コラム
share:

<第13回>上限85万円の補助金を受けられる電気自動車はどのモデル? | 知って役立つEV知識・基礎の基礎 御堀 直嗣


TEXT:御堀 直嗣
TAG:

差がある地方自治体による補助

以上が、国の補助金制度で、ほかに自治体独自の補助金制度を施行しているところがある。補助制度が厚いのは東京都だ。EVを個人で購入した場合は最高45万円が支給される。
ただし、45万円の対象となるのは、V2Hへの対応か、車内のコンセントから交流100/1500Wの電気を外部へ取り出せる機能を持つことが条件になる。輸入車ではV2Hへの対応は限られるが、車内の100Vのコンセントから車外へ電気を取り出せる機能は取り付けられている例があり、それであれば45万円支給される可能性が高い。

そうした外部給電機能を持たないEVは、35万円に減額となる。それであっても、購入時の諸経費のうち消費税分を補填したり相殺したりできるかもしれない金額を補助される価値は大きいだろう。

東京都の補助金は、EVのほかにプラグインハイブリッド車(PHEV)にも最高で45万円、燃料電池車(FCV)には最高110万円の支給がある。
EVの購入に加え、再生可能エネルギーの導入を行うと、上記の補助金額に個人の場合で15万円の上乗せが行われる。ここでいう再生可能エネルギーとは、現実的には太陽光発電の自宅への設置だろう。
東京都の補助には事業者向けの対応もある。個人に比べ金額は低くなるが、事業所などでEVを導入したり、太陽光発電を設置したりすると、同様に補助が行われる制度となっている。

自治体によるEV補助金制度は、たとえば大阪府でさえ独自の制度を実施しておらず、地域の導入意欲や予算規模によって大きく差がある。国の補助金は全国一律だが、自治体の状況は地域で異なるため、購入時には自分で検索するだけでなく、販売店などからも情報を入手しながら検討するといいだろう。

<第14回>欧州メーカーはなぜ電気自動車に走ったのか? | 知って役立つEV知識・基礎の基礎 御堀 直嗣

TAG:

PHOTO GALLERY

NEWS TOPICS

EVヘッドライン
ゲーミングPCでお馴染みの「MSI」がEV用充電器に参入ってナゼ? 設置とサポートを行う「パルコミュニケーションズ」に魅力を聞いた【後編】
ゲーミングPCでお馴染みの「MSI」がEV用充電器に参入ってナゼ? 狙いと魅力を直撃取材した【前編】
日本に何が起こった? BEVが売れない……ハズが2025年10月は電気自動車が売れまくっていた
more
ニュース
日本専用チューニングを施したヒョンデの新型FCEV「ネッソ」が発売開始! 価格は実質603万円から
5C超急速充電で300km6分の衝撃スペック! 日産が新型SUV「NX8」を中国市場に投入
4年連続EV販売トップの新色は「水面乃桜」! 日産サクラがマイナーチェンジで外観先行公開
more
コラム
中国で「速すぎるEVの加速を規制」の噂! だからといって「やっぱりEVはトルクがありすぎて危険」の見解は浅はかすぎる
「EVってぶっちゃけ楽しい?」 エンジンをぶんまわして走り続けてきたレーシングドライバーに直撃!
ホンダと日産の合併話のときにチラチラ見え隠れしていた台湾のホンハイ! EV事業の本格始動で何が起こる?
more
インタビュー
ゲーミングPCでお馴染みの「MSI」がEV用充電器に参入ってナゼ? 設置とサポートを行う「パルコミュニケーションズ」に魅力を聞いた【後編】
ゲーミングPCでお馴染みの「MSI」がEV用充電器に参入ってナゼ? 狙いと魅力を直撃取材した【前編】
「BMWの核はセダン」。「i5」での表現は、BEV世代のセダンの在り方を示している。
more
試乗
【試乗】速さはスーパースポーツ並! AWD技術も完成の域! アウディS6スポーツバックe-tronに望むのは「感性に訴えかける走り」のみ
【試乗】いい意味で「EVを強調しない」乗り味! 本格4WDモデルも用意される期待のニューモデル「スズキeビターラ」に最速試乗
マイチェンで名前まで変わった「アウディQ8 e-tron」ってどんな車? [Q8 e-tron試乗記]
more
イベント
東京湾岸に140台超のEVが集結で大盛り上がり! 「NEW YEAR EV MEET 2026」の勢いがスゴすぎた
日本生まれの英国EVスポーツクーペや全幅1m切りの小型モビリティなどEVも元気! 会場で見つけた気になるEV一気見せ【東京オートサロン2026】
新型レクサスESがモデリスタ仕様で登場! ヒョンデはMIYAVIコラボで対照的なEV披露【東京オートサロン2026】
more

PIC UP CONTENTS

デイリーランキング

過去記事一覧

月を選択