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価格・航続距離・パフォーマンスでテスラを圧倒!? 中国の巨大スマホメーカー「シャオミ」が作ったEV「YU7」がついにデビュー


TEXT:TET編集部

黄金比で魅せるラグジュアリーなエクステリア

中国でスマートフォンなどを手掛ける家電メーカーのシャオミが、自動車業界に参入していることは広く知られている。そんなシャオミがライバル車顔負けのスペックを持つ新型の車両、「YU7」を発表した。

YU7は、高級感とスポーティさを兼ね備えたプロポーションを誇る。ホイールベース対ボディ全長は3:1、タイヤ径に対する車高を2.1:1、車幅対車高を1.25:1という理想的なバランスを重視し、見る者に強い印象を与える美しいプロポーションを実現することにデザインの重きが置かれたのだという。

これにより、シャオミYU7は高性能SUV特有の低重心で力強いスタンスを体現している。とくに1:3という超ロングノーズな比率により、伸びやかなフードラインを形成し、ラグジュアリーさを表現している。一方で、659mmのクラッシャブルゾーンを確保することで、安全性にも優れた効果を発揮している。

ボディカラーは9色もの多彩なバリエーションが用意され、それぞれが個性を解き放っている。ホイールも19〜21インチの3サイズ、仕上げの異なる2種にデザインが6種類とバリエーションが豊かだ。それぞれグレードによって選択できるホイールは異なるものの、より長距離を走りたいユーザーに向けてはCLTC航続距離が最大760kmとなる19インチのダイヤモンドカットホイールとロングレンジタイヤの組み合わせ、よりスポーティかつプレミアムな走りを求めるユーザーには、CLTC航続距離が670kmとなる鍛造21インチホイールとサウンドインシュレーション(遮音)機能を備えたミシュラン・パイロットスポーツEVの組み合わせがマッチするとシャオミは説明している。

いずれのホイールも、ホイールが回転中でもセンターのシャオミロゴが正位置に保たれる「ローティングセンターキャップ」を採用。その奥に見えるブレーキは、レッドまたはイエローのブレンボ製4ピストン固定キャリパーだ。

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