

夏はキャンプをしない。そういうキャンパーは、けっこう多いと思います。自分の場合、まったく行かないというほどではないんですが、夏はなるべく暑くなさそうなところを選んで出かけていました。標高の高い場所か、水辺か。日中の暑さもですが、なにより夜が寝苦しい。

それが変わったのは、テスラでキャンプへ行くようになってからです。エアコンの効いた車内で朝まで眠れる。たったそれだけのことで、今では夏がいちばんキャンプに気楽な季節になりました。むしろEVの恩恵をキャンプでいちばん受けているのは、冬ではなく夏だと思っています。

焚き火のない、オール電化のキャンプイベント

8月1日、ふもとっぱら(静岡県富士宮市)で開催された「EV SUMMER CAMP 2026」に参加してきました。EV SUMMER CAMP 実行委員会が主催する今年で5回目のイベントとなりますが、テーマは「EV × 防災 × キャンプがつむぐ、レジリエンスの未来」です。

EV SUMMER CAMP 2026 の会場。メーカーのブースが並び、試乗会も並行して行われた

このイベント、普通のキャンプイベントからは考えられない光景が目の前で展開します。というのも、キャンプ場内では薪も炭もガスも使えません。発電機も、石油やガスのランタンも不可なのです。調理も明かりもすべて電気でまかなう、オール電化のキャンプです。

つまり、焚き火がないイベントです。違和感を感じるでしょうが、意外に思うかもしれませんが過ごしてみると煙のにおいがなく、静かで、これはこれで気持ちのいいものでした。昼間は日差しが強くて、タープの下から出る気になれません。飲み物を片手に、Kia PBV Japan、Hyundai Mobility Japan、トヨタユナイテッド静岡のブースを見て回り、Cybertruckにも同乗させてもらいました(運転はスタッフの方です)。

ステージでは防災の話やCO2排出量の現状の話があり、夜は「EV NIGHT MEET BY TESKAS」が開催されました。テスラや自動運転の現在と未来を語り合う場で、EV SUMMER CAMP主催の辻榮亮さんも登壇していました。思っていたよりずっと勉強になった二日間です。薪も炭も使えない場所で、みんな当たり前のように料理をして、夜を過ごしている。電気だけで一晩を過ごすことに、ここでは誰も驚いていませんでした。

冷房の効いた車内で眠るということ

そして夜です。ひととおり片づけたら、車へ移動します。助手席を広く倒して映画を一本観て、そのまま後部座席に移って眠ります。テスラにはキャンプモードという機能があって、停めたままエアコンを効かせ続けられ、設定した温度のまま朝まで快適に寝ることができます。もちろん外がどれだけ蒸していても、熱帯夜であっても車内環境に変わりはありません。

夜。片づけを終えたら、あとは車に乗り込むだけ

テントは張っていません。タープを一枚張って、寝るのはクルマの中です。シートに敷いているのはテスラ純正のマットだけです。横になると外の音がすっと遠くなるし、逆にテントではないので自分のいびきが誰かの迷惑になることもありません。EV車中泊は「お互いさまで助かっているな」といつも思います。もちろん夜中に暑さで目が覚めることもなく、気づけば朝でした。

キャンプ場はたいていアイドリング禁止ですが、エンジンがないので排気も振動もありません。だから空調をつけたまま夜を越せている、という理解でいます。ただし、まったくの無音というわけではありません。区画の狭いサイトでは、事前に確認しておいたほうが確実だと思います。

電気の心配はどうなのか、という話をよくされます。自宅からよく行く海沿いのキャンプ場までは100kmほど。往復するだけなら余裕のある距離ですが、一晩ぶんを見込んで、バッテリー80%で出発するようにしています。夜になっても25度を下回らない日で、設定は22度。20時半に車へ入ってから、朝4時に目が覚めるまでの7時間半で、減ったのは15%ほどでした。寝る前に映画を一本観た分も含めての数字です。

これまで一度も、朝になって足りずに困ったことはありません。やっていることは「少し多めに充電しておく」、ただそれだけです。ひとつ断っておくと、これは自分の車での話です。停めたまま空調を使い続ける機能は、ネーミングも仕様も車種によって異なるはずなので、そこはご自身のクルマで確かめてください。

後席を倒した車内が寝床になる

雨の日に、テントを出さなくていいということ

夏に限ったキャンプでの話ではなくて、雨の日の気楽さも大きいと思っています。7月に静岡の長田山荘キャンプ場へ行ったときも、張ったのはタープだけで、寝るのはクルマの中でした。夜から雨になり、翌朝も雨のままでしたが、撤収でやることはタープを畳むことだけです。

濡れたテントを押し込んで持ち帰り、家で乾かして畳み直す、あの一連の作業がまるごとありません。雨の撤収が憂鬱なのは、たいていテントのせいですよね。濡れたテントの撤収作業が無くなるだけで、天気予報を見て出発をためらう回数がぐっと減りました。降っていても、とりあえずキャンプ場まで行ってみるかと思えるようになります。

タープと車だけの設営。当日は夜から雨になったが、翌朝、撤収でやることはタープを畳むことだけ

冬より、夏

冬のキャンプはどうなのか。寒さは、寝袋を厚くしたり、ヒーターを足したりすれば、道具のほうでなんとかなります。昔からキャンパーがやってきたことです。でも暑さは、道具ではなかなか解決できません。最近はポータブルのクーラーを持ってくる人もちらほら見かけますが、クルマのエアコンにまさるものはなさそうです。快適に過ごせる車中泊を、電気がまるごと引き受けてくれる。だからキャンプをする上で、EVの恩恵がいちばん大きいのは、冬ではなく夏だと思っています。夏を避けていたころには、もう戻れません。

カズッシュ(camp with kazsh):Tesla Model Y で各地のキャンプ場をめぐる映像を、YouTubeチャンネル「camp with kazsh | TESLA EV Camping」で毎週木曜に公開。Heimplanet アンバサダー。

YouTube: https://youtube.com/@kazsh_camp

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