2025年は前年比68%増加の大躍進
BYDは東京オートサロン2026の会場において、BYD Auto Japanの東福寺厚樹代表取締役社長が登壇する形で新春会見を実施した。
まず、2025年を振り返り、バッテリーEV(BEV)と新エネルギー車(NEV)の合計で、BYDグループ全体が世界で450万台超の販売を記録したことを発表。そのうえで、BEV単独でも前年比プラス約28%となる約225万台を売り上げ、直接的なライバルのテスラを大幅に上まわる世界No.1の実績を残したことを力説した。

一方で、日本国内の販売成績は、2024年比でプラス68%となる3742台を登録。さぞかしPHEV(BYD流の呼び方はスーパーハイブリッド)のシーライオン6が、この数字に大きく貢献したものと推測したのだが、実際には受注は進んでいるものの、登録の開始待ち状態であるため11台の登録にとどまっているそうだ。
ということは、ドルフィン、アット3、シール、シーライオン7のBEVモデルでこの数字を達成したことになり、なかなかの健闘ぶりと言える。とくに、新型車効果の大きかったシーライオン7が1501台登録されているのには目を見張った。

PHEV2モデルと軽EV投入でさらなる弾みを
そんなBYDは、2026年を「BYD新エネルギー車元年」と銘打ち、新型車を3モデル投入することでさらに販売を伸ばす計画だという。

具体的な仕様については後日の発表を待たねばならないが、2026年下半期にはスーパーハイブリッドのコンパクトSUV「アット2」を投入。
さらに、スーパーハイブリッドのステーションワゴンモデル「シール6」も投入することが明言された。

そしてもうひとつのモデルは、ジャパンモビリティショー2025で初公開された軽EVの「ラッコ」だ。
この会見では2026年下半期の投入が正式に発表されたことに加え、スタンダードモデルの電池容量は約20kWhで航続距離は200km超、ロングレンジモデルが約30kWhの300km超であることも明らかにされた。

さらに、既発モデルのコンパクトBEVモデル「ドルフィン」とミドルサイズSUVのBEVモデル「アット3」についても、2026年内にアップデートをすると発表され、全体のラインアップ強化が図られる。
2025年末までに100店舗のディーラー網構築を目指したものの、69店舗にとどまってしまったBYDのディーラー整備であるが、2026年も引き続き強化していくほか、さらなる認知向上を含めたマーケティングの強化と並行し、これら新型車の投入でBEVとPHEV(スーパーハイブリッド)の全8モデルから成る新エネルギー車オールラインアップ体制を構築。さらなる飛躍を目指す。


























































