ヒョンデは11月1日に販売を開始する新型の電気自動車「コナ」の価格を発表した。下記表のとおり、399.3万円(税込)から489.5万円だ。

コナがアイオニック5と同様に、国から65万円の補助金が交付される場合、実質334.3万円で購入可能になるだろう。
東京都民の場合は、都からさらに45万円の補助金が期待できるので289.3万円になる。自宅に太陽光発電設備がある場合はさらに30万円がプラスされ、合計140万円も安くなり、259.3万円で購入できる可能性がある。
コナは前輪駆動(FWD)の電気自動車で、バッテリーの大きさは2種類、グレードは4種類が用意される。
一充電走行距離は、48.6kWhバッテリーのCasualグレードが456km(WLTCモード、参考値)、64.8kWhバッテリーのLoungeグレードが541km、Voyageグレードが625kmと発表された。
給電口は、フロントナンバーの右上にあり、“顔”が左右対称ではないことがコナの特徴のひとつだ。
そんなコナのCd値は0.27と兄貴分の「アイオニック5」よりも0.05良好なことが、優秀な一充電走行距離につながっている。
ボディカラーは、日本専用色の「デニムブルーマット」を含む8色があり、2トーンも3種類から選択できる。内装色も3色が用意された。

同じSUVでライバルとなりそうなBYD「アット3」(税込440万円)は、58.56kWhのバッテリーで、一充電走行距離は470kmだ。
ボルボ「EX30」(559万円)は、69kWhのバッテリーで、一充電走行距離は480km(欧州仕様車、WLTPモード。日本仕様車は未定)と発表されている。
フォルクスワーゲン「ID.4」(Liteグレード、514.2万円)は、52kWhのバッテリーで、一充電走行距離は435kmだ。
日本でも、全長4.3〜4.6mのSUV電気自動車の選択肢が増えてきた。ぜひ気になる方は近くのディーラーや実車を体験可能なスポットで実際に触れてみてはいかがだろうか。
コナ(Casualグレード)
全長:4,355mm
全幅:1,825mm
全高:1,590mm
ホイールベース:2,660mm
車両重量:1,650kg
一充電走行距離:456km(WLTCモード、参考値)
最高出力:99kW(約135ps)
最大トルク:255Nm
バッテリー総電力量:48.6kWh
モーター数:前1基
駆動方式:FWD(前輪駆動)
荷室容量:466L(VDA)
Cd値:0.27
予定価格帯:399.3万円
コナ(Casualグレード以外)
全長:4,355mm
全幅:1,825mm
全高:1,590mm
ホイールベース:2,660mm
車両重量:1,730-1,790kg
一充電走行距離:541-625km
最高出力:150kW(約204ps)
最大トルク:255Nm
バッテリー総電力量:64.8kWh
モーター数:前1基
駆動方式:FWD(前輪駆動)
荷室容量:466L(VDA)
Cd値:0.27
予定価格帯:452.1万円~489.5万円











































