使い方に応じて利便性重視で選ぶのがベター
注目したいのは、最近生まれたばかりの充電サービス「TEEMO」。こちらはトヨタ系の充電サービスだが、トヨタのディーラーに設置される急速充電器のみ利用できる「TEEMO Lite」プランについては、メーカー・車種を問わず入会できる。
月会費無料で、50kW以下40円/分、50kW超〜150kW未満60円/分、150kW以上80円/分という料金設定も会費不要のサービスとしては十分にリーズナブル。トヨタという日本最大級のディーラーネットワークに急速充電器が整備されていけば、たまの遠出や不意の電欠危機において頼りになる充電サービスとなりそうだ。
正反対に、EVで日本一周をしようというケースにおける最適解を考えてみたい。
この場合であれば、e-Mobility Powerの会員になることがオススメだ。
前述したように、同サービスは高速道路を多く走るドライバーにはもっとも利便性が高い。ほかのサービスでもe-Mobility Powerと連携していることは多いが、料金のリーズナブルさでいえば、やはりe-Mobility Powerの急速/普通充電併用プランが一歩抜きんでている印象がある。
ただし、これは日本一周をするという条件に限った話。やはり、基礎充電を基本に運用することがEVのランニングコストを抑えることに変わりはない。
基礎充電がなく公共充電だけで運用するケース。遠出をすることが多いユーザーであれば、なんらかの充電サービスの会員になっておくと、ビジター利用よりコストを抑えることができる。
その場合、どんな充電サービスに加入するかは生活圏において、もっとも便利で頻繁に使うであろう急速充電器を利用できるサービスに加入するのが正解といえる。充電料金の違いにこだわるより、利便性を重視するほうがストレスなくEVライフを過ごせるだろう。
















































