航続距離は標準モデルでも余裕の700km
しかし、このA6 e-tronならびにS6 e-tronにとって最大の魅力は、走行性能にあるかもしれない。
先述の通り、空力性能に秀でたエクステリアデザインと、PPEプラットフォームがもたらす効率的なレイアウトにより、A6スポーツバックe-tronパフォーマンスの一充電走行距離は769km、A6アバントe-tron パフォーマンスは734kmに達する。
さらに、A6スポーツバックe-tronに、バーチャルエクステリアミラーとアダプティブエアサスペンションを組み合わせたオプション「レンジプラスパッケージ」を装着した場合は、846kmまで一充電走行距離を伸ばすことができる。これは2025年7月現在、日本国内で販売されているEVではもっとも長い一充電走行距離ということになる。
これだけ航続性能に優れたモデルであっても、十分スポーティな走行性能が与えられている。A6 e-tronの両モデルは1モーターのリヤ駆動、280kWのシステム最高出力で、0-100km/h加速は5.4秒、最高速度は210km/hと必要十分な性能を持つ。
スポーティグレードのS6スポーツバックe-tronならびにS6アバントe-tronは、ともに2モーターのクアトロ四輪駆動で、システム最高出力は405kWに達する。これにより0-100km/h加速は3.9秒、最高速度は240km/hへと性能アップを果たす一方、一充電走行距離は若干スポイルされ、スポーツバックが726km、アバントが706kmとなる。
気になる車両価格とCEV補助金
充電性能はプレミアムチャージングアライアンス(PCA)をはじめとする150kWの急速充電器を使用した場合、最大135kWの充電が可能で、充電状態(SoC)10%から80%までの充電を約35分で行なえる。なお、新車購入特典として、PCA利用登録後の1年間は月額基本料の1800円と、都度充電料金(150kW急速充電75分/円、90kW急速充電45円/分)が無料になるという。
CEV補助金はA6スポーツバックe-tronパフォーマンスのみ68万8000円、そのほか3タイプのA6 e-tronおよびS6 e-tronは52万8000円となる。
ステアリングはすべて右ハンドル仕様。バッテリー総電力量も全車共通の100kWh。税込車両本体価格は981万円からS6アバントe-tronの1471万円までとなっている。
TET編集部













































