EV利用者に大きな支障をもたらすマナー違反
EVの充電用駐車枠にEV以外の車種が駐車している場合がある。EV同士であれば充電が終わるまで待つしかないが、充電の必要のないクルマが充電枠に駐車してしまうと、いつ運転者がクルマに戻ってくるか予測がつかず非常に困ることになる。
単にマナー違反ということだが、同様のことは障がい者向け駐車枠に健常者のクルマが駐車していることにも通じる。どちらも意識は同じなのだろう。充電枠も障がい者枠も、休憩場所やトイレなどに近く設置されている場合が多く、便利な場所に止めるという意識しかない運転者の行為だ。
これを予防することは難しい。モラル(規範、良識)の差だからだ。
かといって充電枠にパイロンなどを置くというのも、EVの運転者にとっては面倒なことだ。また本人が面倒なだけでなく、それをどけるため一時的に通路にクルマを止めることにもなり、他車の通行の妨げになる懸念もある。結局、鶏が先か卵が先かとの議論に陥りそうだ。EVの普及によりEVが存在感を高め、EVに乗らない人にもEVは充電が必要なことを意識してもらうしかないのではないか。
とはいえ、それでは他人任せで埒があかない。それならば急速充電枠を増やせば済むことでもないだろう。無闇に急速充電を増やせば、余計な設置は稼働率を悪化させ、それは急速充電器の保守・管理に不備をもたらしかねない。また、すでにそれなりの電気代となっている急速充電器の電気料金の値上げにつながるかもしれない。ではどうすればいいのか。八方塞がりではないのか。
そうはいってもテスラのスーパーチャージャーの場所に、EV以外のクルマが駐車することは稀ではないだろうか。スーパーチャージャーの設置箇所は、独特の雰囲気がある。テスラならではのブランドの訴求にもなるような独自の空間となっている。
同様の視点で、e-Mobility Powerの高性能充電器は従来からの単なる箱型ではなく、充電ケーブルの吊り下げ式を採り入れ、操作しやすいだけでなく独特な外観となっている。こうなるとEV以外の車種が駐車しにくい印象を与えるのではないだろうか。























