モンスター田嶋が開発アドバイザーとして参画
1月9日から11日まで開催されたカスタムカーの祭典「東京オートサロン2026」において、1台の見慣れぬEVスポーツセダンが登場した。その名は「モンスタースポーツ007」という。

この車両を展示したのは、スズキ車を中心に、さまざまな車両の販売およびモータースポーツ活動を行なうほか、グリーンスローモビリティをはじめとした次世代モビリティの開発販売、インポーター事業に防災やリゾート事業まで、多岐にわたる事業を展開するタジマモーターコーポレーションのモンスタースポーツブースだ。
このモンスタースポーツ007は、中国のDONGFENG(ドンフェン)ブランドが開発したEVスポーツセダンだ。モータースポーツにおける豪快な走りから「モンスター田嶋」のニックネームで知られる、タジマホールディングス代表取締役会長兼社長の田嶋伸博氏がアドバイザーとして参画しており、スポーツドライビング性能を追求した新たなハイパフォーマンスEVスポーツセダンだと定義されている。

ドンフェンというと馴染みがないかもしれないが、これは中国の三大国営自動車メーカーのひとつである東風汽車集団の1ブランドだ。その東風汽車は、東風日産や東風ホンダとして中国国内向けの日本車の製造開発を行っている、あの「東風」だ。
BYD・シャオミ・そして東風がついに日本へ
1月9日に行われた発表会では、ドンフェン・ジャパンの執行役員、ザック・リュウ氏がスピーチを行い、長年にわたる日系自動車メーカーとの協業を通じて技術やエンジニアリング能力を向上させたことへの謝辞を述べるとともに、モンスタースポーツとともに今後も日本の自動車産業へ継続した関りを持てることへの期待を述べた。そして、このモンスタースポーツ007に対しては「日本の真のパフォーマンスDNAをこのクルマの開発に注ぎ込むことができたことを光栄に思います」とコメントした。

日本への輸入代理店はZEV&NEVインターナショナルが務め、最初の販売店はモンスターインターナショナルになることが発表された。
また、ZEV&NEVインターナショナルからは、モンスタースポーツ007を皮切りに、東風汽車がラインアップする多数の車両を、今後日本市場へ積極的に紹介していきたいとのことで、フランチャイズ形式の販売店募集を同時進行させていくことが発表された。つまり、東風汽車・ドンフェンブランドのさらなるモデルが今後日本に上陸し、販売する可能性があるということだ。

そこにはむろんタジマモーターコーポレーションの存在は不可欠で、モンスタースポーツ007の高性能ぶりをアピールするため、この車両によるワンメイクレースの開催も今後視野に入れているとして、早速ブース内にはレース車両らしいリバリーを施したモンスタースポーツ007レーシングコンセプトも展示された。

アドバイザーとして参画したモンスター田嶋氏は、これまでのモータースポーツ活動、とりわけ公道を使用し、事故なくゴールまで安全にマシンを速く走らせる必要のあるラリー競技やヒルクライム競技を例に出し、究極的に安全かつ速い市販車を作るためには四輪駆動が必要不可欠であることを強調した。

さらに、トルクベクタリングが重要だと指摘し、モンスタースポーツとしてこれまで世界最高峰のヒルクライム競技「パイクスピーク」で培ったEVマシンとトルクベクタリング技術の経験を、惜しみなくこのモンスタースポーツ007には投入したと語った。


































































