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ホンダの軽EV第2弾「N-ONE e:」がいよいよ見えてきた! 今秋デビューを前に先行予約&ティザーサイトをオープン


TEXT:TET 編集部 PHOTO:Honda/TET 編集部
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N-ONEを電気自動車仕様にリデザイン

今秋の発売が予定されているホンダの新型電気自動車(EV)「N-ONE e:」が、8月1日より先行予約を開始した。それと同時にティザーサイト(先行情報サイト)もオープンし、徐々にホンダの軽EV第二弾にあたるこのクルマの全容が見えてきた。

2025年秋の発売を前に公開されたN-ONE e:

ベースとなったN-ONEは、ご存知のようにホンダの人気軽自動車「N」シリーズの一翼を担うプレミアム軽自動車として確固たる地位を築いているクルマだ。そのN-ONEをEVモデルに仕立てるにあたっては、バッテリー、インバーター等のEV特有のパワーユニットを軽自動車規格の枠内に収めるため、デザインチームは設計に苦慮したという。

同じ顔のN-ONE e:は2台と無い!?

フロントデザインは再設計され、内燃機関モデルのN-ONEに比べると幾分ボンネットを中心に角張らせた印象。一方フロントグリルを含む各種開口部はミニマムに設計され、シンプルかつモダンな印象を与えている。

2025年秋発売のホンダ軽EV「N-ONE e:」の左側面

ホンダの軽EV第1弾にあたるN-VAN e:でも採用されたバンパーリサイクル材は、さらなる改良が加えられてN-ONE e:にも引き継がれた。そもそもバンパーリサイクル材とは、生産過程で廃棄されたバンパー材を回収・洗浄・粉砕まで行って再利用したもので、その過程の妙で表面に現れる白い粒子状の斑点が1台ごとに異なる。

バンパーリサイクル材を使用したN-ONE e:のフロントグリル

N-VAN e:用のバンパーリサイクル材に比べ、あえて斑点がしっかりと視認できるよう改良が施されたというN-ONE e:用のバンパーリサイクル材を使用したフロントグリルは、視覚的な特徴にもなっている。むろん、現代に求められるサスティナビリティを追及したがゆえの表現ではあるが、同じ模様のフロントグリルが他には存在しないと考えればなかなか面白い取り組みだ。

ほかにもフロアカーペットにはホンダ従業員の作業着を再資源化して活用するなど、環境性に配慮した創意工夫がそこかしこに散りばめられていて、エコロジー意識の高いユーザーにとっても満足度が高いといえるだろう。

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